私の塾は中学生は週2回か3回、時間は午後6時から10時までで何時間いても構わない。
教科数も関係ないので、やる気のある生徒は4時間ビッシリで5教科学習することも可能だ。
部活を終えてから来る生徒も多い。
9時近くに来て10時半くらいまで粘っていく高校生もいる。
みんな部活と勉強を両立させようとがんばっているのだ。
幸か不幸か、最寄りの中学校は長野市の中でもいろいろなスポーツが強い方なので、運動部に入っている子が圧倒的に多い。
部活に加えて地域のクラブにも加入している数名は、週2回も通えないとのことで、特例で週1回で受け入れている。
週1回ではとても5教科をバランス良くとは行かないので、やむをえず数・英・国を優先することになる。
中3の今頃、部活を卒業した子どもたちは、ようやく高校受験を意識し始める。
それまで週1回しか来られなかった子も、今までの分を取り戻そうと週3回通い出すことが多い。
夏休み前にその態勢に入ってくれれば、3月までに十分何とかなるのだが...。
当然、最後の大会で早々に負けた子ほど、早くその態勢に入ることになる。
毎年この時期は複雑な心境だ。
2年と少しがんばってきた部活の最後の大会だから、できるだけ勝ち進んでほしいという思いの一方、少しでも早く勉強に専念してほしいとも思う。
特に、それまで週1回さえまともに来ていない子に対しては、本人には申し訳ないが後者の気持ちが強い。
いい加減、部活から卒業してくれ!そんなことやっている場合じゃないだろ!というのが偽らざる心境だ。
塾に来られなくても学校や家で十分な勉強ができているというのならいいが、たいていの場合はそうではない。
中2までの範囲が覚束ないことが多いので、学校ではお客様状態のことも多かろうし、家に帰れば疲れ切って寝てしまうというのが標準的なパターンだろう。
皮肉なことに、そういう子(orそういう子がいるチーム)ほど勝ち進むことになるわけだから、勉強への切り替えが遅くなる。
9月なってから本格的に受験勉強に取り組もうと思っても、基礎を固め直すだけで今年が終わってしまう...。
以前見学に行った横浜の塾の先生は、週4日も5日も練習がある部活と勉強の両立は難しいと公言していたし、周りでは部活禁止の塾もあるという話だった。
全国ではどうなのだろう...。
勉強に対してだけでなく、部活は家族のあり方にも大きな影響を及ぼしている。
土曜も日曜も、練習だ試合だと駆り出され、家族揃って出かけることもままならない。
さらに送り迎えや応援にと、子どもの部活中心の休日に振り回されている親も少なくないだろう。
「たかが部活」が子にも親にもこれだけ大きなウェイトを占めていることが、私にはどうしても異常な状況に思われる。
以前にも書いたが、部活やスポーツに打ち込むのは良いこと、という根強い信仰にとらわれて思考停止になっていないか。
世の風潮は部活の良い面ばかりを強調しすぎているのではないだろうか...。
せめて週のうち3日は休みとか、土・日のどちらかは休みとかできないものだろうか。
「部活命」の教師がいては無理かも知れないが...。
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教科数も関係ないので、やる気のある生徒は4時間ビッシリで5教科学習することも可能だ。
部活を終えてから来る生徒も多い。
9時近くに来て10時半くらいまで粘っていく高校生もいる。
みんな部活と勉強を両立させようとがんばっているのだ。
幸か不幸か、最寄りの中学校は長野市の中でもいろいろなスポーツが強い方なので、運動部に入っている子が圧倒的に多い。
部活に加えて地域のクラブにも加入している数名は、週2回も通えないとのことで、特例で週1回で受け入れている。
週1回ではとても5教科をバランス良くとは行かないので、やむをえず数・英・国を優先することになる。
中3の今頃、部活を卒業した子どもたちは、ようやく高校受験を意識し始める。
それまで週1回しか来られなかった子も、今までの分を取り戻そうと週3回通い出すことが多い。
夏休み前にその態勢に入ってくれれば、3月までに十分何とかなるのだが...。
当然、最後の大会で早々に負けた子ほど、早くその態勢に入ることになる。
毎年この時期は複雑な心境だ。
2年と少しがんばってきた部活の最後の大会だから、できるだけ勝ち進んでほしいという思いの一方、少しでも早く勉強に専念してほしいとも思う。
特に、それまで週1回さえまともに来ていない子に対しては、本人には申し訳ないが後者の気持ちが強い。
いい加減、部活から卒業してくれ!そんなことやっている場合じゃないだろ!というのが偽らざる心境だ。
塾に来られなくても学校や家で十分な勉強ができているというのならいいが、たいていの場合はそうではない。
中2までの範囲が覚束ないことが多いので、学校ではお客様状態のことも多かろうし、家に帰れば疲れ切って寝てしまうというのが標準的なパターンだろう。
皮肉なことに、そういう子(orそういう子がいるチーム)ほど勝ち進むことになるわけだから、勉強への切り替えが遅くなる。
9月なってから本格的に受験勉強に取り組もうと思っても、基礎を固め直すだけで今年が終わってしまう...。
以前見学に行った横浜の塾の先生は、週4日も5日も練習がある部活と勉強の両立は難しいと公言していたし、周りでは部活禁止の塾もあるという話だった。
全国ではどうなのだろう...。
勉強に対してだけでなく、部活は家族のあり方にも大きな影響を及ぼしている。
土曜も日曜も、練習だ試合だと駆り出され、家族揃って出かけることもままならない。
さらに送り迎えや応援にと、子どもの部活中心の休日に振り回されている親も少なくないだろう。
「たかが部活」が子にも親にもこれだけ大きなウェイトを占めていることが、私にはどうしても異常な状況に思われる。
以前にも書いたが、部活やスポーツに打ち込むのは良いこと、という根強い信仰にとらわれて思考停止になっていないか。
世の風潮は部活の良い面ばかりを強調しすぎているのではないだろうか...。
せめて週のうち3日は休みとか、土・日のどちらかは休みとかできないものだろうか。
「部活命」の教師がいては無理かも知れないが...。
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