深キ眠リニ現ヲミル

放浪の凡人、中庸の雑記です。
SSなど綴る事アリ。

自宅サーバ Fedora Core5(その一)

2007年01月30日 | 日記
サーバを少し作りました。webとftpを。しかし、何故かsambaが起動しない。pingで確かめたら、リナックス側から、windows側が通らない。残りのpingは通ったのだが・・・。何が問題なのだろうか。ポートはちゃんと開いているはずだが・・・。
まぁ、贅沢を言わずに当分はこの二つで・・・。まだ全然わからん。CGIくらい使えるようになりたいですね。
・サーバ機・・・HDD:60GB、CPU:Duron1.0GHz、メモリ:256MB。Fedora Core5。
・ルータ・・・・Netgenesis SuperOPT90

さてと、あまりパソコンにかまけるのはここまでにして、やるべき事をやっときましょうかね。沢山あるのよね、悲しい事に。いや・・・嬉しい事にだwww
退屈は猫も殺す?とかいうニュアンスの言葉もあったことだし、やることがあるのはいいことですよね。しかし、私の場合やることを拡大し過ぎて収集がつかなくなっておりますが・・・。

それは、渇くことなき好奇心の泉(瑞

サーバ構築までの長い道のり・・・

2007年01月24日 | 日記
今日ついに、LANを形成するためにヤフオクで買ったルータが届いた。有線ではあるが、経由しても全くストレスを感じない。しかし、最初の設定に戸惑ってしまった。やはり多機能であるだけに私のような初心者には難しい。なんとか、二台のパソコンで繋ぐことに成功。しかし、サーバ構築までの道のりはまだまだ険しそう・・・。

ちなみに、写真の右の白いのがNTTのモデムで、左側がルータ。

うたかたという永遠(辞書お題小説1)

2007年01月21日 | 小説/SS
みなさまこんばんは。どうにも最近文章のネタを考えるのに一苦労するので、辞書を適当に引いてキーワードを作って文章を考えていこう、という企画を思いついたので、開始したいと思います。
・使用辞書 『新明解国語辞典』第五版、三省堂、1998年。
・本日の行 ア行(不均衡パラパラ方式で選別)
・キーは以下の通り
<うたかた><宴><打ち明け話><内ゲバ>

 
 僕たちが学生運動に参加したのも、ただ時代の一つの潮流だったように、今となっては、僕は普通の会社員、あの時の仲間も会社をもったり、実家の稼業を継いだり、それぞれの生活を持っている。今となってはあの頃熱く語った、政治論やマルクス主義経済学の事も、すっかり抜けてしまって、僕の書斎の片隅にはもう十年以上も手を付けていない政治書や新書が整然と並んでいる。
 僕はある日曜、それを一冊手に取った。レーニンの『カール・マルクス』である。マルクス主義について様々な角度からかかれた論文を集めたものである。鼻がつんとするような感覚とともに、過ぎ去りし時代の事が蘇った。鮮やかだった。永遠に続くかに思えたあの大学時代、皆とともに日々を生きた時代。あれほどに、それは百億年生きると言われている太陽のように輝いていた私たちの青春は、今やうたかたのような一瞬にも思われた。急に胸が苦しくなった。
 僕はその運動の中で、人生で一番大切に思っていた人を失った。彼女はまるで自由の女神だった。いや、僕を含めて仲間全員がそう思っていたに違いない。僕にいたっては、彼女がいるからこそ運動をしていたのかもしれない、と思えるくらい僕にとって大切な人だった。高潔で、誰に対しても優しく、不正を許さない精神と、強大な力にひるまない勇気、全てを持っていた――僕も皆も、そう思っていたのだけれど・・・。
 ある時、運動を巡って内ゲバがあった。組織というものは必ずといっていいほど、一枚岩ではない。よく、三人いれば政治が出来るし、派閥もできるというが、まさに僕たちもそうだったのである。運動を巡って首脳部と、武闘路線を主張する一派のによる、論争が起きた。普段はそこでどちらかが折れるのであるが、その時は違った。彼女以外殆ど腰巾着に過ぎない首脳部はついに、強硬派を抑えられなくなって、大会中に怪我人が出る始末だった。結局大会は、強硬派を中心に進んめられた。
 僕は大会のあと、事務室(僕らの運動為のこじんまりとした大学の文科系サークルをそう呼んでいた)に向かった。僕は総務として仕事をしていたので、その日の大会の記録を製本するために、いろいろと仕事があったのだった。書記から、記録を受け取った僕は、ひとり事務室で、誤字のチェックをしていた。
 そこに、彼女が入ってきた。僕は気まずくて言葉を掛けられなかった。彼女の方も別に僕の方に何にもいわず、じっと代表の席に座っていた。
「ねぇ、今日の大会の打ち上げどこにしよっか」
 僕は耳を疑った。今日は彼女にとって最悪な日のはずだった。それなのに、彼女の声はあっけらかんとして、落ち込んでいる様子なんてちっともなかった。言いよどむ、僕をよそに、彼女は事務所の電話で親しい仲間を誘った。僕はそんな彼女をずっと見つめていた。

「今日は宴です。みんなとりあえず、今日はお疲れ様でした。では、乾杯!!」 彼女の掛け声で、幾つかものグラスが高い音を上げてぶつかった。グラスの表面の雫が滴る。それまでは、無機質だった事務所が急に活気付いたみたいな気がして、みんな笑っていた。彼女も。外では、雨が降りだした。
 ビンやカンが散らばるムッとする事務室には、僕と彼女の二人だけだった。彼女は、水割りの焼酎を入れたグラスをにらみつけるようにして、座っていた。 どうやら、だいぶ酒が回っているみたいだった。頬が仄かに赤い。僕は、散らばったゴミを片付けながら、彼女に悪態をついた。
「まだ、飲むのかい。面白くない一日だったてのに」
 僕は、内心苛立っていた。今日あんなにやりこめられたのに、変わらずに笑っている彼女を。
「悪い?」
 彼女はまた微笑んだ。僕は宴会が始まってから積もっていた苛立ちに、ついに憤りを隠せなくなった。カンをゴミ袋に放り込む手付きが、ついきつくなった。
「君は悔しくないのか?」
「何が?」
「朝、あんなに皆の前でやり込められたってのに!」
 彼女は焼酎から目を背けずに沈黙を保った。
「僕はつらいよ。君があんな事になって、あいつらがでかい面して。悔しいよ」
 尚も、彼女はグラスを見つめていた。
「なんとか言えよ」
「ごめんね」
 静かな声だった。消え入るような、誰にも聞こえまいとするような、小さな声。
彼女は事務所を出て行った。僕は、一人事務所に立ち尽くした。未だ収まらない憤りを抱えたまま、外の闇をねめつけた。これは世界だ。僕らが変えなきゃいけない世界だ、と僕は真剣に思っていた。雨は音をたてて降っている。空が光った時、僕はふと思った。彼女は傘を持ったっけ、そういえば持っていなかった。急に、憤りが吹き消され、心配ばかりが頭を駆け巡った。風邪を引くといけない。そういえば、彼女はあまり丈夫な方じゃない。それに酔っているし・・・何より彼女が出て行く前のあの言葉・・・。
 僕は傘を二本手にとって、事務所を飛び出した。大学を出て、街灯を追うように僕は走った。大学から暫くは一本道だ。まだ、彼女はそんなに遠くまではいっていない筈だ。傘をかいくぐって来る雨粒が、容赦なく、僕を叩き付けた。僕は、心に渦巻く一つの気持ちで走り続けた。
 途中、寂れた石橋の上で、彼女を見つけた。しゃがみこんで、震えていた。傘を持たせて、僕の上着を掛けてやった。
 終電を逃したので、僕のバイト先のガソリンスタンドで、雨を避けることにした。コーヒーを渡し、身体を拭いてやった。彼女はずっと震えていた。少しして、僕は漸く落ち着いた。
「さっきは、言い過ぎたよ」
 彼女はしたを向いたまま黙っていた。微かに嗚咽を洩らすのが聞こえてきた。暫くして、彼女はゆっくりと顔を上げた。と、思う間もなく、僕の胸に顔を押し付けた。
「ごめん、ちょっとだけでいいから、このまま・・・」
 左手で、ギュッと彼女を抱きしめて、右手で彼女のまだ濡れている髪をゆっくりと撫でた。
「私、本当は文芸部に入るつもりだったの」
 夜明け近くに彼女が喋り始めた。
「恋愛小説が書きたかったなんて・・・おかしいよね」
 全然、そんなことないよ。
「それでね。締め切りを乗り切って、皆で楽しく打ち上げしたり、お互いの小説を語り合ったりしてさ」
 彼女は明けかかった空の光で瞳を輝かせていた。とても綺麗だった。
「それで、ある日、部室でちょっと冴えない同級生とお茶をしながら、話してたら・・・」
 彼女は次の句を接がなかった。あまりに本当の笑顔だった。僕は思わず見とれたまま呆然とした。僕は気づいた。僕は英雄だった彼女が好きなんじゃない事に――確かにそれは一つの要素ではあったけど――僕は彼女という人間が好きだったのだった。高潔に立派に振舞う彼女ではない。いつか壊れてしまいそうな脆さも、誰にも負けない気持ちを持つ強い気持ちもその全てを愛していた。
「急に変な事言って、ごめん」
 彼女は笑って誤魔化すようにした。
「好きだ」
「え?」
 彼女は呆気にとられて急に立ち上がって、暴走し始めた僕を見上げた。
「あ、いや、もし僕がその冴えない同級生なら、告白していると思うんだ。うん」
 僕は慌てて訳の分からない事を言った。
 クスリ、と彼女は笑いを洩らした。
「私も」
 今度は僕が困惑する番だった。
「……好き」
「え?」
「って言うと思う。冴えない同級生に」
 冴えないは余計だ。といえなかったのは、僕が本当に一杯一杯だったからだろう。愛しい気持ちで。

 そのお互いの打ち明け話の数日後に彼女は風邪が悪化して、肺炎で亡くなってしまった。僕の学生生活はそこで終わった。
 もはや取り戻せない、時間を仕事のうちに忘れて――それしかなかった。彼女の死を信じることなんて出来なかった。――今まで生きてきた。僕は本を手に取ったことを後悔し始めた。どうしてこんなことを思い出してしまったのだろう。こんなの辛いだけだ。
 本を投げ出す。すると、その弾みで、本の中から一枚の紙が落ちた。手にとってみる。便箋?
 僕はゆっくりそれを開いた。手紙の下書きのようだった。僕宛であった。思わず胸が詰まる思いがして、最後の署名を見た。彼女の名前だった。文章は所々黒く塗りつぶしたり、二重線で消した後があった。それがどういう手紙かは、すぐに分かった。そこには彼女の夢が、思いが、笑顔が、何もかも詰まっていた。凝縮されていた。
 僕は手紙を抱きしめるようにして、また自分の間違いに気づいた。彼女を本当に殺してしまったのは、他でもない僕だった。逃げるように、面白くもない生活をしてきた僕だった。悲しむことをせずに、立ち直ったように、自分に思わせていた僕だ。
 ちくしょう。なんてバカなんだろう、僕は。愚かなんだろう。自分を騙し続けていた事に今更気づくなんて。僕は、狂ったように泣いた。
 僕はいつも彼女に教えられる。いなくなって尚、僕を救ってくれた。僕は、忘れない。全てが色あせたものとなったとしても、それでも君とともに生きよう。
 

ここ数日で

2007年01月20日 | 日記
リナックスを導入しました。なんだか、とても新鮮な体験が沢山ありました。使っているのはFedora Core5で、正常にインストールできなかった3に比べて、Xwindowsは良くなっていると思った。それに、何故かUSBメモリを認識してくれなかったのを、5は認識してくれる。
にしても、やはりwindows使ってると、ついGUI環境で操作してしまう。早くコマンドに慣れないと。基本の基本くらいのやつはわかるのだけれど、設定をいじったりするのとかは、慣れなのですかね・・・。

とりあえず、動画やMP3の再生はできるようになったので、あとはルータを購入して、LANを形成したいと・・・。なかなか合うルータがないですね・・・。マイクロ総合研究所のやつがどうやら宜しそう。

改めて

2007年01月09日 | 深キ眠リニ現ヲミル(自己哲学)
昔、どこかで触れたことかもしれないが、私は余暇というものを有効に使えない。たいてい生活リズムを崩して、それだけで終わるような気さえする。まず、家に篭りだしそのうちには、飯を食べなくなり、体調は不全(飯が喉を通らなくなる)にして惰眠を貪る。こういう事態に陥って初めて人が引きこもってしまうのかを知る。
最初は自ら外に出ないという状況にしろ、そのうち飽きてくる。外に出たいと思う。しかし、生活リズムの悪化やらなんやらで出られなくなる。出る気もなくなってくる。消極的に引きこもることになる。

自分はやはり、拘束する何かがないと緊張感が保てず、まともに生きられなくなる。次第に外にいるときよりストレスもたまる。悪夢も増える。いつも休み明けには思うものだ、やっと地獄が終わったと。

HPについて

2007年01月07日 | 伝言

最近IE以外のブラウザにて、当ブログの親ページにあたる「虹のゆくえ(仮)」の方をチェックしていました。やはり、いくつか不具合が発生している模様なので、ここで、報告したいと思います。また、DonutなどのIEを利用したブラウザはIEと同じ(不具合なし)動作が期待できます。
検証に使ったブラウザ
・IE6
・ネスケ7.1
・firefox1.5

HPはIEでプレヴューしているので、デフォルトがIEだと思っていただければ。
・ネスケによる閲覧の問題点
 ・重度の不具合(閲覧不可)
  なし
 ・中度の不具合(一部閲覧不可)
  なし
 ・軽度の不具合
  ①テーブルの色が黒で見づらい。
  ②コンテンツ「ススメ」におけるアンカーが正常に機能しない。

・firefoxによる閲覧の問題点
 ・重度
  なし
 ・中度
  カウンタが表示されない。
 ・軽度
  ネスケの不具合に同じ。

一応確認できたのは以上です。アンカーとテーブルにかんしては、少し考えてみたいと思います。カウンタに関しては、他のHPでも表示されない場合があるため、対処法は不明です。
致命的な不具合はないものの、報告いたしました。ではでは。

以上。

今日は漫画

2007年01月05日 | 感想
久しぶりに某古本屋に行った。今までいろいろ買い込んだCDを処分するためであった。しかし、売ったはいいが、気になる漫画を一冊買ってしまったのが、私らしいといかなんというか。「シューピアリア」第一巻(ichtys作)スクエニ刊行。

正直、線の多い少女マンガ的なタッチは苦手で、件のマンガもそうなのであるが、どうしてか、手が伸びてしまった。これはネタバレではなく、この本の一種のウリなので触れるが、このマンガは勇者(男)と魔王(女)の話。しかも、魔王が勇者に恋するという第一巻。その設定に惹かれたのかな。多分第一にそこんとこだと思う。昔、私もそんなシナリオを考えていた時期があったので、かなり興味をそそられましたね。正直読みづらいというのはあるのだが、話の流れが好き。あと、軽い性格ながらも恋する魔王が好き。勇者は彼女が魔王だということを知らない。しかし、魔王だけを斃す旅をしている。どうなるのだ魔王。
一人称、主人公は魔王の方だと思う。というか、絶対そうだろ。全く、今の心の荒んだ私には、うってつけの本でした。
主要キャラはまだ三人と少ないけれど、今後の展開に期待。多分三巻くらいまで出てるみたいだから探してみよう。

それは、決して抱いてはならない灼熱の恋(瑞

あけましておめでとうございます。

2007年01月04日 | 伝言
遅ればせながら・・・。ですが、今年も宜しくお願いいたします。もう、三が日も過ぎたので、気を引き締めていきたいですね。
ここ3日なぜか全くといっていいほどTVを見てませんで・・・。何でだろう、と思うぐらいに。そんな私ですが、今年も宜しくどうぞ。

それは、雲間から漏れ出づる新しい春の日差し(瑞