●日常
最近目黒に通勤し始めました。朝起きてのラジオ体操が日課になりました。
前の現場に比べていいところもあれば、うーんと思うところもあります。とりあえず、精神的には少し窮屈になった感じ。その分楽しいことも多少ありますが。あと物理的に作業場所が狭い。いや、エリアにはかなりの人数がいますが。
●週末
先日、「紳士協定」という映画を見た。公開当時の日本では非公開というこの映画。人種に対する偏見をテーマとしています。「偏見はよくない」といういい人たち。しかしそんないい人たちこそが、偏見の紳士協定の枠組みに縛られそれを頑なに保護している。ところでこの作品のセレステ・ホルムとジョン・ガーフィールド、あと母親がいい味が出ていた。彼らがいなかったら、主人公の一人よがりに見えたかもしれない。
ふと以前に読んだ「曇りなき正義」という本を思い出した。確かサスペンス的な作品だったけど、その根底には人種への偏見とかそういうものがあった。差別していないという気持ちそのものが差別。していないつもりになっているという偽善。
その時くらいから、自分も紳士協定の中にいたことを知ったのでした。全然タイプの違う作品ですが、読んだあととか観たあとに色々と考えました。
最近ではチベット問題が騒がれていますが、yahooなどでオリンピック関連の記事をみると必ず、チベットを引き合いにだして中国を批判している人々がいます。
点数の高いコメントなんかをみると単に手放しで中国的なオブジェクトを批判しています。これらは自己批判を伴わない罵詈雑言めいた批判もあって、エグいなーと。彼らの中で本当にチベットのために一生尽くす人はいかばかりか?
一過性の熱気煽られて責任を持たずに抗議行動とかする人は止めるべきだし、もしやるんだったら、その後の自分の人生賭してチベットのために戦うべきだと思う。
大体、先進国の偽善がパレスチナ問題の引き金となったことを考えると、これら問題の国際化というのは多くの人に知れ渡るという面で支援なども受けやすくなる一方、問題を一層複雑化させてしまう可能性は大きい。だからこそ外の人間による半端な抗議行動は愚であるとさえ思う。もちろん、この愚の中に祖国のために戦うチベット民を含めるつもりはない。
あ、でも、中盤の点数の人たちのコメントは結構冷静な意見も多くて、ほっとするといった感じです。
●情報処理
勉強してない。