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節約遺伝子

2007-11-21 | その他
節約遺伝子なるものをご存知でしょうか?

なかなか痩せれない方の中に、こういった遺伝子を持った方が
いらっしゃるようです。
太古の昔、10数万年前のアフリカに生まれた現代人型のホモサピエンス
以降、我々のご先祖様は絶えず飢餓と隣り合わせの生活を長らく強いら
れておりました。日本では、やっと一万年前に稲作が始まり、
その結果人口は少しづつ膨らみましたが、江戸時代まではたびたび
飢饉に脅かされました。
そんな中、飢餓に強い遺伝子として、基礎代謝を落とし、できるだけ
エネルギーを温存する遺伝子を人間が獲得したのは、当然至極のこと
だと思います。
しかし近年の稀にみる飽食の時代で、この飢餓から守る仕組みが
肥満がなかなか是正されない「あだ」になっているようです。

となると、我々は自分の身体の仕組みが、どうゆう歴史の基に作られたか
という事を考え、現代の異常事態を認識し、自然に背く生き方を
深く戒めなければならないようです。
飽食と動かないことーこれが多くの病気の元だということー頷けます。


コメント
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