Happyヨーロッパ移住|The Lancaster MBA

【海外移住応援ブログ】ヨーロッパ移住、イギリス移住、マルタ移住、スペイン移住、ポルトガル移住、エーゲ海/ギリシャ移住情報

LBS MBA vs Cass MBA vs Imperial MBA

2011-10-03 | MBA準備
多少の課題を残すものの、ランカスターの生活もやっと落ち着いてきました。宿題になっていたロンドンのビジネススクールのレポートと、イギリスのビジネススクール選びを振返りたいと思います。

ロンドンにしばらく住み東京と変わらぬ便利さを実感していたので、イギリスの他の地域のビジネススクールを訪問するまではロンドンに対するこだわりは非常に強く、予算の制約等がなければロンドンの学校に進もうと考えていました。

ただ実際に地方のビジネススクールを訪れるとロンドンにはない広大さや物価の安さと言った魅力を発見しました。特に印象に残ったのは、オックスフォード、ヘンリー、ランカスターの3校です。オックスフォードは歴史的景観と自然のバランスを含む周辺環境がすばらしいし、ヘンリーは学校自体の雰囲気が他のスクールにはないオーラを感じました。またランカスターはビジネススクールの歴史は浅いもののランキング、コンサルティングに焦点を当てたコースセッティング、周辺環境、学校設備、コストパフォーマンスの好バランスに魅力を感じました。特に湖水地方に程近く海、山、川、そして湖といった自然環境のなかでMBAを履修できる事はアドバンテージだと感じました。

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<London Business School>
Full-time MBA 学生数401、平均年齢28歳、北米からの学生16%、欧州から40%、アジア・アフリカ・中東から31%(The Economist MBA rankingより)

間違いなくイギリスでトップのビジネススクール。唯一イギリスで2年制のプログラムを提供しアメリカのビジネススクールとの比較可能な学校だと思います。LBS以外は同条件での比較が困難であるし規模も違うので比較自体余り意味がないと感じます。

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写真上下、ロンドン・ビジネススクール 外装工事中のため撮影には苦労しました。


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<Cass Business School, City University>
Full-time MBA 学生数75、平均年齢29歳、北米からの学生12%、欧州から47%、アジア・アフリカ・中東から32%(The Economist MBA rankingより)

ロンドンの金融街シティにあるビジネススクール。場所柄金融関係のバックグランドを持つ人が多い。何度か説明会に参加しましたがネイティブが多くスマートカジュアルがドレスコードのせいか洗練されたイメージがあります。ただコース自体は特に金融に特化している訳ではなく一般的なMBAプログラムになっています。

写真上、周辺のオフィスビル 写真下、キャス・ビジネススクール

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写真上下、キャス・ビジネススクール内

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<Imperial College Business School>
高級住宅街としても有名なサウス・ケンジントンにあるビジネススクール。大学の評価はオックスブリッジに次いでイギリス3位と言われますが、ビジネス分野での評価は未知数。MBAの方は近年ランクアップに力を入れてFTのランキングでは評価上昇中です。何度か説明会に参加しましたがコース自体はまだ発展途中という印象を受けました。それでもイギリス人曰くCV(履歴書)的にはインペリアルのブランド力は強いそうです。

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写真上下、インペリアル・ビジネススクールのエントランス周辺

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MBA準備|Lancaster University(ランカスター大学)

2011-08-20 | MBA準備
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ランカスターに着いてまず向かったのはランカスター大学。ここでのMBA履修を決める前にもう一度、周辺の環境を確認しておきたかった。キャンパスに来たのは今回で3回目。比較的新しい大学のためか、広大な敷地の中に近代的な校舎とスーパー、銀行、診療所など日常生活に必要なものはここで揃うように良く整備されてると思う。

学生寮もキャンパスの中にあり、MBAの校舎からも徒歩数分。ただ僕はプライベートな時間と空間を確保するため車で通学する予定なので、街の中心部の川沿いか海の近くにフラットを借りようと思っている。それでもロンドンのビジネススクールに通うことと比べれば学費の差額だけで生活できてしまう。生活費はロンドンの約半分。Financial TimesのGlobal MBA Rankingでも2年制のLBS以外は大差ない。

写真上下は、今年の夏オープンのスポーツセンター。在学中はこの最新の施設でトレーニングが出来る。

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次に向かったのはランカスター駅周辺の中心部。イギリスによくある地方の街といった印象。15世紀に薔薇戦争で王位を争ったライバルのヨークと比べるとちょっと寂しい。参考までに薔薇戦争は、赤いバラの紋章のランカスター家と、白いバラの紋章のヨーク家が30年に及ぶ権力闘争を行った為にその名がついたといわれる。日本では湖水地方とピーターラビットの陰に隠れて注目されないランカスターも、イギリスではランカスター朝と続いて起きた薔薇戦争のために良く知られている。

実はこの話、学生時代に世界史で習った気がしますが、今住んでいるロンドンのケンジントンの大家さん夫妻と話をするまではすっかり忘れていました。奥さんはフランス人なのでさらにフランスとの100年戦争にまで話が及んだ事はいうまでもありません。しっかり歴史の勉強をしておけばよかったと反省。。

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ランカスター駅近くで不動産屋さんを数軒発見。そのうちの一軒に入って情報収集。残念ながら、ランカスターは家具付きの物件は少ないらしく、この日は適当な中心部のフラットはなし。中古家具の店を紹介してもらったものの、たった一年のために家具を揃えるのも馬鹿らしいのでこの日の下見は断念。

一軒だけ海沿いに家具付きの物件があるという事で、とりあえず一人で周辺をチェック。隣はゴルフ場。悪くはない、しかし冬の強風や雪のことを考えると片道30分以上はキツイか。。

上の写真はその物件前の海岸。引き潮でただの砂地になっていた。遠くに見えるのは山紫水明な湖水地方の山々。




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Durham MBA v. Strathclyde MBA v. Edinburgh MBA v. Bradford MBA

2011-07-25 | MBA準備
イングランド北部の2校、ダラム・ビジネススクールとブラッドフォード・スクールオブマネジメント。スコットランドの2校、ストラスクライド・ビジネススクールとエディンバラ・ビジネススクールを訪問してきました。これでイギリスのビジネススクールでグローバルランキングの上位100校に名前が載る約95%の学校を実際に見学しました。ロンドンの3校(LBS, Cass, Imperial)は、VSシリーズの最終回でレポートする予定です。

一口に英国MBAと言ってもコースセッティング、ロケーション、学生の国籍バランス、環境によって全く違った体験をすることになると感じます。とくにイギリス北部はロンドンに比べ気候が厳しく、暗く長い冬がさらに2ヶ月長く続きます。ランキングとエージェントの推薦だけで学校選びをすると途中で断念したり、後で後悔する事につながる可能性があります。卒業生も自身の選択を否定する事になり、なかなかネガティブな事は言いにくい場合があります。最終決定をする前に必ず自分自身で現地訪問をして、より多くの人から情報収集する事を強く勧めます。

< Bradford School of Management(ブラッドフォード)>
Full-time MBA 学生数84、平均年齢28歳、北米からの学生0%、欧州から7%、アジア・アフリカ・中東から92%(The Economist MBA rankingより)

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< Durham Business School(ダラム)>
Full-time MBA 学生数90、平均年齢31歳、北米からの学生6%、欧州から9%、アジア・アフリカ・中東から80%(The Economist MBA rankingより)

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< University of Edinburgh Business School(エディンバラ)>
Full-time MBA 学生数40、平均年齢29歳、北米からの学生18%、欧州から36%、アジア・アフリカ・中東から43%(The Economist MBA rankingより)

エディンバラはヨーロッパを代表する金融センターの一つ。街全体がユネスコの世界遺産に指定されている。またエディンバラ大学の評価は世界的に高く、これまでに財界、政界、学術など幅広い分野において多数の著名人を輩出し、英国・欧州圏を代表する伝統の名門大学。

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下の写真は Old College、なぜかエディンバラの歴史ある建造物は暗い色の石を多く使っている。もちろん場所によってはモダンな建物もあり街全体としてはバランスがとれている。

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< University of Strathclyde Business School(ストラスクライド)>
Full-time MBA 学生数70、平均年齢28歳、北米からの学生3%、欧州から3%、アジア・アフリカ・中東から94%(The Economist MBA rankingより)

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Henley MBA vs Ashridge MBA

2011-07-09 | MBA準備
ロンドンから車で1時間程度の距離にある名門ビジネススクール2校を比較しようと思います。ヘンリー(Henley Business School)とアシュリッジ(Ashridge Business School)です。どちらかと言えばマネジメント経験のあるビジネスバーソン向けで少人数制のため日本での知名度はさほど高くありませんが、イギリス国内やヨーロッパからの学生の比率が高く洗練されたイメージがあります。

私は今のところイギリス南部のビジネススクール約15校を訪問しましたが、この2校がイギリスで最も贅沢な環境で、アッパークラス向けの教育を提供していると感じます。また両校とも the Association of MBAs (AMBA), the European Quality Improvement System (EQUIS), the Association to Advance Collegiate Schools of Business (AACSB) の3機関から認定され、エコノミスト(The Economist)のランキングでは常に上位にランクされています。


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<Henley Business School>

1945年設立のイギリスでは最も歴史のあるビジネススクールの一つ。Full-time MBA 学生数45、平均年齢37歳、北米からの学生7%、欧州から54%、アジア・アフリカ・中東から39%(The Economist MBA rankingより)2008年にレディング大学と合併し、約7,000人の学生が在籍しヨーロッパのビジネススクールとしては最大規模になる。
MBA専用の校舎はテムズ川沿いのグリーンランズ・キャンパスにあり、広大な敷地を贅沢に使い学校というよりも四つ星か五つ星のマナーハウスといった雰囲気です。2010年のThe EconomistのMBAランキングでLBSを抑えUK2位、Europe5位、World17位。

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テムズ川もキャンパスの一部のように感じる。この日は今にも雨が降り出しそうな曇天だったが、ヘンリーレガッタ開催中のためか普段は静かなテムズ川も賑わっていた。

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<Ashridge Business School>

Full-time MBA 学生数28、平均年齢34歳、北米からの学生7%、欧州から58%、アジア・アフリカ・中東から33%(The Economist MBA rankingより)
アシュリッジはクランフィールド大学と同様に大学院大学で経営戦略論と戦略的人事論に特色があるMBAです。実は今回訪問するまでは、アシュリッジの名前だけはランキング等でよく目にしていましたが、情報が少なくどんなビジネススクールなのか不明確でした。実際訪れて驚いたのは世界遺産ではないかと思えるような歴史ある修道院を校舎に使用していることです。



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上下写真、入口周辺

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周辺は森林と綺麗に芝が刈り込まれたフールドでまるでゴルフ場のようです。実際近くでクラブ片手に練習している人を発見しました。MBAプログラム中はプレーする時間は限られると思いますが、ゴルフ・コースも近くにあります。写真でははっきりしませんが、野生のシカも生息しているようです。

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Bath MBA vs Exeter One Planet MBA

2011-06-28 | MBA準備
イギリス南西部にあるビジネススクール2校を訪問してきました。バースにある Bath School of Management と エクセターにある Exeter Business School です。バース大学、エクセター大学ともに小高い丘の上にありキャンパスの雰囲気は似ています。またバースは街全体が、ユネスコの世界遺産に指定されていて歴史を感じさせるとても綺麗なところです。一方のエクセターはコーンウォール半島にあり、エクセ川沿いに広がる港町です。エクセター大聖堂が有名。

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<Bath School of Management>
北米からの学生2%、欧州から37%、アジア・アフリカ・中東から57%(The Economist MBA rankingより)
大学、ビジネススクールともリサーチ、教授陣の質において英国ではトップクラス。

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写真上2枚、ビジネススクール入口周辺。下、南側から校舎を見たところ。

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バース大学のキャンパスは広大で池もあり、カモと鯉が泳いでいた。下の写真は池からビジネススクール方向を見たところ。

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<Exeter Business School>

1996年設立。2008年エクセター・ビジネススクールと改称。
2010/2011の学生数40、パンフレットを見る限り日本人の学生はいない様子。

エクセターを訪れたのは、2010年秋からWWF(World Wide Fund for Nature: 世界自然保護基金)と共同で開発したMBAプログラムを "The One Planet MBA" と称し他のビジネススクールとの差別化を計っている点が気になったからです。地球環境を破壊する事なく持続可能な企業戦略や天然資源の有効活用をMBAのテーマの中心にしています。またソニー、キャノンと言った日本を代表する企業も奨学金を提供しています。


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残念ながらこの日のエクセターは雨模様、傘を片手に撮影。
メインビルディングは最近増設されたようで、エントランス付近の樹々もまだ苗木状態。

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写真上、MBA用の校舎はいたってシンプルです。下はビジネススクールを道路側から見たところ。

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MBA準備|Cranfield MBA v. Saïd (Oxford) MBA v. Judge (Cambridge) MBA

2011-06-23 | MBA準備
今回はロンドン近郊にあるイギリスのトップ・ビジネススクール(MBA)3校を比較したいと思います。クランフィールド、サイード(オックスフォード)、ジャッジ(ケンブリッジ)です。いずれのビジネススクールもロンドンから車、列車で約1時間~1時間半の所に位置します。FTの Global MBA ranking では、オックスフォードとケンブリッジが20位台、クランフィールドが30位台です。いづれのビジネススクールも入るのも付いて行くのも簡単ではないと思います。

<Cranfirld School of Management>
学生数137、平均年齢31歳、北米からの学生2%、欧州から43%、アジア・アフリカ・中東から46%(The Economist MBA rankingより)
クランフィールド大学は産学連携を重要視する特別な大学院大学のため知名度は低い、しかしながら英国において航空学、工学、生化学及びMBAの評価は非常に高い。エコノミストの 2010 Full time MBA ranking ではUK1位、ヨーロッパ4位、グローバル15位。

クランフィールドに着いてまず目に飛び込んできたのは飛行場です。訪問するまでは航空学で有名な事は知らなかったので驚きです。

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校舎は2階建てでビジネススクールとしては簡素です。

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下は学生用のアコモデーション(寮)。周辺は草原に囲まれスーパーマーケット等は近くにないので、車が無いと不便だと思います。

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<University of Oxford: Saïd Business School>
学生数238、平均年齢28歳、北米からの学生29%、欧州から23%、アジア・アフリカ・中東から43%(The Economist MBA rankingより)
1996年設立の最も新しいビジネススクールの一つ。オックスフォードのブランドを武器に急成長。19コースあるエグゼクティブ・プログラムが充実している。個人的にはここでMBAを履修するのは難易度が高く不可能だと思っているので、チャンスがあれば短期のエクゼクティブコースで勉強してみたい。

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ビジネススクールを正面から見たところ、モダンな校舎でオックスフォード大学のカレッジとは雰囲気が全く違う。

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下三枚の写真は街の中心部。とても美しい街並で世界遺産に指定されていないのが不思議。

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<University of Cambridge: Judge Business School>
学生数163、平均年齢30歳、北米からの学生13%、欧州から28%、アジア・アフリカ・中東から52%(The Economist MBA rankingより)
1990年設立。ビジネススクールの歴史は浅いがオックスフォード同様、ケンブリッジのブランドを最大限に活用しトップビジネススクールの一角に。エグゼクティブ・エデュケーションも充実していて30近いコースがあり、新設のコースも多い。

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ビジネススクールの正面に駐車したが、校舎はユニークで初めビジネススクールだと思わず周辺を10分程度探しまわった。

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エントランス周辺のデザインもモダンでケンブリッジ大学の雰囲気とは違う。

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下はキングス・カレッジ。ロンドンにもキングス・カレッジがあるがこちらの方がゴージャス。

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MBA準備|Birmingham MBA v. Aston MBA v. Warwick MBA

2011-06-11 | MBA準備
この3校ならウォーリック・ビジネススクールがお勧め

今回はバーミンガム周辺のUKビジネススクール3校を訪問してきました。訪れたのはバーミンガム・ビジネススクール、アストン・ビジネススクール、ウォーリック・ビジネススクール(Warwick、二つ目のwは発音しません)です。いずれのスクールもグローバルMBAランキングでトップ・ワンハンドレッドに入る名門校です。MBAプログラム数の正確な統計が無いため断言できませんが、ビジネススクール(MBA)の上位1%(AACSB, AMBA, EQUISの認定校数で比較すると15~20%)に入ると言われています。

この3校では、ウォーリック・ビジネススクールがお勧めです。学部レベルでの評価も高くロンドン・シティの金融街で多数の優秀な卒業生が活躍し知名度は抜群です。LBS、オックスブリッジが難しければウォーリックを目指しましょう。

<アストン・ビジネススクール(Aston Business School)>
学生数90、平均年齢29歳、北アメリカからの学生2%、アジア・アフリカ・中東から85%(The Economist MBA rankingより)バーミンガム中心部に位置し、MBAの他にはテクノロジー分野でも有名。またアートにも力を入れていて、ビジネスで成功するためには、ビジュアル、創造性、イノベーションなども重要な要素であると主張している。アストン大学のMBAはMBAの認定機関であるAMBA,EQUISそしてAACSBの3機関すべてから認定を受けている。さらにはアストン大学のキャンパス内にありながらMBA専用に校舎が建てられていて、他の専攻科目履修者との差別化がなされている。

The Economist MBA ranking
http://www.economist.com/whichmba/2010/schools-ranking

MBA専用の校舎

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こちらはアストン大学のメインビルディング

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ビジネススクールを反対側から見たところ

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<バーミンガム・ビジネススクール(Birmingham Business School)>
学生数75、平均年齢31歳、北アメリカからの学生0%、アジア・アフリカ・中東から83%(The Economist MBA rankingより)中心部からは車で15分程度。程よく中心部から離れていてMBAに集中するには緑に囲まれ良い環境にあると言える。

高さ約100メートルの時計台は、初代総長ジョゼフ・チェンバレンに敬意を表して建てたそうです。

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バーミンガム大学の図書館

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下、写真3枚はバーミンガム・ビジネススクールの校舎と中庭(裏庭)。いかにもイギリスのビジネススクールと言った雰囲気で他のMBAと比較すると歴史を感じる。MBA以外の専攻科目もここで授業が行われているようです。

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正面の入口から見るとモダンなビジネススクール

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中庭(裏庭)は趣がある。

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<ウォーリック・ビジネススクール(Warwick Business School)>
学生数64、平均年齢31歳、北米からの学生9%、欧州から31%、アジア・アフリカ・中東から55%(The Economist MBA rankingより)バーミンガム近郊のコベントリー(Coventry)に位置する。歴史は浅いが、イギリス国内では評価の高いビジネススクール。 MBAプログラムは特に、Operation, Strategy, Marketing, General Managementなどが有名。

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ビジネススクールの前には池があり、様々な鳥類が生息しのどかな雰囲気をかもし出している。

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餌付けされているようで、人の気配を感じると寄ってくる。

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近付こうとすると威嚇はするが、逃げる気配はない。カモ(?)にとっても住みやすい環境らしい。

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KCL (IPP) 2010/2011修了

2011-06-05 | MBA準備
やっとキングス・カレッジ・ロンドン(King's College London)のインターナショナル・プリマスタース・プログラム(International Pre-Master's Programme)が修了しました。今回はこのコースを総括してみようと思います。

下は主に授業が行われたイングリッシュ・ランゲージ・センターです。学校は地下鉄のコベント・ガーデンとホルボーンの中間に位置しどちらの駅からも徒歩で約5分程度です。

English Language Center, 26-29 Drury Lane, London WC2B 5RL

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約9ヶ月間のコースで、上手くデザインされていてマスターコース(大学院)で必要とされるテクニックの基本をバランスよく身につけられると思います。昨年修了したSOAS University of London (ELAS)と比べると教師陣の平均的なレベルも高く担当者によるばらつきも少ないと感じます。

ただ問題は、ビジネス・マネジメントの比率が25%と少ないこと。また基本知識の習得が中心になり多少退屈に感じることです。EAPもCTSのフォロー中心に行われるためイギリス文化や理論が授業のテーマの中心になります。そのためビジネスと関係のないテーマの勉強に時間を取られ、肝心のビジネス関係の語彙は余り増えていません。また教育学部を目指す留学生がほとんどいない割にEAPの授業は教育関係のテーマが多くストレスを感じました。

正直なところ、MBAや政治経済関係の院を目指す人にはこのコースは不向きだと思います。ただ所謂イギリスの一般常識が身に付くという点では、多少遠回りをするように感じますが役立つと思います

<2010/2011コース期間>
Term 1: 9月20日(月)~12月17日(金)途中一週間のリーディング・ウィーク有
Term 2: 1月10日(月)~4月1日(金)途中一週間のリーディング・ウィーク有
Term 3: 4月26日(火)~6月3日(金)最後の二週間はテスト期間

<プログラム>
必修科目
アカデミック・イングリッシュ(EAP)(50%)
Culture, Theory and Society (CTS)(25%)
選択科目(一科目)
ビジネス・マネジメント (BM)(25%)、ヨーロッパ&ワールド(25%)、法律(25%)

<アサインメント>
Term 1: プレゼンテーション(10分間)、CTSエッセー(1,500文字)、選択科目エッセー(1,500文字)
Term 2: プレゼンテーション(10分間)、CTSアサインメント(3h、A4一枚のノート持込可のテスト)、選択科目エッセー(1,700文字)、EAP Critique(評論、2,500文字)
Term 3: 選択科目エッセー(2,000文字)、プレゼンテーション(15分間)、CTSイグザム(3h、持込不可のテスト)、選択科目イグザム(2h、持込不可のテスト)、EAPイグザム(リーディング1.5h、リスニング1h、ライティング1.5h)

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MBA準備|Manchester MBA vs Lancaster MBA

2011-05-03 | MBA準備
ロイヤル・ウェディングを含む4連休でイングランド南東部の海岸線と北西部の湖水地方を旅してきました。何回かに分けてレポートします。

今年の秋からMBA履修を予定している方はそろそろ行き先を検討している頃だと思います。湖水地方を訪れた理由の一つにイギリス北西部にあるトップ・ビジネススクール2校を確認しておきたかったことが挙げられます。マンチェスター・ビジネススクール(MBS)とランカスターユニバーシティ・マネジメントスクール(LUMS)です。個人的に感じる大きな違いはコースの期間とロケーションです。MBSはフットボールで有名なマンチェスター市街地にあり、一年半のコースです。またLUMSは一年制のコースで風光明媚な湖水地方にあります。フィナンシャル・タイムス(FT)のグローバルMBAランキング2011では3年間の平均ランクがともに30位台でライバル関係にあると推測します。また特にデータに裏付けされた分析ではなく、あくまで外から見たビジネススクールの個人的な印象をお伝えします。

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<Manchester Business School>
1918年設立。学生数145、平均年齢29歳、北米からの学生6%、ヨーロッパから21%、アジア・アフリカ・中東から54%(The Economist MBA rankingより)
昨年の晩秋の説明会に訪れた時は、個人的にアーセナル・ファンという事もありマンチェスターという名前が好きでなかったのと、緑も花もなく校舎はただのビルという雰囲気でイメージは良くなかった。ところが今回再度訪れてみると、新緑と晴天のせいかMBSは都会の便利なところにあるモダンなトップ・ビジネススクールというイメージに変わった。

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<Lancaster University Management School>
1964年設立。学生数77、平均年齢29歳、北米からの学生4%、ヨーロッパから19%、アジア・アフリカ・中東から73%(The Economist MBA rankingより)
大学の歴史は浅がMBAに力を入れている印象を受ける。FTのランキングでは常に上位をキープしている。近くに海や湖、山といった自然がありエッセイやアサインメントの気分転換をするには良いと思う。ただ車が無いと市街地から離れているため日常生活が不便に感じるかもしれない。

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10分も車で走ればこんな風景にあえる。都会の生活に疲れ、リフレッシュしながら一年間でMBAを履修したい人には適しているかもしれない。
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KCL(IPP) Term2

2011-01-10 | MBA準備
遅くなりましたが、新年おめでとうございます。
なかなか更新できませんが、今年もよろしくお願いいたします。

さて今日からキングスカレッジ(プリ・マスタースコース)の二学期が始まりました。
今学期はどんなことをするか簡単に説明します。期間は途中一週間のリーディングウィークを挟んで11週間、4月1日までです。

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アサインメントはアカデミック・イングリッシュで2,500文字の評論、10分間のプレゼンテーション。ビジネス・マネジメントで1,700文字のエッセー、CTSで授業中のテスト(3h、2,500文字)といった感じです。
最後のCTSのテスト、3時間で2,500文字以外は何とかなると思います。しかし、このテストは今の実力では1,500文字書ければ上出来だと思いますが、3ヶ月足らずでどこまでライティングを伸ばせるかが今期の挑戦的課題です。

ざっと計算すると、ライティングの最終成績に対する割合が約85%、スピーキングが約15%です。
この数字を見ただけで、よほど意識しないとスピーキングは伸びないと思います。
個人的には、イギリスの大学院に留学しても英語は話せるようにならないと感じます。もちろん日本にいるよりは英語に接する機会は多いので、個人の努力次第ということになりますが。。

もし比較的短い期間で話せるようになりたいと思うのであれば、一般的な語学学校の方が適していると感じます。僕が今、通っているような長期のコースには英語の話せないアジア人が多く、対して語学学校にはヨーロッパなどから英語の得意な学生が短期で留学に来るからです。また語学学校では一般的にスピーキング中心に授業が行われ、より日常生活に近い話題で学ぶことができます。

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写真上下ともテラスからのテムズ川の眺め

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下はウォータールー・ブリッジからシティー方面を見たところ

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