昨夜、次女とあれこれ話しているうちに💦
実は私に内緒にしていたことが一つ。
それは2年ほど前に知り合った男性が被差別出身であるとカミングアウトされ、その男性からも、それが理由で交際出来ないなら仕方ないから。
でも隠す事も嫌だったから。
と突然のカミングアウトだったのです。
次女は、その男の子の人柄を好きになってしまっていたのです。
結局は別れました。
『実は、別れてから、その男の子から再び連絡があってん。今年の最初くらいやった。』
ポツポツ話す次女🤓
半年ほど再び、交際したのだそうです。
結局は今年の7月に別れたそうな。
見た目は普通で
決して男前でも、カッコよくもない。
きゃしゃな男性。
次女は親の私が言うのもなんですが。
可愛い美人タイプ❤️
何人もの男性からアプローチされます。
その男の子は半年間
手を繋ぐまでの関係。
キスやセックスを求めて来なかったそうな。
普通のデートをし
たわいない会話をしていて
ホッと出来る男性。
これまで本気に好意を持ったのは
この男性も、5年前に交際していた男性のみだそうな。
『なんでやろ。2回目連絡あったとき迷わず会おう、いや、会いたいって思ってん。』
次女の性格から
これまでこんな事は全くなかったこと。
『アタシ、わかるねん。男性が私を人として見てるか、それともメスとして見てるか?』
それは男性が女の子の身体欲しさで見ているときの男の子のオーラ。
『分かるよ。その男の子には、それが全くなかって、アタシを人間として見てくれてた。』
その男性は
優しく、穏やかなオーラを持っていて
女性を自分の性の対象としてでなく大切な人として見れるそうな。
『でも別れた。』
黙って聞いていた私は、そこで一つだけ質問をしました。
『なんで?別れた?』
次女は
『アタシが失うものが多すぎるから。』
私は『そうか。』とだけ返しました.
娘は
『差別はあかんし、アタシの中では被差別の人も同じ人間やと。平等に思ってんねん。だから再び会ったんよ。』
大きな瞳から大粒の涙が出ていました。
『社会に差別がある以上、私の失うものが多すぎる。その男の子だって、被差別に生まれたくて生まれたわけじゃないやん?』
次女は『今回は相手から連絡があったから会って、そして、もう一度付き合ってみた。単に好きとかで済む問題でない事が多すぎて。別れには相手も納得してくれたけど。』
次女は次女で、ほんの少しでも差別してなくても被差別という事で一旦は別れてから自暴自棄になっていたそうな。
再会し再び交際し
『アタシが嫌われるようにして別れたけど相手は、分かってる。』
それが、また次女にとって
とても辛かったようです。
様々な問題もある被差別の差別。
ここでその多くを語ることは出来ませんが
次女の気持ち
差別は
する方も
される方も心が傷ついている。
いつかは
無くなって欲しい問題です。