いろいろとありがとさん

楽しく嬉しくハッピーに感謝して暮らすために

マッチと薪

2008-01-03 | 
我々の身体を動かすときに使われる燃料には2つあります。

1つはブドウ糖です。
日頃はグリコーゲンの形で貯蔵していますが
せいぜい数時間分しか供給できない量です。
この燃料はマッチに例えられます。
火付きはよいのですが、長持ちしないからです。
この燃料を使うときには酸素を必要としません。
瞬発的な力を発揮する筋肉は、速筋(白筋)と呼ばれ、
この燃料を使っています。短距離選手などでみられる、
隆々とした筋肉がまさしくそれです。

もう1つは脂肪です。
皮下脂肪などの形で蓄えられているので、相当量が準備
されています。
しかし、この燃料は薪に例えられ、火付きの悪さ、
つまり燃えにくさが特徴です。しかし、一旦燃え出すと
長く燃えてくれます。
心臓の筋肉は生きてる限り動き続かなければならないので
この脂肪を燃料にしています。
持続的な動きをする骨格筋は遅筋(赤筋)と呼ばれ、脂肪が燃料です。
長距離ランナーのしなやかな筋肉がそれです。
この燃料が燃えるときには酸素が必要です。


運動の目標は、この脂肪が燃えやすい状態にすることです。
有酸素運動で、遅筋を鍛えることが必要になります。
それでは、具体的にどうやっていけばよいのか?
今年の目標の一つがこの運動をじっくり考えることです。
まずは、わが身で色々と実践してレポートしていきまーす。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする