海外移住の現実について
さて今回は海外移住の問題点について考えてみます。
観光旅行でのホテル滞在や、短期の留学では分かりにくい問題点を幾つか挙げます。
(写真上、インドネシアのバリ島のビーチ The Legian Bali)
まずホテルの立地は便利な所か、風光明媚な海岸や丘の上にあったりします。室内はいつも綺麗に清掃され、庭の花や木々も美しく手入れされています。
行く先々では、丁寧なもてなしを受けます。もちろん現地の人達にとって私たち観光客は貴重な収入源ですからね。変な評判がたったら誰も来なくなってしまいます。
そこで、この街は素晴らしいところだと思い(勘違いし)移住を検討し始めます。
ネットでも出来る限りの情報収集をします。
現地にも再度出かけて、数ヶ月間滞在してみたりします。
現地の人達が行くスーパーで買い物をしたり、レストランで食事をしたりします。
でも滞在先はホテルか、旅行客相手の短期滞在向けの施設ですよね。
しかし、実際移住してみると分かる事があります。
例えば、温暖な地区にある発展途上国の場合
1. 予想以上の大気、水質汚染
2. 騒音(クラクション、建設現場)
3. 交通ルールの曖昧さ
4. 低い建築技術(遮音、上下水道の臭い、カビ)
5. バブル気味の経済(割高な住宅、自動車、ブランド品などの価格)
6. 食品衛生の問題(下痢、食あたり)
7. 男女平等に対する意識の違い
8. 低いサービスレベル(レストラン、タクシー、宅配)
9. 虫害(か、ノミ、シラミ)
10. 低いレベルの医療機関
11. 為替の問題
12. 税制の問題
経験的につらいのは、キッチンやバスルームの下水溝からの悪臭、カビ臭や、虫害、下痢が頻繁に起こると限界を感じます。これは、現地の高級と言われるような物件や、敷地内のジム、近所のレストランで起こったことです。
また、長期不在にした場合のカビの発生も堪え難いですね。
賃貸物件なら引越せば済みますが、購入した場合は簡単には引越せないですよね。
ざっと思いつくだけ挙げてみましたが、これは多くの国で当てはまるのではないでしょうか?
これらの全てをクリアできる、日本と同レベルの生活水準を保てる、そんな都合のいい国なんてないですよね。
もし日本と同じレベルの生活水準を期待するのであれば、日本以上の生活コストが掛かります。
海外に移住して、日本より低い生活水準で満足できますか?
今の収入、資金で何年海外で滞在できますか?
参考までに
ヨーロッパ、北米の場合
1. 生活コストの高さ
2. 北部地域の冬場の短い日照時間
その他、地域によっては発展途上国にあるような問題がまだあります。
イギリス移住の問題点は過去の記事「英国 Pros and Cons at Holland Park」を参考にしてみてください。
(今は、イギリスが日本より過ごしやすくて大好きですが、移住当初は友人も少なく結構大変でした。)
また、私がよく比較するのがタクシードライバーのレベルです。安全運転はもちろんですが、遠回りをしたり、メーターに細工をして高額な運賃を請求したり、色々な事が起こります。キチンとメーターを使い、正規の運賃を請求する。当たり前のことが、キチンと出来ている国を選べば移住後の問題も少ないと思います。「タクシードライバー指数」を自分なりに作り比較してみてください。
いつもは、海外移住の良い側面ばかり書いているので今回は、問題点に焦点をあててみました。
色々じっくり考えて、「結論は海外移住しかない!」と言う方はぜひこちら、ル・セルヴァンのホームページで海外移住の条件等を参考にしてみてください。また、Facebookにも情報ページを作りました。最新の移住、不動産情報の提供をしています。
お勧めは、不動産投資により永住権、市民権獲得の可能性の一番高いポルトガル。この手の移住プランを提供している国では、最も費用対効果が高いと言われます。原発も相続税もありません。
そして、寄付により最短で市民権の取れるマルタです。もちろん、原発も相続税もないタックスヘイブンです。
ル・セルヴァン・ウェルスマネジメント香港株式会社
Email: info@le-cervin.com
ホームページ: http://lcwm-premier.com
さて今回は海外移住の問題点について考えてみます。
観光旅行でのホテル滞在や、短期の留学では分かりにくい問題点を幾つか挙げます。
(写真上、インドネシアのバリ島のビーチ The Legian Bali)
まずホテルの立地は便利な所か、風光明媚な海岸や丘の上にあったりします。室内はいつも綺麗に清掃され、庭の花や木々も美しく手入れされています。
行く先々では、丁寧なもてなしを受けます。もちろん現地の人達にとって私たち観光客は貴重な収入源ですからね。変な評判がたったら誰も来なくなってしまいます。
そこで、この街は素晴らしいところだと思い(勘違いし)移住を検討し始めます。
ネットでも出来る限りの情報収集をします。
現地にも再度出かけて、数ヶ月間滞在してみたりします。
現地の人達が行くスーパーで買い物をしたり、レストランで食事をしたりします。
でも滞在先はホテルか、旅行客相手の短期滞在向けの施設ですよね。
しかし、実際移住してみると分かる事があります。
例えば、温暖な地区にある発展途上国の場合
1. 予想以上の大気、水質汚染
2. 騒音(クラクション、建設現場)
3. 交通ルールの曖昧さ
4. 低い建築技術(遮音、上下水道の臭い、カビ)
5. バブル気味の経済(割高な住宅、自動車、ブランド品などの価格)
6. 食品衛生の問題(下痢、食あたり)
7. 男女平等に対する意識の違い
8. 低いサービスレベル(レストラン、タクシー、宅配)
9. 虫害(か、ノミ、シラミ)
10. 低いレベルの医療機関
11. 為替の問題
12. 税制の問題
経験的につらいのは、キッチンやバスルームの下水溝からの悪臭、カビ臭や、虫害、下痢が頻繁に起こると限界を感じます。これは、現地の高級と言われるような物件や、敷地内のジム、近所のレストランで起こったことです。
また、長期不在にした場合のカビの発生も堪え難いですね。
賃貸物件なら引越せば済みますが、購入した場合は簡単には引越せないですよね。
ざっと思いつくだけ挙げてみましたが、これは多くの国で当てはまるのではないでしょうか?
これらの全てをクリアできる、日本と同レベルの生活水準を保てる、そんな都合のいい国なんてないですよね。
もし日本と同じレベルの生活水準を期待するのであれば、日本以上の生活コストが掛かります。
海外に移住して、日本より低い生活水準で満足できますか?
今の収入、資金で何年海外で滞在できますか?
参考までに
ヨーロッパ、北米の場合
1. 生活コストの高さ
2. 北部地域の冬場の短い日照時間
その他、地域によっては発展途上国にあるような問題がまだあります。
イギリス移住の問題点は過去の記事「英国 Pros and Cons at Holland Park」を参考にしてみてください。
(今は、イギリスが日本より過ごしやすくて大好きですが、移住当初は友人も少なく結構大変でした。)
また、私がよく比較するのがタクシードライバーのレベルです。安全運転はもちろんですが、遠回りをしたり、メーターに細工をして高額な運賃を請求したり、色々な事が起こります。キチンとメーターを使い、正規の運賃を請求する。当たり前のことが、キチンと出来ている国を選べば移住後の問題も少ないと思います。「タクシードライバー指数」を自分なりに作り比較してみてください。
いつもは、海外移住の良い側面ばかり書いているので今回は、問題点に焦点をあててみました。
色々じっくり考えて、「結論は海外移住しかない!」と言う方はぜひこちら、ル・セルヴァンのホームページで海外移住の条件等を参考にしてみてください。また、Facebookにも情報ページを作りました。最新の移住、不動産情報の提供をしています。
お勧めは、不動産投資により永住権、市民権獲得の可能性の一番高いポルトガル。この手の移住プランを提供している国では、最も費用対効果が高いと言われます。原発も相続税もありません。
そして、寄付により最短で市民権の取れるマルタです。もちろん、原発も相続税もないタックスヘイブンです。
ル・セルヴァン・ウェルスマネジメント香港株式会社
Email: info@le-cervin.com
ホームページ: http://lcwm-premier.com
台湾では、女性だけでの乗車はしないようにと注意されました。(夜だったからかもしれませんが)
大連では、近距離はメーターですが、少し離れると交渉が当たり前。
結構ふっかけられます(-_-#)
特に夜のタクシーは不安だし、子供を連れているので日本語ができる白タクを頼んでいます。
住居面でもやっぱり問題が多いので、タクシードライバー指数での判断、正解かもしれませんね(*゜▽゜)ノ
上海では、散々タクシードライバーと揉めたので、最近は「Uber」と言うアプリを使って個人タクシーを呼んでいます。車種も高級車からミニバンまで選択肢があるので目的によって使い分けています。値段も手頃で、英語を話せるドライバーもいるので便利ですよ。
イタリアのシチリア島へは13年前行ったきり‥
こちらで見聞を広めさせてくださいね‥(^^ゞ♪
私も初めて海外旅行に行ったのは、就職してからですし、香港に移住したのも40代になってからです。
日本で働いているときは、常に海外勤務希望を出し続け、バブル崩壊ともに海外拠点はほとんど閉鎖... 自力で行くしかないと考え、準備に7年間使いました。
英語も、中学英語から復習し直して2-3年でなんとか使えるようになりました。人生に、遅すぎるはありません。
諦めなければ、夢は必ずかないますよ!
一時、リタイア後に海外でも生活も考えました。
TVでも海外移住乃至はロングステー番組を良く見て、夢見た時期がありました。
田舎生活の夢は抱きませんでしたが、自分の心の中では海外も田舎生活も同じでした。
で、今では海外移住も無くなりました。
海外移住を目指す人は何を夢見てするのでしょうか。
ロングスティー一番人気のマレーシアに行き、日本人だけでかたまり現地に溶け込むことなしに生活していて、生きがいを感じるのでしょうか。
私にはよく分かりません。
せめて、移住するなら日本人が好かれる国で、自分自身もその国を愛し、骨を埋めてその国に役立つのだと思いが無ければ行っても意味がないと思うのですが。
現実的に骨を埋める覚悟で行く人は多いのでしょうか。
リタイヤ世代が異国の地でこり固まっても意味がないと思うのですが。
ネガティブな発言ですいません。
移住する人たちの本音を聞きたくてお邪魔しました。
1~2ヶ月の渡り鳥形式のロングスティーならしてみたいです。
コメントありがとうございます。海外移住の夢って、人それぞれじゃないでしょうか?私の場合は、未知なる物への憧れというか、海外でどれだけ自分の人間力が通用するのか試してみたいと思っていました。
日本人が好かれるかどうかは余り気にしなくても良いと思います。例えば、私の尊敬する起業家のソフトバンクの孫正義氏は、逆に海外から日本に帰化し苦労の末に大成功されていると思います。逆境をバネに奮闘されているのではないでしょうか?
従って、何か目的は必要だと思います。ほんと何でも良いと思います。英語が話せるようになるとか、ワインに詳しくなるとか、リンクスゴルフを極めるとか。たわいのない事で良いと思います。
日本人村についてですが、私はある程度距離をおいて生活していました。日本人の友人は海外には余りいません。親しくしているのは、イタリア、ギリシャ、中国、ロシア、インド、などの語学学校や大学院で知り合った友人や、ビジネスを一緒にしているイギリス、スイス、マルタ、ポルトガルなどの人達です。今プレーをしているイングランド南東部のサンドウィッチのゴルフコースも日本人でメンバーシップを持っているのは私だけです。
骨を埋める覚悟が必要かどうかですが、余り考えなくても良いと思います。私は、数年で日本に帰るつもりでしたが、居心地がよくなって余り日本には帰りたくありません。水が合っていたんでしょうね。今は、どこで死んでも良いと思っています。(先祖代々の墓があるので骨は日本に埋めてもらいます。)また、長男の責任を果たすために定期的に帰るようにしています。
数ヶ月で移動する渡り鳥的なロングステイですが、ご夫婦でするなら楽しいと思いますが、現地に生涯の友人を作れるかどうかは難しいと思います。結局、日本の今のコミュニティを持って移動しているだけですから、なんら旅行と変わらないと思います。
最後にひとつ、始めはイギリスを海外として意識していましたが、今はイギリスの高速をドライブしていても日本にいる錯覚を覚えます。またロンドンの地下鉄に乗っていても、何ら東京に居る時と違いを感じません。慣れって不思議なもんですね。
リタイア世代と現役世代で移住も少し違うのかとも感じました。
現役世代が海外勤務を好まない人が昔と比べると増えてと言っていました。
冒険心の無い現役世代が増えるのも問題ですが、リタイア世代として事細かく目的を見つめる必要もないのかもと思いました。
ありがとうございます。
今回も、スペインの青年とメールアドレスと電話番号を交換しました。(スキポールに向かう機内で)
ポルトガルではフランス人の夫婦と通じない日本語&英語とフランス語で話をしました。
誰とでも直ぐに話するので添乗員さんがスリに会わないかと心配していました。
ネガティブなコメントに真摯にご返事頂きありがとうございました。
ロングステーの所は少し胸に沁みました。
昔の思い出の旅日記(イギリス列車の旅)を来月から記載します。
都合のよい時に見てください。
(序文はアメリカからです)
「イギリス列車の旅」おもしろそうですね。楽しみにしてます。