深キ眠リニ現ヲミル

放浪の凡人、中庸の雑記です。
SSなど綴る事アリ。

二月二十七日

2009年02月27日 | 日記
カレーが旨かった。
遅い昼飯にて飽くなきことこそいとをかし。

Bitter Sweet Fools 1

2009年02月09日 | 感想


中古価格500円のゲームに私の少ない情熱を捧げてみたり。いや、結構いい。これが終わるまで「はるおと」はやらないでおこう。

BitterSweet Fools 覚書

第一話「誰のものでもない猫 -Whose cat is this ?- 」
 舞台はフィレンツェ。主人公は殺し屋アラン(偽名)。いつもどおりの日々に突然やってきた可愛い訪問者。そうして、アランは上司であり親のような存在であるモーリスに頼まれマフィアの孫娘であるティを預かることになった。彼女の親が厄介事に巻き込まれているらしい。モーリスはフランスかどこかに用事のために出かけてしまっていた。やれやれとばかりに始まった同居生活だったが、アランに降りかかった面倒ごとはそれだけではなかった。便利屋のシュガーに頼まれて死んだ資産家の飼い猫の面倒をみることになってしまうのだった。主人公はモーリスにもシュガーにも同じ件で借りがあり断ることはできないのだった。
 こうして、アランのもとには行き場のなくなった1人と1匹が住み着くことになったのだった。扱いなれないものを扱うように面倒に思うアランだが、渋々ながらもその生活を許容していく。一方で、ティはアランという未知の人間との共同生活に不安や戸惑いを抱えていたが、例の猫であるマシュウを介しつつアランと少しずつ打ち解けていく。
 そんなとき散歩の途中で逃げ出したマシュウは1軒の空き家に入り込んだ。その家はマクガフィンというマシュウの元飼い主の住んでいた邸宅だった。遺族によって売り払われたらしい。そこで、彼らはオルゴールの中にしまわれていた1枚の紙を見つける。それこそが、マクガフィン老が亡くなる前に記していた遺言状だった。その書面によると財産の全てをマシュウ(最終的には管理する保護者)に遺すということが書かれてあったのだった。しかし、アランは書面を焼き捨てる。猫のためにはそれでよかったのかもしれない。

<メモ>(どうでもいいことから補足・伏線まで)
・アランの家の冷蔵庫にパスタあり。
・アランのアパルトマンの一階は花屋。
・花屋にはアカデミアに通う絵描き見習いのソリノという少女が働いている。
・オルゴールの音色はトロイメライ

第二話「小鳥の見る夢 - voiceless hummingbird -」
 今度の視点はパレルモという便利屋の青年。彼は仲間であるシエナやエリチェとともにその日も任務をこなしたのだが、その帰り道に銀髪の少女が道端で倒れているのを見つける。迷った末に結局連れ帰るとシエナに不機嫌な顔をされるのだった。少女はレーニエというらしかった。物静かで、純真で健気な少女だった。ただ、彼女は記憶を失っているという嘘をついているらしかった。三人は仕事の経験上見抜いたがそれは敢えて聞かなかったのだった。
 三人の共同生活は平穏だった。ちょっと厳しそうなシエナもレーニエを妹のように可愛がるのだった。しかし、平穏に隠された心には互いに見せることのない秘密をレーニエも含めてそれぞれに持っていた。
 ある日パレルモとレーニエは買い物に出かけた。
→ポンテベッキオ
ポンテベッキオに向かうことにした。橋に立ち並ぶ宝飾店の数々。素直にその橋の存在に感動するレーニエ。
→サンタマリアノヴェッラ
公園でソリノと出会うレーニエ。絵を褒められるとソリノは喜んだ。そしてレーニエの魂が綺麗だと言い今度モデルになってくれるように頼んだのだった。

 買い物を済ませたその帰り道、レーニエは誰かの姿を見て突然逃げ出してしまった。パレルモはレーニエを追いかけていく。事情が分からぬままではあったが、パレルモの機転によって二人は追ってきた相手を振りきった。
 ミケランジェロ広場。パレルモは「嘘」(記憶喪失だという)をつくのはいけない、とレーニエを窘める。誰にでも秘密はあるがだからこそ嘘はつかないで欲しい、と。
 結局、レーニエを追っていたのが何者かは分からなかったが、その事実は彼女がそういった危険を持っているのだということを彼らに認識させた。エリチェとシエナは今後レーニエをどうするかをリーダーであるパレルモの考えに委ねた。危険だと察知している理性とこのままレーニエをおいてやりたいという感情で悩むパレルモだったが、カードで決めることにした。レーニエのカードがパレルモの引いたカードよりも小さかったら、レーニエには出て行ってもらうという約束だった。もちろん、レーニエが負けることなどありえなかった。もうそのときにはパレルモの考えは決まっていたのだろう。ただ、その感情というものを言葉に置き換えるのが難しかったのだろう。そういう形でパレルモ(たち)はレーニエを自分たちの生活に迎えるのだった。何故か涙があふれるレーニエ。この人たちのために何かしたいと思うのだった。

<メモ>
・レーニエは親友と袂をわかっている。
・シエナは料理が上手くない。パレルモが専ら料理を作るが、レーニエも手伝うようになった。
・エリチェは睡眠時間8時間の健康人間。無口。


感想だととりとめもなくなるので、あらすじを自分の備忘にメモする。

部課長ミーティング

2009年02月05日 | 日記

いつもながらビールサーバーの使い方がわからず、ビールが泡だらけになる。恥ばかりかきますが、今は笑って流せるようになったのかもしれません。
寝る前にウィスキーを飲むのを習慣にし始めた。まぁ、弱いので水割りくらいしかしないけども。


・「絶対カラフル宣言」(佐藤利奈・井上麻里奈・茅原実里)
 どうでもいいですが、
1番のサビの「グッとポジティブシンキン(グ)♪」
最後のサビの「グッとポジティブシンキ(ン)グ♪」
の歌い分けが個人的に好きな今日この頃。


二月朔日(疑惑?)

2009年02月01日 | 日記

・疑惑?(じゃなかったらいいな)
 今日、照明の打ち合わせに山手へ。早く着いたので、稽古場周辺を散策した。この辺りで既に若干不審人物な私。
 道々で稽古帰りの皆々さんに出くわす。打ち合わせは駅前の某喫茶店でとなり、 帰りの役者さんたちに混じって駅の方にいく。
 タイミングの問題かもう帰るのかと勘違いされたり。それはともかく、行った先の喫茶店で今回出演する役者(女性)でまだ数回しか会ったことのない人たちを発見。なんとなく気まずい。ということで気づかなかったことにしていると。二人は一度入った店を出て行った。きっと来る時にそこによって忘れ物でもしたのだろう。もしくは席が空いてなかったのだ。決して突然現れた良く知らない人につけられてるなんて思ってないさ。きっとね。
 
・TYXH
 照明の打ち合わせで情報を交換した後、雑談しているとふとTYXHの部室を引き払う話を聞いた。3月くらいにやるらしく、そのうち声がかかるかもしれないよとのことだった。
 もう卒業から2年近く。思い出は徐々に子ども時代の記憶と同じセクターで管理され始めている。もう私にとってそれは今ある現実というよりは、昔あった事実に変わりつつあるのだ。卒業してからもメンバーと会うこともしばしばであるが、もう日々を脚本の台詞とか登場人物の感情とかを考えることに使わなくなった私は、あの頃のような溌剌とした気持ちで彼らと対面できてはいないような気がする。共有している記憶はいくつもあるのに、私はちぐはぐの服を着てアルバムをめくるようにしてそこにいるような気がする。
 話がそれたが、つまり私には既に大学時代が「思い出Vol.○○」というラベルの貼られたCD-Rに入ったmp3とかjpgとかAviファイルみたいになっていると言うことだ。だから、部室を引き払うという話もすぐには実感が沸いてこなかった。
 でも、きっともう一度あの場所に行ったら色々と思い出すんじゃなかろうか。色々のことを。そしてやっぱりそのときには、色々あった面々もなかった面々も同じ空気の中で過ごし楽しんだ日々を思い出して欲しいものだ。

・THE 恋愛アドベンチャー
 というPS2のソフトを買ってみた。
 そういうときっと何人かはぉいぉいと思うかもしれない。実際、結構私はイタイ人なわけではあるが、それにしてもシンプルシリーズかよみたいな。
 でも、ちょっと説明させてください。こいつは思うにそんなに恋愛アドベンチャーでもない気がするよ。いや一般人的にはそうなのかもしれないが。
 かくいうのも、この作品のサブタイトル(実際はタイトル)は「BITTER SWEET FOOLS」というもので、元はPCゲームでPSに移植するにあたってフルボイス仕様にしたものだ。OPは私の好きな新海誠さん。キャラクターデザインはガンスリンガーガールの相田裕氏。製作はminori。舞台はフィレンツェ、買うでしょ。ちなみにこの間PC版を見かけたがお値段6000円。対するこいつは500円。買うでしょ。
 そして、恋愛アドベンチャーとか銘打ちながら、「宿命に翻弄されながら強く生きる人々の群像劇」というコピー。なんか恋愛が結構隠されちゃってますが。
 まぁ、とりあえず音楽を担当してるのがTwoFiveなんで、それつながりで門脇舞以さんが出てるのかなと推測できる私は普通ですよね。