いろいろとありがとさん

楽しく嬉しくハッピーに感謝して暮らすために

10月のみそか

2007-10-31 | みそか
内地の皆さん
そちらは冷えこんできているでしょうか?
特に北海道の皆さんは冬の備えを始めていることでしょう。
私も4年間北海道にお世話になりました。

旅行ではなく、生活の中での北の冬の体験は
かっこつけるわけではないのですが
本当に色々な事を与ええてくれます。
今でも懐かしい北海道の冬がよく思い出されます。

それにひきかえ
こちら沖縄ではまだまだ半そでで過ごしております。
とにかく暖かい島です。当然冬の備えなんてありません。
沖縄は今がベストシーズンかもしれません。
天気は安定していますし、台風もこない、ホテルも混んでないし
飛行機代も安い時期。
内地の皆さん、今が沖縄にくるチャンスですよ。

さて、10月もみそかを迎えました。
今月は、鉄欠乏の学会発表で始まりました。
どんどんこの鉄欠乏の認識が広まると世の女性は楽になることでしょう。
10月9日ー11日は、K塾で分子整合栄養学の磨きをかけに
上京しました。ここでは、色んな方に出会いました。
同志の先生方との交流もできました。
地域で頑張ってこの学問の普及に励んでいる皆さんにも
たくさんお会いすることができました。

今月は振り返ると、たくさんの方にお会いしました。
医者にとって、たくさんの人に会うことが一番の勉強です。
クリニックでもたくさんお会いしました。
健診会場でも150人ぐらいの方にお会いしました。
この出会いが、また色々なヒントをたくさんくれました。
ますます予防医療にやりがいを感じ、やっている事の
大切さ必要性を確信しました。
しかし
まだまだ本当の情報を多くの方がたに伝えられていません。
11月は今のところ4つの発表の場をいただいています。
来月も、地道に一つ一つ、一人一人に伝えていきましょう。
波紋を広げていきましょう。
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ゆでこぼし

2007-10-30 | 
沖縄では、豚肉を塊で買ってきて、「ゆでこぼし」という
下ごしらえの作業をします。
やり方としては、肉がやわらかくなるまで長時間ゆでて、
アクと余分な脂を取り除くわけです。
つまり、これにより、動物性脂肪の摂りすぎにはならないんですね。

これは沖縄の伝統料理の手法ですが、現代にも応用できそうです。

実は、ハムやウインナー、ベーコンなどは、ご家庭でよく利用される
加工食品ですが、添加物が結構入っています。
そこでこのお湯を使った方法が役に立つわけです。

ハムやウインナーに使われる発ガン性が問題となる添加物は
50度ぐらいのお湯に一度くぐらせると(10秒~1分)、お湯に
溶け出してきます。
ウインナーは数箇所切り込みをいれると効果的です。
リン酸塩とか亜硝酸塩という添加物がこの方法で減少させることが
できます。

手間という点では時間がかかるかもしれませんが、
いいものを口にするためには惜しまないで手をかけましょう。
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野菜の今昔

2007-10-29 | 
科学技術庁が日本食品標準成分表を発表しています。
それによると、驚くべき野菜の栄養の変化が見て取れます。

「ホウレンソウ」は鉄分含有の多い食材として認識されています。
確かに1950年には100gあたりに13mgの鉄を含んでいましたが、
1987年には3.7mgに、2000年には2.0mgと激減しています。
同じくホウレンソウは、ビタミンCの多い食材としても有名です。
ではビタミンCについてはどうでしょうか?
100gあたり1950年には150mg、1987年には65mg、2000年には35mg
と、こちらも激減しています。
つまりこの50年間にホウレンソウの鉄やビタミンCは1/5~1/6へ
激減してしまっていたのです。
外から見ても、あまり変わらないホウレンソウですが、実は中身は
ずいぶん乏しいものに変わってしまっていたのです。
これは、おそらくホウレンソウに限らず、他の野菜にも同様のことが
いえます。
化学肥料を使う農業は、一時的には収穫を伸ばすかもしれませんが、
長期的には、微生物を貧弱にして、痩せた土壌にしてしまいます。
そのために十分な栄養素を含まない野菜が大量に出回ることになります。

ここに皆さんの誤解があります。
今も昔も野菜は変わりないと思っている方が多いのです。
無理もありません。見た目や味は変わりません。
むしろ以前よりいいかもしれません?。
でも、気づいてください。
「ちゃんと野菜を食べておけば大丈夫」ではなくて
「ちゃんとした野菜を食べておけば・・・・」です。
このちゃんとした野菜を選ぶ目や意識を持ちましょう。

もう一つホウレンソウについて
近頃はスーパーでは年中手に入りますが、
本来の旬は冬です。ですから、夏のものはハウス栽培です。
実は冬採りのホウレンソウのビタミンC含有量は60mgですが、
夏採りのものは1/3の20mgぐらいしかありません。
ですから、旬が大事であることが判りますよね。

さらにもう一つホウレンソウについて
ビタミンCは収穫後1日経過すると5度での保存で4/5へ減少。
常温での保存だと、なんと1/2となります。
これも泥つきのままだともう少し減少が防げるとのことです。
ですから、地産地消が大事であることがわかりますよね。
外国製の野菜が、いかに中身が減少しているかわかるでしょう。

旬で地産地消、これが買い物に出かけて野菜を選ぶとき
のキーポイントです。
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桃栗三年、柿八年、人間は十七年

2007-10-28 | 生き方
碩学、安岡正篤氏をご存知でしょうか?
身近なところでは、平成という元号の名付け親と言われておりますし、
古いところでは終戦の詔で「万世ノタメニ太平ヲ開カムト欲ス」を
加筆された方です。
吉田茂、岸伸介、佐藤栄作、大平正芳といった歴代宰相や
財界首脳の指南役としても有名です。

その氏の言葉の中に
「桃栗三年、柿八年、人間は十七年」というのがあります。
人が人として出来上がるのに十七年かかるというわけです。
私も4人の子の親として、彼らが一人前の人となるように
まずは自らが徳を積まねばと常々思っております。
その舵取りに安岡氏の言葉はよく響きます。

ネットを見て回りますと、同じく安岡氏を師と仰ぐ方が
この言葉に対して安岡氏の言葉を載せていましたので
転載させていただきます。

人間が人間として育つためには『愛』と『敬』の二つがいる。
「母の愛」であり「父の敬」である。
子供は「愛」を要求すると同時に「敬」する対象を欲し、
その対象から自分が認められたいとする欲求を持つ。
それが父親の役目である。
父は暗黙のうちに、無言のうちに、子供の尊敬、信頼の対象
となるような父でなければならないのです。
優しい母が必要と同時に子供から言うならば、なんとなく
頼もしい、なんとなく敬慕される父が必要なのであります。

これからも徳を積むことを忘れないで、子らの範となるよう
生きて参りましょう。
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癒しの空間

2007-10-27 | ストレス
宜野湾にオープンしたbalance3というお店の
内覧会に行ってきました。
アーユルベーダやキネシオロジーを用いて
癒しを提供するところです。

5つの個室があって、いずれも明かりとりで演出された
いい雰囲気に、いい香りといい音を加味して、本当に
癒される実にしっとりとしたいい空間を創出されていました。

お部屋にはゆったりめのエステベッドが置かれ、
その上にはネイティブアメリカンが用いていた石が
弧を描いて並べられていました。
オブジェと思いきや、これで体を暖めたり、あるいは
熱をさますそたりするそうです。

いやーいい感じのいい気の流れるお店に仕上げていました。
こういった演出は、おもてなしの重要な要素ですね。
今、喧騒の社会の中、非常に癒しが求められています。
ここは街の中にあり、遠い自然の中まで行かなくても
すぐに癒しの中に飛び込める環境にあります。
是非今度は見学ではなく、ゆっくりとトリートメントを
受けてみたいと思います。

こうゆうところは女性の独占場と考えていましたが
これからは、男にも少々分けていただきましょう。
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食べ物を選ぶときに

2007-10-26 | 
食べ物を選ぶときに
・地産地消(その土地でできたものを)
・旬でいただく
・できるだけ有機農法のものを
という意識をもっていますが

その他にも知っておきたいことがあります。
「食品添加物」「遺伝子組み換え食品」
「ポストハーベスト農薬」などなど
こちらもおいおいこのブログでお伝えしたいと
考えております。

さらに、それらの食べ物を実際食べるときに
知っておくとよい知恵もあります。
洗い方、切り方、あわせの食材、毒消しなど、
これらもお伝えしていこうと思います。

できれば100%身体にいいものを摂りたいのですが
今の世の中、そうやすやすとは全ては揃わないので
問題があるものでも身体への影響を少なくする方法
を知っておくことは、必要なサバイバル法ですね。

今日はバナナの話をしましょう。
今、80%のシェアを占めているのはフィリピン産のものです。
でもフィリピン産のものには、殺菌剤や防カビ剤を使用して
います。その点、台湾産のものは防腐剤はミョウバンなので
比較的安心ですので、できれば台湾産のものを。
さらにもう一つの情報、この防腐剤や防カビ剤は軸に近い部分に
しみ込んでいることが多いので、バナナの皮をむいたとき
軸側の先端の1センチほど切り落とした方がいいと勧める
書物もありました。こちらの判断は皆さんにお任せします。

ま、こんな調子でミニ知識をお伝えしていきます。

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300回

2007-10-25 | 玄米クリニック
今年の元旦から始めたこのブログ、ついに300日目を迎えました。

はじめは毎日を続けられるか心配でしたが、なんとかかんとか続いています。
ブログの中で色んなことを考えたり学んだりと楽しい300日でした。
当初は、かっこつけていましたが、近頃はなんだか気負わずに書いています。
むしろ短い方がいいと思っていますので、物足りない文章になる場合も
ありますが、気にせずにやってきました。

皆さんにも是非お勧めいたします。
来年の元旦ぐらいからスタートはどうですか?

ブログ以外にも結構長続きしているものがあります。
①下半身浴:毎朝やっていますーーー腰には良さそう。
②頭部の塩もみ:今休憩中ですーーーここのとこと忘れていました。
③靴下の重ね履き:夏休みをしていましたが、そろそろ再開です。
④サプリメント:4月から7ヶ月目に入りますーー効果あります。
⑤岩盤浴:本年2月ごろから定期化していますーーいいです。
⑥愛犬との朝の散歩:近頃さぼりぎみ

そして、今の旬は、ありがとうカウントをしているのですが
その少なさに驚いています。1日で10個以内がほとんどです。
なんと感謝の少ない奴なのか。反省しております。
ですから今はちょっと無理して、「ありがとう」を
いえるシチュエーションを作り出して、何とか1日24個以上
のありがとう(1時間に1個以上)を言おうと演出中です。
まずは日ごろ当たり前のことに感謝することを忘れないように
女性群の家事に対してありがとうを連発しています。

今日の最後に
いつも、お付き合いいただいている皆さんに感謝申し上げます。
ありがとうございます。
これからも宜しくお願いします。
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ファイトケミカル その2

2007-10-24 | 
昨日に続いてファイトケミカルその2です。

たんぱく質、炭水化物(糖質)、脂質が三大栄養素といわれ、
ビタミン、ミネラルを加えて五大栄養素といわれています。
近頃では、食物繊維を第6、ファイトケミカルを第7の栄養素
と呼ばれています。
それほど、注目を浴びている栄養素ですが、まだまだ認知度が
低いので、皆さんの脳裏に残るように、本日その2として
取り上げました。

ファイトケミカルはその数、約1万種類もあります。
本来、植物が紫外線の害や虫などから自らを守るために
作り出した物質なんです。
ですから植物の色素や香り成分、アクなどに含まれています。
そこで、このファイトケミカルのもつ強い抗酸化力は、
活性酸素から細胞を守り、病気や老化を防ぐ効果が期待されて
いるわけです。

中でも、植物の色素としての性質を持っているものは、
ファイトケミカルの中でも主要な役割を担っています。
その代表を挙げてみましょう。

赤)トマト・スイカ)リコピン)強い抗酸化力
赤)赤唐辛子)カプサイシン)脂肪分解・殺菌・疲労回復

橙)ニンジン・カボチャ)βカロチン)体内でビタミンAへ・粘膜強化

黄)トウモロコシ・緑黄色野菜)ルテイン)視力低下抑制・白内障予防
黄)マンゴー・パパイア)ゼアキサンチン)視力低下抑制・白内障予防

緑)ホウレンソウ)クロロフィル)免疫力向上・脱臭・抗菌

紫)ブルーベリー)アントシアニン)視力低下予防・網膜の機能保持

上記以外のファイトケミカルで有名なものは
お茶(カテキン)、大豆(イソフラボン)、にんにく(アリシン)
きのこ(ベータグルカン)、こんぶ(フコダイン)などなど

どうです、記憶に残ったでしょうか?

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ファイトケミカル

2007-10-23 | 
ファイトケミカルという言葉をご存知ですか?

英語ではphytochemicalと綴ります。
pytoとは植物という意味です。
ファイトというから、最初はケンカと勘違い
しておりました。ファイトケミカルとは
植物由来の抗酸化物質という意味です。
具体的には、赤ワインで有名なポリフェノールや
ブルーベリーのアントシアニン、トマトのリコピン、
大豆のイソフラボンです。

抗酸化というとビタミンCやビタミンEなどの
抗酸化ビタミンが頭に浮かぶと思いますが、
これらの栄養素とは別の働き方で、ファイトケミカル
が活性酸素を除去してくれます。
面白いことにファイトケミカルは特定の臓器で働きます。
アントシアニンは網膜で働き、眼精疲労を回復します。
リコピンは肺ガンや前立腺ガンの予防に効果があります。

今日は言葉だけですが
ファイトケミカルをチラッとご紹介しました。
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住民健診

2007-10-22 | 鉄欠乏
今日は午前中、住民健診に行ってきました。
病院では見られない一般の方をたくさん見れるので
非常に楽しみでお手伝いをしています。

今日は40名弱の方を3時間ほどで見させていただきました。
今回も3名ほどの鉄欠乏の女性の方がいました。
生理のある20台から40台の方です。
問診票にたくさん○が付いていました。
肩凝り・めまい・体のだるさ・疲れやすさ・便秘・頭痛・・・
いずれも鉄欠乏の症状です。
でも尋ねてみると、どこへいっても病気はないと言われるとのこと。
鉄欠乏はフェリチンという貯金の鉄を測定しないと判らない。
これはお医者さんも理解している人は少ないのです。

本日の3人の方には、
フェリチンの事を知らないお医者さんに当たると病院に行っても
診断できないことがあるので、サプリメントとしてヘム鉄とビタミンCを
飲んで、体の調子がどうなるか試してみて下さいと説明しました。
(住民健診では特定の医療機関への誘導は禁止されているので)
もちろん鉄欠乏の原因として消化管の検査も必要ですよと付け加えました。

このように今の医療機関の中には鉄欠乏の認識がほとんどないので
貧血になるほど鉄が不足しない限り見逃されているのです。
ですから、身近に上記のような症状を有する女性がいれば、
鉄欠乏を疑ってみてください。
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