深キ眠リニ現ヲミル

放浪の凡人、中庸の雑記です。
SSなど綴る事アリ。

【読書感想】「携帯電話俺」(水市恵)

2007年09月29日 | 感想
というラノベを読んだ。久しぶりに本を読んだ気がする。
まぁ、話としてはタイトルそのまま。携帯電話の俺の話です。説明になっていませんが、そうなんだからしかたありません。ガガガ文庫(?)の佳作らしいです。なるほど。メチャクチャ面白い!というわけではないかもしれないけど、構成とかがとても丁寧だなぁ、と感じました。無闇に伏線がなくちゃんと回収されている点も良いと思います。文章も平易で読みやすい。流れも分かりやすい。その点、普段から読み込んでいる人には物足りない気はしますけどね。でも、なんていうかこの作品は「小説」として楽しめるなぁと。アニメとか漫画ではシナリオを大幅変更しないと不可能だと思う。
僕らが人間の目を持ち、人間の耳を持ち、四肢を持って体温を持っている以上、受動性の高いメディアでは受け止められない。
僕らが、この小説を読み文章を頭に展開し、そこで生み出される携帯電話としての「俺」の視点が全てだから。

以下は読んでいて思ったことの列挙。
最初光山冴子(主人公の人間時代の片思い相手)が魔術師だと思っていたのは、私だけだろうか……。てっきりマリアと冴子の二大ヒロインかと。。。
てか、主人公が○○されている時点でもうなんかヒロインとか関係ないしなー。
でも、ミエさんと冴子はなんらかのつながりがありそうだなー、と。
一番の見所は2巻(2007/09/28時点の最新刊)の「すうはあすう」です。
作者、自分と同じ歳だな。気に入った作品の作者が同じ歳だったりすると、何故かちょっと嬉しかったりしますねー。なんででしょう。

幸せは絶対値である。

2007年09月15日 | 日記
さてさて、三連休皆様はいかにお過ごしでしょうか?
私は実家に帰って、甥っ子の運動会のビデオ撮影をしてまいりました。雨が降ったり、カンカン照りになったりして大変でしたが、なんとか役割は果たして来ました。
あー、野中藍かわいいな。また俄かにそんなことを思ったりする。昨日会社の用事で秋葉原に行ったとき勢いでCD買っちまったよ。(もうすっかりその道の人みたいですね)なんでも三ヶ月連続でのCD出してるみたい。最近そういうのはやってるのかね。
そろそろ堅気に戻る頃かな。
しかし、あれだな。心の温度が低い私にとっては、下手なPopsやRockなんかは響かないんだよな。メジャーの曲はとみに。シンクロしないんですよね全く。彼らと自分は全く違う世界なのかなって思っちゃう。聞くのはホントに一部の人かなぁと。
むしろ聞くとしたらインディーズかな。こっちは結構届くのだよなー。ライブハウスだからってのあるけど、彼らの生活とか生き方そのものとかが直に感じられる気がして。

さて、床屋に行ってきます。
Q:唐突ですか?
A:そうですね。
Q:タイトルと中身が全く関係ない。
A:そんなことはありません。たとえ、この日記の内容がどうあれ、私の幸せ値は無意識と前意識とを総合した漠然とした今に体現されているのです。

では、皆さん良い連休を。

やばいって

2007年09月07日 | 日記
 今回の台風はやばいっすなー。
みなさんちゃんと家に帰れましたか?
私は仕事場から二駅かつ、歩いて帰れるくらい近いので。平気でした。
まぁ、早めに仕事を上げて帰りましたが。
にしても、ニュースで見ましたが、東海道が東京―小田原間で止まったのか…。
これは痛いな。東京方面に通う静岡民及び西部神奈川民は帰れないじゃないか!
ひさしぶりじゃね?
実家にいた頃にもでかいのはあったけど、あのときはなんとか動いてくれて、3時にはなんとか家に着けました。いつだっけなぁ。

ガクサイ企画で書こうと思っているものが、やっと思いついた。
これからじっくり詰めていって……完成はいつなんだい!
って感じです。この台風のときに、少し考えときます。
別サイトで書いている同人関係が落ち着いたら、普段の創作に戻ってみるつもりです。向こうにハマリすぎた。一冊作れたからまぁ満足。あと長編一本書いたら、こっちのサイト運営に戻ります。多分。
いや、最近は少し真面目にブログも更新しているので、きっと大丈夫。

今週末はunit-IFの公演「TAROT」です。
珍しくN教授から予定の問い合わせがあって驚きました。
最近、彼は真面目に人間をやっている感じがします。いいことです。
ただ、大学時代の奇人ぷりを思い出すとちょっと寂しい気もするが、今くらいがちょうどかもしれません。

みなさん。明日の朝は混むことを予想して1時間早くでましょう。そのために1時間早く寝ましょう。おやすみなさい。

なつやすみのおもいで

2007年09月01日 | 日記
・旅

先週の夏休みには秩父に行ってきました。

行きは西武の特急で雄大な谷を貫いて、池袋から1時間あまり……。

画像はありません。あまりに雄大で呑まれていました。

かなり遅くでたので、入秩は午後も午後。

駅から近い札所を巡りながら、ふらふらと。

途中浴衣姿の二人連れの若い娘。どこかのお祭りか?

それをみれただけでも来た甲斐があるというもの。

コンビニはホテルの近くに一軒だけ。

一番大きな道は我が家の前に走る道路の半分くらい。

秩父神社近くの柞通。

ビジネスホテルで杯を傾けつつ、一晩明かす。

写真は皆野駅での一枚。

ここからバスで20分強のところに目的の椋神社あり。

セミの鳴き声と木陰の涼しさ。

都会のバスの20分とは重みが違う。

残念ながら井上伝蔵の記念会館は休館。

ちなみに駅までの終バスは15:40だった気が。

帰りは秩父鉄道に揺られて、寄居→熊谷→羽生へ……。

もうひとつ別の名所めぐり。

ニュースになった鷲宮神社。

孔雀が4羽いた。珍しいなり。

場違いの絵馬多数あり。それもまたよろし。

この旅の道連れとなってくれた某君に感謝を。

楽しい旅でした。



・今夏最大の祭り

日曜の祭りも楽しかった。国際展示場は暑かったが、教授は水を行ってきも呑まずに、歩き倒した。

長蛇の列、ごった返す人混み。今となっては、いい思い出。



・携帯革命

携帯を変えた。会社ごと。

ワンセグはすごい。電池消費激しいけど。

リスモ。最高。動作重いけど。

とりあえず使える機能から使っていこう。


・実家の素晴らしさ

実家はいい。たまには帰るものだ。

近所の僕の親しみのあるコンビニが店を閉じるらしい。

コンビニといっても昔、近所に一軒だったそこはに、ぎっしりと思い出が詰まっている。

少し淋しい。

一ヶ月ぶりの家族の顔。そんなに長い時間じゃないが、とても懐かしい。

父親が必死に携帯で住所を登録する姿。進む時代に無理にしがみつかなくてもいい。

自分の可能な範囲で少しずつで。

やはり、味噌汁は実家のに限る。