Happyヨーロッパ移住|The Lancaster MBA

【海外移住応援ブログ】ヨーロッパ移住、イギリス移住、マルタ移住、スペイン移住、ポルトガル移住、エーゲ海/ギリシャ移住情報

Hill Top (湖水地方)

2015-10-22 | Travel / UK (イギリス旅行)
懐かしのイングランド湖水地方

さて今回は、「ピーターラビットのおはなし」で有名なイングランド北西部に位置する湖水地方のヒル・トップの美しい景色です。イギリスというとロンドンの曇り空をイメージされる方が多いと思いますが、水色の空、樹々の緑、そしてゆったりと流れる時間が私のイギリスのイメージです。



ランカスター大学マネジメントスクール時代に暇を見つけては旅した場所に湖水地方があります。ランカスターから湖水地方までは、車で約1時間から1時間半で気軽に行くことが出来ます。ニアソーリー村(Near Sawrey)のヒル・トップはピーターラビットの舞台として、また作者のビアトリクス・ポターさんが住んでいたことで知られています。



A11u7417

A11u7432

A11u7443

A11u7461

写真上6枚、ビアトリクス・ポターさんが住んでいた家と、ニアソーリー村の美しい景色

こののどかな佇まいが、都会に疲れた自分にはなんとも癒されます。下の写真は、途中で立ち寄った近くの湖と渓流、名前は残念ながら忘れてしまいました。



A11u7475

(この記事は2012年10月に書きかけた記事を仕上げた物です。)

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

海外移住のすゝめ

2015-10-10 | HAPPY海外移住
海外移住の意義とは?

さて今回は、海外移住の意義について考えてみたいと思います。
キーワードは「リーダーシップ」「言論の自由」「国際分散投資」の3つです。



(写真上、イングランド北西部の湖水地方ののどかな田園風景と広い空)

〈リーダーシップ〉
日本を外から見て一番強く感じるのは、日本に「リーダーシップ」と言う概念が弱いことです。リーダーを育てる土壌がないのではないかと言うことです。

どうしたらリーダーになれるかについての書籍も少ないし、そもそも「リーダー論」なんて学校で習ったことがありません。リーダーシップは一部のエリートだけのものでしょうか。それとも現場で体験から学べと言うことでしょうか。

どちらかと言えば、「良い従業員になる方法」「使われやすくなる為に」的な教育がされている気がします。
(未だに封建主義と儒教思想が価値観の中心?)
小学校の徒競走で順位を付けなかったり、手をつないで一緒にゴールしたりと不思議な光景が見られます。

勝てば嬉しいし、負ければ悔しい。悔しいから、もっと努力をして次は勝てるようにするのが、すごく当然だと思います。かけっこがだめなら、勉強で勝てば良いし、それもだめなら、ピアノでも絵でも図工でもなんでも良いと思います。一番になれるもの、リーダーになれるものを気付かせてあげるのが教育だと思います。

少子高齢化対策や、年金の財源問題は、すぐにでも効果のある対策を打たなければ日本の財政破綻は時間の問題です。いつまでも黒田バズーカに頼っている訳には行きません。


総務省、日本の高齢化の推移と将来推計より

そして、ある日突然「ごめんなさい」で預金封鎖、大増税では困ります。
若者が希望をもって活躍できる国づくりをしなければ日本の国力は衰えるのみです。

でもこれって、誰が、いつ決断するんでしょう?

私が、イギリスに移住をして最も驚いたのは、イギリス首相のデビット・キャメロンの行動力です。まずリーマンショックでイギリスの財政が厳しくなった時、すぐに消費税(VAT)を17.5%から20%に上げました(2011年)。もちろん、国民から相当の非難を浴びました。一方で、2013年に法人税を2015年に20%に引下げることを決定し、英国内で活動する企業が国際競争で有利になるようにしました。さらに2020年に法人税は18%に削減される予定です。

また、人道的立場からリビアの独裁政権を倒す為にリビア空爆を指示しました。
(当時はBBCのニュースで、福島第一原発の事故により大量の放射性物質の拡散の様子が終日報道され、原子力発電反対運動が高まっていました。リビアへの空爆開始後は、戦闘機が飛び立つ様子が終日報道され原発事故のニュースは減りました。とても偶然とは思えませんが...)


http://japanese.newstime.jp/?p=7876より

決して消費税を上げたり、空爆をするのが良いと言っている訳ではありません。
イギリスを守るために、将来も発展し続けるために、リーダーとしての決断を行い即座に行動に出た事がポイントです。

他国のリーダーの行動から、リーダーシップを学ぶ。貴重な体験です。

〈言論の自由〉
また、日本に帰ってテレビを付ければ、朝から晩まで芸能人関連のゴシップや、笑うに笑えないお笑い系のバラエティ番組だらけです。日本のTV、マスコミはなぜこんなにもレベルが低下してしまったのでしょう。これが言論の自由でしょうか?

イギリスで現地の友人に、「日本人ってイルカ食べるんだって?」
私、「???」

和歌山県太地町のイルカ漁のこともイギリスで見たDVD「ザ・コーブ」(2009年米国)で初めて知りました。日本でイルカを捕っていたんですね、それも「追い込み漁」という凄く残虐な方法で...



飽食と言われる現代にイルカを食べる必要があるのでしょうか。そもそも、それ以前にその事実を知らなかった点が問題です。

また、2012年にUKヒットチャートでアジア出身者で初めて一位になった韓国人のPSYの「ガンナムスタイル」を、日本に帰った時誰も知らなかったのも驚きです。ちょうど韓国の李明博大統領が竹島に上陸した時期で日韓関係が最悪な時でしたが、文化交流まで止めてしまったら一層関係は冷え込むのではないでしょうか。

日本は、意外なところでセンサーシップ(censorship, 検閲)を働かせています。海外からの情報は、操作されていると考えた方が良さそうです。

〈国際分散投資〉
分散投資については、財産3分法が良く知られていると思います。「預貯金」「株式」「不動産」という資産に分散して投資をする方法です。しかしながら、日本国内の資産だけでポートフォリオを組んでいると過去10年間投資をしていても余り資産価値は上昇していないのではないでしょうか。不動産中心の資産構成の場合は、ほとんどの場合目減りしています。

以下、海外市場との比較のチャートを見てください。低金利下で、株価は低迷、住宅価格も下げ続けています。海外に投資することは為替、法律、税制など気を付けることが多いですが、日本に資産をすべて置いておくこともリスクになります。将来の財政破綻がないと仮定しても、海外での運用が有利なことは明白です。

10年国債金利比較

http://www.cowanasset.comより

株価比較

https://www.sbisec.co.jpより

住宅価格比較

http://www.economist.com/node/21009954/より

国際分散投資は、日本からもできますが、海外の金融機関との比較では金融商品のラインアップに限りがあります。また不動産投資については、やはり定期的に現地に赴いて管理する必要があると思います。可能であれば一定期間居住されるのが理想です。

簡単に3つのキーワードについて考えてみましたが、これらの理由だけでも海外に出る意義はあると感じます。日本は素晴らしい国です。何でも揃うとても住みやすい国です。でも海外にはもっと素晴らしい環境があることも忘れないでください。海外に出てさらに視野を広げてください。

チャンスのある方は、ぜひ一度海外に出る事を検討されてみてはいかがでしょうか。



ル・セルヴァン・ウェルスマネジメント香港株式会社
Email: info@le-cervin.com
ホームページ: http://lcwm-premier.com
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

美しい中国|上海の水郷、朱家角

2015-10-07 | Travel / World (世界旅行)
美しい中国探しの旅

今回は、上海のガイドブック「歩く上海」を参考に、美しい中国探しの旅をしてきました。目的地は上海から車で約1時間半の清代の建築物や文化に触れられる「朱家角」(ジュージャージャオ)です。現地の人の中には中国のベニスと言う方もいらっしゃるように運河のある古い街並が特徴です。

ほとんど思いつきの旅のため、タクシー手配のアプリケーションのUberを使って車を呼び、その場で価格交渉をして「朱家角」への日帰り旅行を決めました。途中多少渋滞があったものの、自分で運転している訳ではないので周りの景色を楽しみながら目的地まで行く事が出来ました。



旧市街の中心部には河が流れ、その脇に約100年前の建物と沢山のお店が立ち並びます。懐かしい竹細工や、旬の上海蟹なども売っています。蟹の値段は上海の1/10以下です。週末と言うこともあり大勢の観光客で賑わっていました。





乱開発が進む上海ですが、中心部を少し離れれば古き良き中国の雰囲気を味わう事ができます。







約2時間もあれば一通り見て廻れます。散策の途中で川沿いのレストランの二階で舟の行き交う光景を眺めながら現地の料理を楽しみました。値段は上海の中心部の7~8割といったところですが、味の方はまあまあでした。

さて、「朱家角」を移住先として検討した場合はどうか?まず一番の問題は中国語です。中国語が話せないと生活はほぼ不可能です。あとは衛生面が気になります。やはり初めは上海の中心部の便利なところに住むのが良いと感じます。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

旬の味「上海蟹」

2015-10-01 | Travel / World (世界旅行)
上海蟹シーズンスタート!!

さて今回は、せっかく上海に滞在中なので本場の「上海蟹」を頂いてきました。向かったのは美味しい上海蟹専門店として有名な「成隆行蟹王府」です。上海市内に数店舗あります。ガイドブックでは九江路店が良く紹介されていますが、徐匯区汾阳路の淮海路店、浦東新区のランドマークの一つの88階建ての金茂大厦(ジンマオダーシャ)にも店舗があります。滞在先の近くの店舗に行かれるのが良いと思います。

上海蟹の本場は蘇州市や昆山市などに属している「陽澄湖」と言われますが、上海から車で約1時間半かかます。蟹のお値段も観光地化で上昇の一途をたどり、お得感はなくなりつつあるそうです。余談ですが、現地では大閘蟹(ダーヂャーシエ)と呼ぶそうです。



まずは活きた蟹を確認、活きた蟹を調理して食べるのが鉄則。
洗ってあってとても綺麗です。



そして待つ事約20分、綺麗に柿色に茹で上がりました。美味そう~



さらに蟹味噌、蟹の身、足、爪に解体してくれます。自分で解体しなくて済むので助かります。
そして、凄く美味い!!とろけるような少し甘みのある蟹味噌がなんともいえません。
秋に上海に来るたびに上海蟹を頂きますが、ここの上海蟹が一番美味しいです。



そして旬の松茸と蟹味噌、蟹肉を贅沢に使った蟹豆腐。これまた美味い!!



蟹味噌入りショーロンポー。これも凄く美味い!!



そしてデザートのナツメ



写真上下、入口周辺



大満足の上海蟹でした。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする