脳出血で無職になった親父のブログ

株式投資に腕時計が好きなオッサンのブログです。年齢を重ねスピリチュアルにも興味を持ったお蔭で人生感も変わりました。

昭和40年代初め

2015年04月12日 10時20分04秒 | わが半生
当時は今のようなスマホは勿論、テレビゲームなどありません。とにかく、お金のかからない遊びばかりしていました。縄跳びとか缶蹴り、下駄隠し、コマを手のひらに乗せて廻し、回っている間に走る競争とか。あと。よくさしたのは『べっタン』関東では『メンコ』と言ってた紙で出来たものです。これは流行ってましたね。手のひらサイズのべっタンですが、対戦して相手のべっタンをひっくり返す遊びです。やり方は私が先行なら相手のべっタンをアスファルトの地面に置いて、私が自分のべっタンを相手のべっタンの近くへと叩きつけるようにするのです。叩きつけると、その風圧で相手のべっタンをひっくり返せば、そのべっタンを貰うという子供なり遊びでした。また、べっタンの絵柄や写真に価値をつけてましたね。例えば近所の駄菓子屋で売っているものや当時、テレビでやっているアニメキャラは余り価値がなく、どちらかと言えば既に終了されたキャラや、少し遠いところで、そこのお店でしか買えないキャラが人気でした。珍しいのは時代劇の片岡千恵蔵とかが武士の身なりでの写真が絵柄になってたり、ターザンとか鉄腕アトムの実写版、初代のオバケのQ太郎なんかは入手困難で、持っているだけで自慢でしたね(^^)べっタンも価値に応じて賭けるんです。珍しいものを欲しいとき、そのべっタン1枚に対して自分のべっタン10枚を対価に闘うんです。戦い用のべっタンと負けた時に渡すべっタンを、分けてもいました。みんな闘い用のべっタンを簡単にひっくり返すことができないような工夫なんかもしてましたね。紙で出来てますから自分なりに色鉛筆などでデコレーションして自分なりの『おきにいり』を作ったり(^^)たくさん集めました。そんなべっタンも絵柄の希少性もあって今では結構、高いお値段だとか。ちょっとした『お宝』みたいです。そういえば妻と結婚してまなしのころ、どこかの昔懐かし博物館みたいなところに行ったとき、当時の『べっタン』がかしこまってショーケースに飾られていました(^^)昭和で、まだまだビンボーな時代でしたが子供の遊びは大抵、友達と遊ばないと楽しくないものが多かったように思います。
コメント
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