いろいろとありがとさん

楽しく嬉しくハッピーに感謝して暮らすために

にんにく餃子

2007-11-20 | 沖縄風景
今日は久々の沖縄風景です。
このブログでは、健康の話ばかりではなく、沖縄の風景を
切り取ってお送りするつもりだったんですが近頃サボっていました。

きょうはにんにく餃子を食べさせるお店に行ってきました。
にんにくが一房まるまま入っている餃子です。
40年の歴史を刻む店で、沖縄で知る人ぞ知る店です。
場所はかって沖縄一の賑わいを見せた桜坂というところに
あります。今はノスタルジックな雰囲気が漂う界隈で、
国際通りから一本入った私のお気に入りの那覇の隠れ家です。
お店の名前は『新茶屋』、5席ぐらいのカウンター席と6人ぐらいが
入れるボックス席という狭さですが、往年のジュークボックスが
置いてあり、こうせつやショーヤンのミュージックがBGMで
流れてきます。
我々が入った時には、カウンターに一人お客さんがいました。
にもかかわらず、注文してから待つこと20分少々、
やっとお待ちかねのにんにく餃子にありつけました。
でも、この待ち時間がまた、この餃子をより一層引き立てる
ためのプロローグだったのかもしれません。
こってりでもなく、あっさりでもない
これって一体なんなんでしょうか?
ホクホクしたニンニクの歯ざわりが心地よく
近頃冷えてきた沖縄を包んで暖めるような
でも決して強い炎ではなく、ちょうど手をかざしたくなるような
火鉢のような温もりを与えてくれる餃子でした。
事務長と二人でビールをぐいとのみ、泡盛をなめて、餃子を堪能して
しめて2300円のいい世界を楽しませてくれました。

沖縄の方も内地の方も
まだ味わったことがなければ是非一度
足を運んで味わってみて下さい。
お母さんが焼いて、美人の娘さん二人がおもてなしするお店です。
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住む世界

2007-11-19 | ストレス
私は、日本生まれの日本育ちです。
細かく言うと、鹿児島生まれの広島・熊本・北海道育ちです。
女房は、熊本阿蘇生まれの熊本・東京・北海道育ちです。
これらは物理的な住む世界です。

北海道に住む人と沖縄に住む人の違いがあるでしょうか?
アメリカに住む人と中国に住む人の違いはあるでしょうか?
もちろん住む環境・文化の違いはありますが、それらをはるかに
超越するところに、その方の本当の住む世界があるような気が
します。それは国や地域や家族をも超越した世界です。
これを、心の住む世界と言ったほうが判りやすいかもしれません。

ストレスに弱い方やうつになる方は、どんな国にもいます。
でも、昔と今を比べると、はるかに現代の方が
うつになる方は多いと思われます。
つまり、今の世の中は以前に比べて一見住む世界が
広がったようでようですが、実は小さくなっているようです。
住んでる世界が不安定で狭くてもろいものですから
壊れやすいし、一旦崩れると再構築が難しいようですね。

あなたはどんな世界に住んでいますか?
色んなものにも対応できる広い世界に住んでいますか?
病や健康には心の持ち方、心の住む世界が土台にあることを
考えていかなければどうも解決できない問題が多いようです。
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冬になると

2007-11-18 | 運動
今日の沖縄は寒かった。
数日前まで半そででしたが、今日は長袖のフリースが出ました。
熊本から友人が観えたので久しぶりに国際通りを歩きましたが、
雨にもたたられ、寒い思いをしました。

ところで、基礎代謝は季節によっても違います。
冬になると食事量の割には、それほど太らない方がいます。
これは、冬の基礎代謝が他の季節に比べて高いからです。
冬は外気温の低さから、体温を維持しようして、
自ずと基礎代謝が上がります。

ですから、寒さが厳しい場合、運動好きで筋肉の多い人は、
本来基礎代謝が高いうえに、さらに体温が下がらないように
代謝を活性化させエネルギーの消費を増やすことにより、
体温を保とうとします。

一方、日頃からあまり動かないで、筋肉が少ない人は、
代謝を活発にして体温を上げられません。
そのため身体に体脂肪を蓄えて体温を保とうとします。
筋肉が多い人は太りにくく、筋肉が少ない人は太りやすくなるのは、
こういった理由なのです。

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ためしてガッテン風ー血糖検証

2007-11-17 | 運動
朝6時半から那覇市おもろ町公園でウォーキングをされて
いらっしゃるかたがたへ糖尿病の話をする機会をいただき
ましたので、その際にウォーキング前後で血糖を測らせて
もらいました。

昨日のブログの内容のように運動によって血糖がどのように
動くか実際に検証したわけです。
採血に協力していただきました15名のうち、前の血糖が110
以上の方5名について、2.4Kmのウォーキング後に再度血糖を
測定いたしました。もちろん皆さん朝食前です。

結果は以下のとうりです。(運動前⇒運動後)
Aさん 131⇒100
Bさん 151⇒127
Cさん 191⇒148
Dさん 239⇒216
Eさん 123⇒92
5名の方全員が、運動後には血糖は下がっていました。
運動による血糖降下作用がはっきりしました。
9~26%と幅はありますが、だいたい20%前後の減少でした。
協力していただいた皆さんも運動の効果を目の当たりにして
喜んでおられました。
これで運動のモチベーションもさらに上がることでしょう。

今回は早朝空腹時に血糖が高い方を調べましたが
次回は食後血糖の高い方が運動後にどうなるかを
調べてみたいと思います。
今度はお食事処でためしてガッテン!
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運動と血糖

2007-11-16 | 運動
細胞にブドウ糖が取り込まれるためにはインスリンが
必要です。これは皆さんもご存知でしょう。

でもインスリンを必要としないで細胞にブドウ糖が取り込まれて
血糖を下がることができる細胞があります。それはどこでしょう?

それは筋肉の細胞です。
しかし、それには条件があります。それは運動している時だけです。
血管から糖を取り組むGLUTE4(グルット4)という運び屋が運動して
いる時だけ筋肉細胞の表面に顔を出すからです。この運び屋さんは
残念ながら運動をしていないときには隠れていて働きません。

ということはどうゆうことかというと
糖尿病の治療の目的の一つは、できるだけ膵臓に負担をかけずに
力を温存させることにもあるので、インスリンを使わずに血糖を
下げることができるわけですから、この働きを利用しない手は
ありません。
でも、このことを知っている患者さんも少ないし、残念ながら
医者も知らない人が多いかもしれません。

ですから糖尿病の方が近くにいたら教えてあげてください。
食後の血糖の高いときに運動をすると、インスリンを使わずに、
つまり膵臓に負担をかけないで血糖を下げることができますよ
ということです。
運動をするのであれば、食後が効果的ですよと教えてあげて下さい。
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基礎代謝

2007-11-15 | 運動
玄米クリニックでは11月から体脂肪や基礎代謝を測定しています。
体重計のような測定の機器に乗るだけで簡単に計れるものです。
もちろん本格的な機器と違って簡易的なものに過ぎませんが、
データを色々見ているとおもしろいですね。

減量する場合、消費エネルギーを増やすことがポイントになります。
人間の全消費エネルギーの約60~70%が基礎代謝で消費されます。
基礎代謝で消費されるエネルギーが最も多い身体の部分は筋肉で、
全体の約40%を占めます。

したがって、筋肉が増えれば基礎代謝も増えます。
そうなると、寝ていてもカロリーが消費され、太りにくい
体になります。
逆に筋肉が少ないと代謝が減るため、脂肪が燃えず、ぜい肉として
貯まりやすくなるので、基礎代謝を高めるためには筋肉を鍛え
増やす運動が必要になってきます。

運動をしない減量は、筋肉量が減り、それに伴い基礎代謝がぐんと
低くなってしまいます。その結果、体重がなかなか減らない時期
を迎えます。この時期、反動で過剰なエネルギーを摂ると以前よりも
さらに太り体脂肪を増やしてしまうというリバウンドとなります。

一方、適度な運動によって筋肉量を増やして基礎代謝を高める減量法だと、
たくさん食べても太りにくい体になります。結果、無理な食事制限を
しなくても効率よく減量できます。

これからは基礎代謝も評価項目として追って行きたいと思います。


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あなたはどっち?

2007-11-14 | 生き方
美味しいものを食べたときに
あーこれを家族にも食べさせたいなーと思う方ですか?
それとも美味しいものをいただいたとありがたいと一人でも
満足できる方ですか?

前者の方は、自分だけ食べて申し訳ないという気持ちが根底
にあります。ですからいつも他人を気遣って自分で楽しめない
ところがあります。
逆の場合は、自分はこんなにしてあげているのにという、他を
責める気持ちが涌いてきます。

一方、後者の方は、他を気にすることなく満ち足りています。

だから他に気兼ねしないで美味しいものを存分に楽しんでくださいと
知り合いの鍼灸師さんが話していました。
なんとなく共感できる話で、はっとしましたので
ブログに載せることにしました。
皆さんはどうでしょう?
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重粒子線治療

2007-11-13 | その他
新しいがんの治療法に、重粒子線療法があります。
一般の方はもちろん医療関係者でも知っている人は、まだ多くは
ないと思われます。
私も、患者さんから教えてもらいました。

1983年中曽根首相の政権のときに、実施された「対がん10ケ年総合戦略」
の一環として、326億円という大金を投じて千葉市の放射線医学
総合研究所(放医研)に世界初の重粒子加速装置「HIMAC」を作りました。
その規模は、横120メートル、縦65メートルのサッカー場がそっくり入る
巨大な施設です。ここでは、1994年から重粒子線によるがん治療の臨床応用
を行ってきました。

がん細胞は正常な細胞よりも放射線で死滅しやすくなっており、
その性質を利用して、がん細胞だけを死滅させようとするのが
放射線療法ですが、X線は体内の浅いところで一番線量が高く、
その後は減少するため深いところは十分に届かない。それであらゆる
角度から何回も照射するため、周囲の正常組織にダメージを与えて
しまうが、重粒子線は逆で、一定の深度でエネルギーをかけられるから
がんを叩く力が強く、より高い効果が期待できる。

早期の肺がんでは1回、肝臓がんでは2回、前立腺がんもX線では40回以上
かかるところ、20回程度で済み、手術で生じる尿失禁や性機能への影響
も少ない、ということです。

以下放医研の説明です。

がんの位置、大きさや形状に合わせて線量を調節し狙い撃ちできる
重粒子線治療とは、線量の集中性が高い、あるいは細胞致死効果の
高い重粒子線を使ってがん病巣を集中的に攻撃し、切らずにがんを
治す最先端治療です。手術をしませんので、体にやさしく、早期の
社会復帰ができ、QOL(生活の質)を重視した、現代社会の要望
に応えた治療法といえます。

現在、わが国で重粒子線がん治療に使われている粒子線は陽子線と
炭素イオン線の2種類(注)です。この治療のためには加速器という
大型の装置が必要ですが、普及を目指した小型加速器の開発が急速に
進められています。

しかし、重粒子線治療は全てのがんに適応できるわけではありません。
特に、胃や腸のように不規則に動く臓器、白血病のような全身に広がって
いるがん、広く転移したがんおよび既に良好な治療法が確立しているがん
には適応できません。対象となるのは、局所に留まっているがん、悪性
黒色腫のように通常の放射線が効きにくいがん、手術の難しいがんなどです。

重粒子線治療の特徴をまとめますと次のようになります。

・痛みを伴わない
・臓器の機能や体の形態の欠損が少い
・容姿、容貌を損なわず、傷跡も残らない
・高齢者にも適用できる
・副作用が少ない
・早期なら根治可能
・X線では治療困難な、深部がんにも適用できる
・社会復帰までの期間が短い

現在日本では千葉の放医研をはじめ、6箇所で重粒子線治療
が可能ですが、どうやら沖縄でも2011年をオープンを目指して
動きが始まったようです。待ち遠しいですね。
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かってのアフリカにはなかった病気

2007-11-12 | 
今は当たり前になっているたくさんの病気の中で
実はかってのアフリカにはなかったそうです。
それは、アフリカだったからではなく、実際当時の
アフリカの人をイギリスに連れて行くとちゃんと英国人と
同じような病気になったとのことです。
つまり、かっての地球にはなかった病気が、文明が進んだが
めに生まれてきて、それが今や当たり前になったようです。

これは先日ブログでも取り上げた米国上院栄養問題特別委員会
で報告された英国のトロウエル博士の資料からの話です。

博士は英国政府から派遣されて、アフリカ諸国の顧問医を
1930年から30年間に渡って勤めました。その結果以下のような
病気は経験しなかったと話しています。
その病気というのは

(消化器関係)
便秘・痔疾・虫垂炎・大腸憩室症・大腸ポリープ・
潰瘍性大腸炎・大腸ガン

(代謝・血管系)
肥満・糖尿病・高血圧・痛風・胆石・虚血性心臓病・
静脈血栓・肺動脈血栓・
静脈瘤・脳卒中

(内分泌系)
甲状腺中毒症・橋本病・アジソン病・低血糖症・リウマチ・
多発性硬化症・悪性貧血・乳ガン

しかし、その後は文明化が進む中で、これらの病気は
アフリカでももちろん日常茶飯事となってしまっています。

おそらく日本でもそうでしょう。
今の三大死因であるガン・脳卒中・心臓病はいずれも
大昔の日本では稀な病気であったと思われます。
それが食や生活スタイルの文明化で、これらの病気が日常茶飯
となってしまったのでしょう。
となると自ずとどうすれば、これらの病気を恐れずに済むかも
分かりますよね。
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アーユルベーダ学会

2007-11-11 | その他
昨日から沖縄でアーユルベーダ学会が開催されています。
私は、産まれてはじめての参加ですが、国内はもとより、
韓国やインドからも参加される盛大な学会でした。

アーユルベーダは伝統医学の1つであるものの、まだまだ日本では
マイナーな存在だと思っていましたが、今回学会に参加して
関心をもっている方がこんなにたくさんいらっしゃることに
正直驚かされました。

アーユルヴェーダという言葉は、サンスクリット語の
「アーユス( 生気、生命)」と「ヴェーダ(知識)」の複合語で、
医学のみならず、生活の知恵、生命科学、哲学の概念も含んでいる
とのことです。アーユルベーダでは、心、体、行動、環境のバランス
が人の健康にとって非常に重要だと考えられています。
そして、病気になってしまってから治すことよりも、
病気になりにくい心身を作ること、病気を予防し、健康を維持する
という「予防医学」の考え方に立っているところがすばらしい学問です。
なにぶん私も初心者で、上記のこともすべて受け売りで、
これ以上の知識は持っておりませんが、この考え方は
相通づるところでもあり、すこしづづ学んでいきたいと思います。

今回の学会場では、7~8割が女性であったことも非常に印象的でした。
日本の漢方・鍼灸を中心とした東洋医学会が7~8割が男性であるのと
対照的でした。
どうもアーユルベーダは女性の間から広まっているようですね。
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