いろいろとありがとさん

楽しく嬉しくハッピーに感謝して暮らすために

桜坂市民大学の栄養講座へのお誘い その1

2008-12-23 | 
今日は、桜坂市民大学の栄養講座受講のお誘いです。

明けて1月15日(金)から毎週金曜日12:15~13:45で
10回連続で開講します。
学びたい方はどなたでもOKです。
特に、お母様方には是非受講していただきたいので
今回は昼間の開講時間を設定したました。
なんといっても、ご家庭の食と栄養を預かるのはお母さん
ですからね。お母さんが変われば、ご本人のみならず、
ご主人やお子さんの栄養状態が変わります。
今、当たり前に食べていたものや買っていたものを、受講後は
よくよく考えるようになります。
基本的には、悪いものを排除して、いい物を摂っていく生活を
勧めるのですが、理屈がわかると身体がそのように動きます。
そして、毎日の食や栄養が徐々に変化していきます。
それが、ご本人をご家族をちょっとづつ変えていくでしょう。
こつこつに勝るものなしです。
日々の栄養は、まさにこつこつです、いいものを積み上げて
いってください。

さー病気になりにくい身体をつくる栄養の勉強を始めていきましょう。
どうぞ、この機会に血液データを学ぶことを介して、
分子栄養学をご本人やご家族の健康に役立ててみませんか?

講座は5つのテーマを繰返して2回行います。
二回目は復習も兼ねて、定着を狙います。
また、中途参加の方も入りやすいようなプログラムにしています。

申し込みは、桜坂劇場のほうへどうぞ
受講料は15000円です
問い合わせ 098-860-9555
公式ホームページ http://www.sakura-zaka.com/daigaku.thml
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サプリメントボーイ

2008-12-15 | ビタミン
私は実験が大好きです。
それは確信を得るために必要なプロセスです。
医者の立場から、自信がないものは人に勧められませんからね。
実は数年前までは、サプリメントなんて摂らなくても食事で
大丈夫と思っていた医者でした。
まだ、ほとんどのお医者さんがそうだと思いますが。

でも、今はサプリメントの効果に気づき、現代の食環境では不可欠
な栄養だと考えております。
もちろん、それは我が身や身内に検証した結果得られた確信です。
その実験の対象にされたのが、我が家のメンバーです。
中でも、長男の一平は、サッカーがうまくなりたくて、家族の中でも
一番せっせとサプリメントを摂っていました。
そのせいか彼の筋肉の発達具合はすばらしいですよ。
さらに、学校の成績ですが、これもいいんですね。
今年の春から中学一年生ですが、先日の中間テストでは学年1位となり
ました。
彼の力の源には、サプリメントがいい働きをしていると思います。
妊娠中からサプリメントで充分に栄養を補った妊婦さんから生まれた
赤ちゃんは本当に皮膚も綺麗で、落ち着いて健やかに育つので、
サプリメントベイビーと呼ばれています。
さしづめ長男はサプリメント歴は3年サプリメントボーイです。
現在、次男を徐々にサプリメントボーイに改造中です。
彼は、偏食の低身長の小学四年生。
今後、どのように変わっていくか楽しみです。
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コレステロールの話③

2008-12-08 | 
コレステロールが低い方。
どうすればよいのでしょうか?
油を摂れば、いいんじゃないかという方もいらっしゃるでしょう。
しかし、それは不正解です。
コレステロールの低い方は、タン白不足を示唆しているので、
日ごろの食生活の中でタン白が十分摂れているかどうかを
まず検証してみてください。

摂っているようで摂れていないのがタン白質です。
卵も食べている、豆腐も食べている、魚も肉も摂っているよ。
という方でも、コレステロールの低い方がいらっしゃいます。
こうゆう方は、胃腸の能力が低下して、十分消化吸収されて
いないのではないかとも疑われます。
胃酸の分泌状況をみるペプシノーゲン検査(保険が利きません)
やピロリ菌(潰瘍がないと保険が利きません)を受けてみる
ことをお勧めします。
ピロリ菌がいれば、除菌することによってタン白の消化吸収
が上がり、コレステロールの低値も改善してくることが期待
されます。

繰り返しますが、摂れていそうで摂れていないのがタン白です。
コレステロールや尿素窒素などの値でタン白を評価してみましょう。
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コレステロールの話その②

2008-12-07 | 
コレステロールは悪者ではない!
コレステロールは少なすぎると困る!
むしとコレステロールが低いと死亡率が高い!

以上が本日のブログで申し上げたいことです。

私は開業してから病気の方のデータより、未病の方や若い方といった
まだ病気になる前の方の血液データを拝見する機会が多いのですが、
その中で総コレステロールが160mg/dlを切っている方を時々見受けます。
こういう方々は、コレステロールは大丈夫だと自信をもっています。
お医者さんの中にも、コレステロールは低ければ低い方がいいと勘違い
されている先生もいらっしゃいます。

実は、総コレステロールが180mg/dl以下になると死亡率は上がるのですよ。
そしてさらに値が下がれば下がるほど死亡率は高まります。
特にガンの方が増えてくるようです。
だからコレステロールが130とか140の人に出会うと心配になります。
しかし、低コレステロールが高死亡率に結びついていることは、
多くの方が、あまりご存知でないようです。

アメリカでは、総コレステロールが高い人ほど、心臓疾患で亡くなる方
が多いという調査結果が1980年台に出ました。
それで、日本もそのデータをよりどころに、コレステロールを下げる
キャンペーンが行われました。
しかし、発信のアメリカでも、心臓疾患以外では、特にガンについては
コレステロールが低い人の死亡率が高いというデータがあったのですが、
こちらのデータは無視されたのか、あまり伝わってきませんでした。
アメリカの死因の第1位は心臓疾患です。
しかしわが国の死因の第1位はダントツで、ガンです。
もちろん心疾患の家族歴のある方や、他のリスクが多い方は高コレステロール
に注意する必要はありますが、それ以外の方は、むしろ低コレステロール
に充分注意する必要があると思います。

この話、もう少し続けましょう。
次回は、低コレステロールの場合はどうすればよいかを考えましょう。

【広報その1】
玄米クリニック 12月勉強会のご案内
場所はいづれもクリニック待合フロアです。
参加費は500円です。
駐車場はトムズビル(富士フイルムビル)の駐車場を ご利用ください。

12月13日(土)15:00~16:15
肥満是正・減量作成
ダイエット法には色々ありますが、お勧めしているのは炭水化物制限です。
もちろん、筋肉を落とさないように脂肪を燃やすことが必要なので、闇雲
な制限ではなく、定期的に評価しながらのダイエットです。
こちらでの成功例を紹介しながら、肥満の是正について勉強していきたい
と思います。

12月20日(土)15:00~16:15
油について
スーパーには、たくさんの油が並んでいますが、身体にいい油とはどんな
油でしょうか?今ご家庭でお使いの油のままでよいのでしょうか?
そこらへんを皆さんとご一緒に考えてみたいと思います。

お問い合わせは
玄米クリニック098-944-6663へ

【広報その2】
1月16日(金)より、桜坂大学で栄養学の講座を担当します。
「お母さんは家庭のお医者さん」というキャッチで、血液データの
読み方を学びながら、タンパクや炭水化物、油、ビタミン・ミネラル
のことを考えてもらい、ご自分やご家族の健康や美容に役立てて
もらおうという企画です。

毎週金曜日12:15~13:45
受講料は、10回の講義で15000円です。

問い合わせは、098-860-9555(桜坂劇場)です。
12月22日まで申し込むと、早割りのサービスがあるそうです。


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コレステロールの話その①

2008-12-06 | 医療
私は、元来循環器の専門医でしたので、かっては、患者さんには
コレステロールについては、うるさく言っていました。
薬もしっかり勧めていました。
でも今は、逆にコレステロールの大切さを強調しています。

しかし、まだ多くのお医者さんが、かっての私と同じようにコレステロール
を下げる薬を、必要以上に出している現実があります。
『コレステロールが悪者』というイメージが、医者のみならず多くの
日本人には、浸透しています。
それに基づいて、コレステロールを下げる薬はバンバン使われています。
中でもスタチンというコレステロールを下げる薬は、世界一売れています。

スタチンは、体内のコレステロール合成に重要な役割を持つ酵素を
特異的に阻害してコレステロール合成を邪魔する薬です。
2005年の全スタチン製剤市場は日本円にして約2兆8千億円で
他の系列の薬を大きく引き離しています。
日本の脂質異常症(むかしは高脂血症と言われていた)の患者さんの
うち約600万人が治療を受けており、そのうち8割の方が(=480万人)
がスタチンを使用しているということです。

コレステロールが悪者にされたのは、米国のデータが元になっています。
総コレステロールの値が220mg/dlを超えると心筋梗塞の発生率が高まるという
データです。これから、日本も220mg/dlを超えさせないようなコレステロールの
指導が始まりました。
一億こぞって、コレステロールを下げることにやっきになる時代でした。
少しでも、220を超えるとスタチンが投入されたのです。
そして日本は世界一のスタチンの消費国となりました。
そうゆう時代が随分続いたのですが、結果が気になりますよね。
はたして、日本の心筋梗塞の発生率が低下したでしょうか?
残念ながら、そんな嬉しいデータはまだ聞かれません。

コレステロールは、細胞膜の材料です。
細胞膜は、細胞の門番として、よい物を入れて、悪いものを出す
働きをしています。したがって、コレステロールが不足すると
細胞膜がもろくなり、ひいては細胞が弱くなっていまします。
その他、コレステロールは、神経線維の鞘の材料であり、神経伝達に
影響していますし、男性ホルモンや女性ホルモンといった性ホルモン
の材料で生殖や性周期に影響しています。
また、副腎皮質ホルモンの材料としてストレス処理にも関わっています。
その他、ビタミンDや胆汁の材料でもあります。
悪者どころか、コレステロールがないと我々は生きてはいけないのです。

確かに循環器疾患は高コレステロールで脂肪率は上がりますが、
低コレステロールでは、ガンなどの死亡率が高まります。
いまだに卵はコレステロールが多いから食べないという方もいらっしゃる
ぐらい、誤った常識がまだまだ生き残っています。
皆さん、コレステロールはないと困るものなんですよ!
検診や人間ドックでのデータで、中には160mg/dlを切る人がいます。
実はこれは問題なのですよ。

その理由は次回に続きましょう。
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桜坂大学での講座開講

2008-12-05 | 
宣伝です。

明けて1月16日(金)より、桜坂大学で栄養学の講座を担当します。
「お母さんは家庭のお医者さん」というキャッチで、血液データの
読み方を学びながら、タンパクや炭水化物、油、ビタミン・ミネラル
のことを考えてもらい、ご自分やご家族の健康や美容に役立てて
もらおうという企画です。

ですから聴いてもらいたいのは、特にお母さん方です。
それで、時間も金曜日のお昼の設定にしました。
ご興味のある方はどうぞ受講してみてください。
受講料は、10回の講義で15000円です。

問い合わせは、098-860-9555(桜坂劇場)です。
早割りのサービスがあるそうです。
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沖縄は冷え症の女性が多い

2008-12-03 | 鉄欠乏
12月2日の女性の職場保健の講習会に参加してきました。

その中で、豊見城中央病院の産婦人科医の佐久本先生曰く、
「沖縄の女性には冷え性が多い」
「冷え性の女性は不妊になりやすい」
それで、佐久本先生は、末梢循環をよくするために運動や
湯船での入浴を勧めているそうです。
講演の中では、着床期の子宮鏡で見た子宮粘膜の写真を
揚げていましたが、確かに冷え症の方の粘膜下に見える
血管が寂しい。こうなると着床率は1/3へ減少してしまう
そうです。
妊娠成立には、受精⇒子宮への着床のプロセスが必要ですが、
受精はほぼ90%の確率でうまく行くそうですが、問題は
その後の着床だそうで、着床のしやすさが妊娠成立を左右
しているとのことです。

栄養療法を行っていても、不妊治療で中々うまくいかない方は
確かに冷え性の方が多いという実感があります。
冷えがある方は、熱産生工場である筋肉がか細いですね。
したがって、冷えの解消には、筋肉量の増加が解決になります。
となると、運動も大事ですが、筋肉の材料であるタンパク質の
摂取も忘れてはいけない大事なことですね。

ここ数日沖縄も冷えていますよ。
女性の皆さんがんばってください。

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テレビのないウイークデイ

2008-12-02 | その他
実は11月から、我が家ではテレビは週末だけの生活になりました。
生まれてこの方、毎日テレビを見ていた小4、小6、中1、中3の四人の子供
たちも、当初はブーブー言っていましたが、現在ではテレビのない生活
に予想以上に慣れてきたようです。
その代わり、漫画の本が多いようですが、本に向かうようになりました。
朝は、ニュースや天気予報の情報源として、NHKラジオを流しています。
テレビは釘付けにされますが、ラジオは、聞きながら他のことができます。
日曜の夜から金曜日の夜までのウイークデイのテレビのない生活。
思った以上に、いいですね。

テレビで生活はかなり変わるんだなということを実感しています。
かっては、当たり前につけていたテレビですが、なくなると
テレビに支配されていた時間が帰ってきたような気がします。
いづれは完全にない生活を狙っていますが、これは子供たちの猛反対
を受けるでしょうから、もう数ヶ月の根回しと慣れが必要でしょうね。
またレポートします。
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がんと栄養

2008-12-01 | ビタミン
昨日にひき続きブログをお休みしていた11月の出来事をつづります。
11月19日の水曜日に、分子栄養学研究所の内野英香先生をお迎えして
玄米クリニック院内勉強会を行いました。

今、玄米クリニックには、高濃度ビタミンC点滴療法を受けに様々な
ガンの患者さんが来院されています。不安を抱えながら、皆さん苦しい
抗癌剤治療にも我慢強く耐えていらっしゃいます。
辛い気持ちはご家族も一緒です。
玄米クリニックができることは、少しでもその不安や辛さを軽減できる
ようなことをあれやこれやと色んなところから厳選して情報をお伝え
することだと認識しています。
なかでも栄養に関することは、多くのガン専門の医療機関でも十分な
情報が得られない状態で、ガンの人にはどんな栄養がいいのか、注意
するポイントはどうなのかというところを永年ガンの方の栄養療法の
経験をお持ちの内野先生の話を中心に行いました。
ご本人にとりましても、ご家族にとっても、とても実りのあるよい勉強会
だったと思います。
詳しい内容は、また別の機会でこのブログで説明したいと思います。
ガンの患者さんは、非常に悩まれています。
これからも少しでも多くも方々に、その悩みを減じるような情報が
伝えられる勉強会を企画していこうと思います。

12月は地域の人にも広報して、肥満や日ごろお使いの油をテーマとした
院内勉強会を開催しますので、ご興味のある方はご参加ください。
広報は、11月29日のブログをご覧ください。
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