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脳出血で無職になった親父のブログ

株式投資に腕時計が好きなオッサンのブログです。年齢を重ねスピリチュアルにも興味を持ったお蔭で人生感も変わりました。

昭和44年夏 引っ越し3DKへ

2015年04月21日 12時36分27秒 | わが半生
引っ越しが決まり家族4人、部屋の下見と掃除に行きました。京阪電車に乗り香里園という駅から更にバスで10分、バス停から徒歩15分ですが現地までの坂道がキツく母も私もクタクタでした。バスに女性の車掌さんが首からバックをぶら下げ停留所ごとにマイクで『次は◯◯~』とアナウンスするのです。大阪市バスでは既にワンマンだったので新鮮でした。7月頃でしたが当時の路線バスにはエアコンほもちろん、扇風機もなく窓を開けて自然の風を車内に運ぶしかありませんので信号待ちになると暑い暑い(^^;;漸く最寄りのバス停に着くと父か『これから、この坂道を上がるんや。昔は山やったらしいけど、ほら家とか団地があるやろ?まだまだ団地も家も増えるらしいで』私達家族が入居する団地は住宅供給公社の団地で新築でした。建物の中に入ると新築特有の匂いがして周囲はと言うと、のどかな風景で竹藪や池、向かいは原っぱで空気も田舎と同じくらい綺麗なとこでした。当時の寝屋川市って田舎で小学校の運動場から万博公園のエキスボタワーが見えましたから(^^;;部屋に入ると部屋か3つ。『ここの四畳半の部屋は、お前の勉強部屋や!』父が笑顔を見せながら言いました。四畳半と言えば私か幼いころ家族で暮らした広さが今度は自分だけの部屋になったのです。弟は未だ小さく私だけの部屋となりました。嬉しかったなぁ。掃除も積極的にやりました(^^;;