長女が大阪に帰ってきています。
大阪市内で企業説明会が連日あるようで、
先週は東京に行ったり、京都でもすでに何回か行ったようです。
いずれどこか納まるところに納まるのでしょうが、
現在進行形のときは、先がわからずとも一心にやるしかないですね。
母としては見守るだけです。
そして今日も朝イチで医療センターへ。
眼圧はやや高いけど落ち着いているので、
このまま様子を見ることになり、追加の目薬をもらってきました。
その帰りにデイサービスに送り届けましたが、
母は私も行って一緒に遊んだり、ご飯を食べたいのでしょう、
一緒にいこうというので、毎回なだめています。
「私の分のご飯はないからな~」とか
「年齢制限があるからな~」とか
「私も80歳になったら娘に送ってきてもらうから」とか
「今日は○○のレッスンがあるから」とか
いろいろ理由を並べると、しかたないなぁと名残惜しげに入っていきます。
昨日の会話で傑作だったこと。
「デイでは65歳とか70歳とか、ママよりも年上の人ばかりいて
ママが一番若いのよ」
と真顔で言うの。
「へぇ~そうなん? ママは一体何歳なの?」
「ママは65歳くらいかな」
もう自分の年齢もわかってないし、
何歳「くらい」とアバウトに言うこと自体、かなりキテいます(笑)
「う~ん、ママの本当の年はねぇ、今81歳でもうすぐ82になるよ。」
「へーー
いつの間にそんなに歳取ったんだろ」
「そりゃ~一年一年、年を重ねてここまで来たんでしょうに」
「お姉ちゃんはいくつなの?」
「私は○○さいだよ。ママとは30違うの」(かくしてもバレバレやね
)
「へ~20歳違いじゃなかったの?」
「ママは30で私を産んだからねぇ」
「そうだったかなぁ。。。(遠い目)」
ってな具合の会話が日常茶飯事。
もう数字に係わる記憶は全て都合良くなっています。
日にち・時間・計算・直前の短期記憶はほとんどアウト。
脇腹が痛いのも数日前に転倒したことを忘れているので
何故痛いのか、わかってないのでその都度説明。
「部屋のここで転んだのよ。
先生に湿布貼ってもらってベルトしているから大丈夫」
とこちらもいちいち同じことを繰り返して安心させる。
すごく正常が残っている部分と
つじつまが合ってない部分が混在。
でも気持ちはとても温かくて、優しくて
いつも人になにかしてあげたいし、感謝の部分が多いので、
出来るだけこのままで居て欲しいと思う。
年を取ると余分なものがそぎ落とされて
その人の本性・魂の部分があらわになるのが目の当たり。
30年後の自分、一体どうなってるでしょう。
ある程度周りのお世話になるのは仕方ないけど、
どひゃ~
と目を覆う自己中老人にならないように
可愛く年を取りたいもの。
若いときから徳積み精進、魂磨いておかねば~と日々感じます。