ビタミンＣ健康法

アインシュタインなどと並ぶ今世紀最大の科学者の一人で
単独でノーベル賞を2個もらった唯一の科学者である
ライナス・ポーリング氏の著作『How to Live Longer
and Feel Better』（日本語訳は村田晃訳『ポーリング博士
のビタミンＣ健康法』）は、以下のような前書きで始まって
います。

私は、通常勧められている量をはるかに超えて、ビタミンを
とりつづけると健康状態がよくなるという可能性を知って以来、
21年間、私の時間とエネルギーの大部分を、この分野の研究
に費やすとともに、健康を有意に増進させるための、その他の
問題についても考え続けました。これらの努力の結果が、
この『How to Live Longer and Feel Better』の中で、詳細
に論じられています。

また健康を増進する方法として以下の１２項目を挙げている。
①毎日ビタミンＣを6～18グラム補給する。1日も欠かしては
　ならない。（但し村田氏によると日本人では、もっと少ない
　量でよいのではというコメントが付いている）

②毎日、ビタミンＥを400～1600単位補給する。

③毎日、充分量のビタミンB群を摂取する。

④毎日、25000単位のビタミンAを補給する。

⑤毎日、ミネラルを補給する。

⑥糖分の摂取量を年間50ポンド（約23キロ）に抑える。
　これは米国人の平均摂取量の半分である。紅茶やコーヒー
　に作用は入れず、糖分の多い食品を食べない。甘いデザート
　も避ける。ソフトドリンクも飲まない。

⑦糖分を避ければ、何を食べても良い。但し、同じものばかり
　を食べ過ぎてはいけない。卵と肉はよい食品である。野菜
　と果物も摂るべきである。しかし、肥満するほど食べては
　いけない。

⑧毎日充分に、水を飲む。

⑨常に活動的であって、何か運動をする。しかし、あまり度
　を越してはならない。

⑩アルコールはほどほどにする。

⑪タバコは吸わない。

⑫ストレスを避ける。好きな仕事をする。家族と楽しく
　過ごす。

本年は、93歳まで生きたポーリング博士の健康増進法を
出来る限り実践してみようと思う。
皆さんもどうですか。参加してみませんか？