最近、(というか、随分前から)
うちのクリニックに救急車がよく来る。
一昨日も来た。
基本的に救急車を断らないのがうちの夫の方針。
近くに市立病院があるが、軽い患者さんがそちらに行ってしまっては
重症患者さんが後回しになったりするので、入院施設の無いうちの
クリニックにも救急搬送要請がよく来るのだ。
救急車で来る患者には重い人も、中程度の人も
「何で救急車呼んでまで来るんや!」みたいな人も居る(らしい)。
「らしい」と書いたのは夫はよほどの事が無い限り、私に患者さんの
話をしないからだ。
昨日、タクシー会社から「○円の請求書」が郵送されてきた。
夫に訊くと「少し前の事だが、軽傷の患者さんなのに、救急車を呼んでうちへ来て
『どうしても帰らない』と言い張ったのでタクシーを呼んで帰らせた」
との事。
へ~、変な患者(70歳代女性)・・・
うちにもモンスターペイシャントは、いっぱい来るらしい事は事務員のA子から
聞いていたが、そんな患者が居たとは知らなんだ。
A子曰く
「先生、カッコイイですよ~!どんな変な患者にも絶対負けてません。
本当に尊敬してます。」
夫は怖い者無しなのは(あたくしの事はコワイらしいが。笑)
知っていたが、モンスター患者をどうやってタクシーに乗り込ませたんだろう。
きっと、診察代ももらわなかったんだろうな。(←ケチな私はコレも気になる。笑)
今夜、ジムから帰ってきたら、詳しく訊いてみよう・・・っと。
請求された金額は千円ぐらいだったので許せるが
もし、遠方の人で○万円もかかったら、どうしたのだろう。
夫の事だから、それでも無理矢理帰宅させただろうな・・・。
長年、医院をやっていると色んな事がありまっさ。
タクシー代を返して欲しいけど、その請求にさえ行けないノミの心臓の私。
今度生まれ変わったら、象の心臓の持ち主になるぞ~!
(って、象の心臓が大きいか強いかは知らんけどサ。(。_・))