深キ眠リニ現ヲミル

放浪の凡人、中庸の雑記です。
SSなど綴る事アリ。

最初は木曜日

2010年10月28日 | 感想
木曜日は一週間の疲れがピークに達する。
こんな日は早く寝るっきゃ無い!
・・・と思っていたら、「おかえりラジオ」だよ。明日は休暇をとったことだし、ゆっくり聞いてきました。
普段はたまに聞くくらいだけど、今日はバースデー特集で、動画ありとのことだったので・・・。
日笠陽子はゲストなの、か?7割くらい喋ってたような。完全に司会者だった。
まぁ、ベストな人選ですね。けいおん以来やたら共演が多いですし。
クエイサーラジオ、いちばんうしろの大魔王、らじおんとネットラジオでもお馴染み。
息が合った掛け合いで、長いような短いような1時間。
これ生放送、だよな。よくこんなテンションで突っ走れたな。
なっちゃんて何者なんだろう。

◯HTT2
[DISC-2] 重複ありますが・・・一応。
・「Instroduction」:アニメでやっていたあの場面。
・「ふわふわ時間」:やっぱり、コレですね。二番のサビが終わった後の唯と澪の台詞が逆になってた。
・「カレーのちライス」:K氏がカラオケで歌ったのでしか聞いたことがなかったから新鮮だった。これ聞いてると、激辛に挑戦した日々を思い出す。あの頃は胃が強かったなぁ。しみじみ。
「わたしの恋はホッチキス」:こんな曲だったのか。聞いた記憶はあるけど、すっかり忘れていた。ハモリと、サビ明けのピアノ伴奏が美しい。
「ふでペンボールペン~」:音頭バージョン?がボーナストラックであったらなぁ。
・「ぴゅあぴゅあハート」:安定感のあるボーカルだな。
「いちごパフェが止まらない」:
・「Honey sweet tea time」:歌が途切てとり直しとかだったらおいしかった。一瞬、紬のキャラソンかと。
・「ときめきシュガー」:この疾走感が癖になる
・「冬の日」:
・「五月雨20ラブ」:ベースがたまらん。澪ボーカルの曲の中でも、ちょっと番組EDに近い音。(サビはたおやかな雰囲気だから違うけれど)「低音!」
・「ごはんはおかず」:ここにきてリコピンww。
・「U&I」: 


<総括>
実は、1期の曲もしっかり聞いたのは初でした。特にホッチキスあたりは、こんなにいい歌詞だったのかと。「キス」と「ホチキス」をかけたのかと思ってたwww
侮り過ぎてましたゴメンなさい。


◯神のみぞ知るセカイ
minoriのHPで、音楽チームが活躍との情報だったので録画しときました。
流石の天門サウンド。あのメロディは告知聞かないでもわかりますね。
にしても桜井智だと。て、実はあんまりしらないけど。

燃焼

2010年10月27日 | 感想
生きているからには完全に燃焼せねばならん。
不完全燃焼。
自らを窒息させる、死に至る病だ。
何かの漫画で、「本気を出さないと本気を忘れてしまうぞ」というような台詞があった気がする。
僕は自分の本気をいつ出しただろうか。普段本気と思っているそれは、本当に本気なんだろうか。

否、薄っぺらな言葉だけのことに過ぎない。
他人の本気を目にするたびに、せせら笑う僕。だが、僅かな嫉妬心が僕の胸を掠めるのだった。
零れる皮肉の言葉は、誰に向けられたものか。僕の突き出したナイフは実は僕自身の臓腑を抉っているんじゃないだろうか。
斜めに構えることの無意味さに気づくことが出来なかった僕に待ち受けていたのは、置き去りという罰だったのだ。
足をとられそうな泥濘で今日も僕は生きるしか無いのだ。

*************************************
ま、中二くさいエントリーはこのくらいにしといて。
さっきHTTⅡを聞きました。とりあえず、一言ずつ。
[DISC1-Studio Mix]
「いちごパフェが止まらない」 : ゴキゲンな(死語)イントロから始まるOPナンバー。ボルテージが一気に上昇。
「ぴゅあぴゅあハート」 : 安定感のある日笠さんのボーカル。初曲のテンションを維持しつつ聞かせる一面を持つ一曲。
「Honey Sweet Tea Time」 : 寿さんボーカル!スピードを少し落としつつ、それでも元気さと明るさに満ちた曲。Cメロがオススメ。
「五月雨20ラブ」 : 曲調ががらっと変わる。切なげ儚げ美しくカッコいい曲。(語彙が少なくて表現できない。)「小指でぎゅっ」の田村信二氏の作曲。こういう曲を入れるとはやるなぁ。
・「ごはんはおかず」 : 中盤を一気に盛り上げる一曲。曲間の小芝居のわざとらしさが笑える。
「ときめきシュガー」 :  想像以上の出来栄えでした。かわいさとカッコよさって共存するんだなぁ。
「冬の日」 : ほっこリする一曲。ラストの盛り上がりまでにほっと一息。なんか懐かしいメロディライン。
「U&I」 : クライマックス直前の盛り上がり。歌詞と曲両方を聞かせる曲。これ、1シーズン構成できそうな気がするような名曲。
「天使にふれたよ!」 : 事実上の大団円。キャラの声であれだけ歌える愛生さんは凄い。
「Interlude」 : この間奏が実は重要だったりする。
「放課後ティータイム」 : 香港映画ならこの曲の後ろでNG集やってるかも。

<総括>とりあえず、じっくり聞けてはいませんが、DISC1の流れは、「天使にふれたよ!」で終了している。最後の一曲は、アルバム全体のひいてはスタッフの製作作業を含んだ締めくくりの一曲としてよいでしょう。力を入れすぎず抜きすぎず。

2009年04月09日 | 感想

春が来たのだ。桜は満開から散っていく。ああ、春が来たのだ。
今週末は鎌倉か栃木にでも脚を伸ばしてみようかな。


・今期アニメ
 今期はこれだけにする予定。いつまで我慢が持つのか。
○けいおん
 私の高校で言うところの電気音楽部のことですね。なんで軽音は個人的に違和感があります。電音だろ、と。京都アニメーションぽさがある。

○ハヤテのごとく!!
 1期は時折見ていたからなんとなくついていける。白石涼子は良い。釘宮さんもいい。伊藤静もよい。――ここで敢えてこれからは「いとうせい」と勝手に呼ぶことにしよう。その方が個人的にしっくりくるからだ。そんなことはどうでもいい。


・ハムレット(ローレンス・オリヴィエ版)
 「生きるべきか死ぬべきか、それが問題だ」(To be or Not to be.)とはよく聞くが、肝心の本編を見たことがなかったので、映画にしたのを見てみた。台詞がいちいち深い。一度見た感じの感想としては、肝臓あたりに錘を埋め込まれたような暗い思いが蟠っている。何度か見ないとこの正体に気づけないだろう。ただ、2時間半くらいあるので、気軽にもう一度見ようとは・・・。

・有島武郎『宣言』
友人同士であるAとBそして、Y子を巡る物語。書簡形式で語られるが、今の私には想像もできない。あの期間でのあの手紙の分量は辻褄とかあってるのだろうか。昔の人はあれだけのを生活の合間に書いていたのだろうかと想像すると、すごい気もするし。不可能では全然ない気もする。
まぁ、敢えてこの作品を読む人も多くはないだろうし、あらすじを。
Aは旅先(登別だったか)で出会ったY子を見初めるが、結局言葉を交わすこともせずに別れる。しかし、東京でAはY子に再会し実はAの知り合いであったこともあり、Aの仲介もあって婚約することになる。
 一方のBは学者肌で、病気をしていたりと訳ありの人物。彼は突然小笠原諸島に行って、一年後くらいに帰ってくる。
 その頃Bは父親が残した借金のために仙台で苦しい生活を送ることになっていた。しかし、彼はY子のことを思いその有望な未来を常に輝かしく思っていた。
 BはY子の家に居候することになる。最初はお互いにそれほど良くは思っていない二人だが、Aとの交際のこうあるべきをBが説いたり、Y子もBと同じように病気であり、彼が病気のとき甲斐甲斐しく介抱してくれたこともあって心の距離が近くなる。しかし、それは互いに近づいてはいけないと分かっている引力であって、Y子が最終的に仙台に赴き自分がBを好きになったことを告白するに至るまで、Y子はあくまでもAに恋していたしBはY子という存在から脱しようとAの妹のN子を妻に迎えようとしたり、Aに東京に来てY子と正式になるべきだということを説いたりしてその引力を否定していた。
 Bの最後の手紙にこう書いてある。
「三人傷ついた。痛ましく傷ついた。君も泣かねばならぬ。Y子も泣かねばならぬ。僕も始めて誠の涙というものを知って泣く」
 運命の波頭は激しく彼らをうちつけたのだった。しかし、真実を知った今、彼らは門出をしなければならない。
「僕はY子とともに、来るべきすべての戦いを雄雄しく戦い、回避することもなしに戦うことを誓う」
 けれども、彼らの健康が彼らを永く生かすことはないだろうとBは語る。そして、
「君は悲しみに負いながら、僕らの斃れる所に立ち上がらねばならぬ。悲しきしかし勇ましかるべき君の未来に対する僕らの尽きざる好意を受けてくれたまえ。」
 と宣言をする。対してAの最後の手紙。
「時計は持主に同情するように十一時半で止まっている。馬鹿なやつだ。だが何だか可哀想なやつだ。僕は今不思議にもこの時計のゼンマイを巻く気になれない。心よ忍んで待て。・・・・」
 この辺の悲哀に満ちた中に微かにある感情が胸を苦しくさせる。
 有島さんの作品はどれもかなり重々しい感じがする。ハムレットのあれとは違うけれども、とても感傷的なものが多いと思う。弟と作風が対照的だなぁと思う。



Bitter Sweet Fools 1

2009年02月09日 | 感想


中古価格500円のゲームに私の少ない情熱を捧げてみたり。いや、結構いい。これが終わるまで「はるおと」はやらないでおこう。

BitterSweet Fools 覚書

第一話「誰のものでもない猫 -Whose cat is this ?- 」
 舞台はフィレンツェ。主人公は殺し屋アラン(偽名)。いつもどおりの日々に突然やってきた可愛い訪問者。そうして、アランは上司であり親のような存在であるモーリスに頼まれマフィアの孫娘であるティを預かることになった。彼女の親が厄介事に巻き込まれているらしい。モーリスはフランスかどこかに用事のために出かけてしまっていた。やれやれとばかりに始まった同居生活だったが、アランに降りかかった面倒ごとはそれだけではなかった。便利屋のシュガーに頼まれて死んだ資産家の飼い猫の面倒をみることになってしまうのだった。主人公はモーリスにもシュガーにも同じ件で借りがあり断ることはできないのだった。
 こうして、アランのもとには行き場のなくなった1人と1匹が住み着くことになったのだった。扱いなれないものを扱うように面倒に思うアランだが、渋々ながらもその生活を許容していく。一方で、ティはアランという未知の人間との共同生活に不安や戸惑いを抱えていたが、例の猫であるマシュウを介しつつアランと少しずつ打ち解けていく。
 そんなとき散歩の途中で逃げ出したマシュウは1軒の空き家に入り込んだ。その家はマクガフィンというマシュウの元飼い主の住んでいた邸宅だった。遺族によって売り払われたらしい。そこで、彼らはオルゴールの中にしまわれていた1枚の紙を見つける。それこそが、マクガフィン老が亡くなる前に記していた遺言状だった。その書面によると財産の全てをマシュウ(最終的には管理する保護者)に遺すということが書かれてあったのだった。しかし、アランは書面を焼き捨てる。猫のためにはそれでよかったのかもしれない。

<メモ>(どうでもいいことから補足・伏線まで)
・アランの家の冷蔵庫にパスタあり。
・アランのアパルトマンの一階は花屋。
・花屋にはアカデミアに通う絵描き見習いのソリノという少女が働いている。
・オルゴールの音色はトロイメライ

第二話「小鳥の見る夢 - voiceless hummingbird -」
 今度の視点はパレルモという便利屋の青年。彼は仲間であるシエナやエリチェとともにその日も任務をこなしたのだが、その帰り道に銀髪の少女が道端で倒れているのを見つける。迷った末に結局連れ帰るとシエナに不機嫌な顔をされるのだった。少女はレーニエというらしかった。物静かで、純真で健気な少女だった。ただ、彼女は記憶を失っているという嘘をついているらしかった。三人は仕事の経験上見抜いたがそれは敢えて聞かなかったのだった。
 三人の共同生活は平穏だった。ちょっと厳しそうなシエナもレーニエを妹のように可愛がるのだった。しかし、平穏に隠された心には互いに見せることのない秘密をレーニエも含めてそれぞれに持っていた。
 ある日パレルモとレーニエは買い物に出かけた。
→ポンテベッキオ
ポンテベッキオに向かうことにした。橋に立ち並ぶ宝飾店の数々。素直にその橋の存在に感動するレーニエ。
→サンタマリアノヴェッラ
公園でソリノと出会うレーニエ。絵を褒められるとソリノは喜んだ。そしてレーニエの魂が綺麗だと言い今度モデルになってくれるように頼んだのだった。

 買い物を済ませたその帰り道、レーニエは誰かの姿を見て突然逃げ出してしまった。パレルモはレーニエを追いかけていく。事情が分からぬままではあったが、パレルモの機転によって二人は追ってきた相手を振りきった。
 ミケランジェロ広場。パレルモは「嘘」(記憶喪失だという)をつくのはいけない、とレーニエを窘める。誰にでも秘密はあるがだからこそ嘘はつかないで欲しい、と。
 結局、レーニエを追っていたのが何者かは分からなかったが、その事実は彼女がそういった危険を持っているのだということを彼らに認識させた。エリチェとシエナは今後レーニエをどうするかをリーダーであるパレルモの考えに委ねた。危険だと察知している理性とこのままレーニエをおいてやりたいという感情で悩むパレルモだったが、カードで決めることにした。レーニエのカードがパレルモの引いたカードよりも小さかったら、レーニエには出て行ってもらうという約束だった。もちろん、レーニエが負けることなどありえなかった。もうそのときにはパレルモの考えは決まっていたのだろう。ただ、その感情というものを言葉に置き換えるのが難しかったのだろう。そういう形でパレルモ(たち)はレーニエを自分たちの生活に迎えるのだった。何故か涙があふれるレーニエ。この人たちのために何かしたいと思うのだった。

<メモ>
・レーニエは親友と袂をわかっている。
・シエナは料理が上手くない。パレルモが専ら料理を作るが、レーニエも手伝うようになった。
・エリチェは睡眠時間8時間の健康人間。無口。


感想だととりとめもなくなるので、あらすじを自分の備忘にメモする。

一月十二日

2009年01月12日 | 感想

おくればせながら、あけましておめでとうございます。

書きかけた記事を消したりして書く気持ちがしばらく萎えていたところです。
本来なら読んだものなどの感想などを中心に書きたかったのですが、今回は軽く今期アニメの視聴の一言感想を。
※とりあえず一話なので、色々みてますが、そのうち減っていくと思われ。

【みなみけ~おかえり】(12/日曜/25:30)
昨日二話。いい感じですね。愛しのターメリック。

【ホワイトアルバム】
演出が滑っている部分を感じる。2話になって改善されたかも。

【続夏目友人帳】(12/月曜/25:00)
いきなり黒先生登場。レギュラーとかではないのね。

【宇宙をかける少女】(12/月曜/25:30)
普通。まだこれからの展開に期待。

【アキカン】
変態ばかり。

【鉄腕バーディ DECODE2】(14/土曜/22:30)
1期の最終回見逃した。2期はキレがいいと思う。にしてもMXは次の水曜に再放送つき。

【明日のよいち】(6/木/25:29?)
オーソドックス。期待。

【クラナド】(12/月曜/25:59?)
いい話だ。いろんな人生があるね。

【黒神】
動きがいい。期待。

【まりあほりっく】(14/火曜)
期待。

【ef- a tale of melody】
期待。(もう他局では終わってるけども)

【タイタニア】
田中芳樹を久しぶりに読んだらはまった。

【ドルアーガ】(14/火曜)
ファティナがよい。

【空を見上げる少女の瞳に映る世界】
タイトル長。これから。


とりあえず何があるか把握する覚書程度で。


九月一日

2008年09月01日 | 感想

ついに九月ですよ。結局クールビズすることなく。夏本番を乗り切りました。8月は雨も多くて涼しい日が多かったからだろうか。
今日は健康診断でしたが、朝起きてバナナ1本食べただけだったので、例に漏れず、血液抽出の際に貧血気味になりました。あの血が引いて体温が下がる感じが嫌ですね。
で、30分ぐらい横になっていましたら、注射の針の痛さが苦手なので、痛くないのでお願いしますという男。僕も人の事いえないくらい軟弱だが、あの針は痛くないだろうと思う。楊枝でつつかれる程度。

【”文学少女”と神に臨む作家】野村美月
ついに上下巻を読み終わりました。昨晩に下巻に入り、今日の夕飯前に読み終わりました。ついに大団円を迎えた文学少女の物語。やっぱり物語を読み解くあの展開はお馴染み。ちょっと推理物ぽくていい。
ちょっと感涙してしまいました。この本のお陰で、本に眠ったいろんな魅力を教えてもらった気がします。
ありがとう、遠子先輩と井上心葉くん。




8月29日+

2008年08月30日 | 感想

前項で本の感想だかあらすじをメモしたけれども、それ以外をメモメモ。

*ゲーム
【FF3】(DS版)
FF3はいろんなことを思い出す。当時下に降りた時の衝撃ったらなかったね。キャラクターがついてもそれはそれで面白い。
ハイン戦はかなりやばかった。。。
クリアはいつになることやら・・・。

【ライブアライブ】
現代篇と西部篇を攻略。というか、西部篇で罠を仕掛ける時間がなくなったw
次は近未来あたりにいっとくか。

アニメーション
【薬師寺涼子の怪奇事件簿】
田中芳樹、結構好きだけど。。。何もいうまい。
彼の文章なら楽しめそうだけども。
ところで、さっきアルスラーン戦記が完結したかどうか調べてみたけど、
あれ、流石にまだか。第一巻が出たのが、僕が2歳のころだからもう20年以上か。
おお、最新刊脱稿とかいうブログがあったから、あと少しだきっと。2年後くらい?

【夏目友人帳】
監督はバッカーノ!の監督らしい。あと、灰羽連盟の助監督。
いいという噂を聞いたので視聴。なるほど、これは沁みる。
現在時点の最新話の蛍はやばかった。
OP、EDもオススメです。

【ワールドデストラクション】
バランスのいい話だと思う。古典的な空気があるけれども、
堅牢な話作りだ。

【ストライク・・・・】
えーと、あまりこれについては触れない方が自分のためかな。
あの破天荒な衣装を除けば、割といい話なんだが。音楽もいいし。

【ゼロの使い魔】
コルベール先生!

【○○無双】
ゆるすぎる。そもそも三国志である意味が。。。

【スレイヤーズR】
スタンダートに面白い。

【ひだまりスケッチ×365】
姉からよく4コマ漫画の雑誌をもらっていたことを思い出した。
普通に面白い。


【コードギアス】
毎回ビックリするはするんだけどね。話数が足りない中に無理やり押し込んでる感じ。波動砲の溜めがなくて、毎週波動砲をくらっちまう感じというか。
どうなるかは気になるけどね。

○会社
残業代はしばらく出ない。それどころか、大規模なリストラが起こるらしい。最近、二年目でいなくなった人も課に2、3人くらいいるらしい。

ところで、スカイクロラって面白いのかな。




8月29日

2008年08月29日 | 感想

【行人】
「友達」
「兄」
「帰ってから」
「塵労」
以上の4部からなっていて、「友達」では岡田、三沢といった主人公次郎の友達と、妻またはその記憶の中の女性との話。三沢の胃腸の具合が私にもだいぶ影響して、帰省の電車の中で気持ち悪くなった。第一部では、三沢と「娘さん」に重なる「あの女」への同情、岡田と妻の気兼ねない仲のよさとともに、とんとん拍子に進むお貞の結婚話など、幾つかの男女の関係がとりどりに描かれ、三沢の退院で終わる。物語に通じて時折に現れる「娘さん」が第一部の平坦な話に、奇異な要素として心に残り、読者を第二部以降へと誘う。
第二部「兄」では、話の中心に登場する一郎が次郎を疑うという、発火点となる話が描かれている。嫂と次郎が嵐の夜を過ごしてから、東京に帰り第二部は締めくくられる。
第三部、「帰ってから」は表題どおり東京に帰ってからの主人公一家の様子が描かれる。閉じこもりがちになる兄、嫂を良く思わないお重、結婚を控えて一人幸せを待っているお貞、一人陽気に隠居生活を送る父。三部は主人公が家からひとり立ちし、お貞の結婚で終わる。ここまでで、小説内に登場する一郎と次郎の関係は閉ざされる。兄の弟に対する感情の爆発とこれ以後、次郎は誰かの視点を通して兄を心配することになる。
第四部「塵労」では、兄と同僚のHが次郎の周旋で旅行にいくこととなり、そこでの兄の苦悩が描かれている。研究によって、あらゆることが色々なことをわかりつつも、それがゆえに縛られたように身動きがとれなくなる兄の姿は極端だが、人間の未来の姿を垣間見れるようなそんな気がした。
次は「こころ」で。

【スプートニクの恋人】村上春樹
スプートニクって、ロシアのなんか宇宙計画みたいな話だっけ?どんな話ぞや、と思ってブクオフで購入。よく分からないもので、捉えどころがないように見えて、その実読んでる方の目はしっかり捉えられてしまうようなそんな感じだ。スプートニク、確か旅の道連れだったか。なんか、感想を書くという行為が難しくなったので、この辺で。

【クダンの話をしましょうか】
この本を買った理由としては、古文書の訴訟関係の文書で末尾に書かれる「如件」(くだんのごとし)=「相違ありません(みたいな意?)」から連想して、つい手に取ったのだ。そもそも件ってのは妖怪かなんかで、災いを予言をして死ぬとかいうよく分からない存在らしい。
話自体はよく纏まっていて、綺麗な展開だった。ドッペルゲンガーに対するドライな扱いとかもありきたりな終わり方よりは良かった。(気になるけどねドッペルゲンガーのその後)2巻もあるらしいが、とりあえず文学少女の最終巻を読むべし。

待ちキュー①
「惜しみなく愛は奪う」有島武郎
「南の島のティオ」池澤夏樹
「田舎教師」田山花袋
「夜の樹」カポーティ
「草の花」福永武彦
「Yの悲劇」E・クイン

待ちきゅー②
「文学少女と神に臨む作家」(上)野村美月
「文学少女と神に臨む作家」(下)同

そろそろ、海外作家にも挑戦したい。いい訳のがあればいいけれども。

というか、天気が優れない最近。明日の小田原行きは大丈夫か?


七月二十一日

2008年08月09日 | 感想

【朝の少女】M・ドリス/灰谷健次郎
 捉えることの難しい子どもの純粋な、移ろいやすい、直感的な、想像力豊かな感性が描かれている。
 自然豊かな島での本当に平穏な生活。その中での「星の子」と「朝の少女」の成長。そして最後に訪れる文明。
 
【蒲団】田山花袋
 昔からこれを読んだ人の話を聞くと、どうも評判は良くないし、文庫の後ろに所収されている解説でもなんだか辛口な雰囲気だった。
 それでも僕からしたら意外と楽しめた部分は多かった。表面上は取り繕いつつ、ひたすら執着をみせるけれども、それでも最後は一歩を踏み込むだけの勇気がない。惑溺できぬ性質で、世間的には正しい人で通っている主人公。燃えるような背徳の恋はできない。
 自分もこうして惑溺できぬままに、世間に生きていくのだろうなとしみじみ思ったのだ。

【重右衛門の最後】田山花袋
 先天的に運命づけられた一人の男の末路と、美しくのどかな自然を抱いた信州の閉鎖的な農村が描かれた作品。美しい田舎で、先天的不具を持つ重右衛門がその劣等感に諦めと自棄で遂に敗れて、村に放火騒ぎを起こす。放火騒ぎの結末はなんとも後味の悪いものであるが、最後の段にある後日談には自然に還るという重右衛門にとっては安らかな救いがあるのである。重右衛門は葬られながらも、彼の存在そのものは葬られることはなかった。

【生まれ出づる悩み】有島武郎
 漁師が出てくる作品は結構ありますね。そういえば、最近「蟹工船」がすごい売れているらしい。なんでだろう。漁師というのは、今ですら命の危険と隣り合わせになっている過酷な職業だと思う。板の向こうにすぐ死が迫っている。それでも決して稼ぎが大きいわけではない。そんな毎日を当然として生きる漁師たちの中にあって、「君」は彼らと一種交われない部分があった。仲間と昼食を食いながら談笑しているときも彼の心はどこか違う空に漂っていた。彼には絵の才があり、彼自身それを身に感じそれに心を奪われながらも、現実の苦しさとの中に懊悩している。
 語り手である私は自身も悩みを持ち、突然届いた彼の手紙と彼の姿に彼の懊悩を想像して書き綴る。最後の9段目に凝縮された、「君がただ一人で忍ばなければならない煩悶――それは痛ましい陣痛の苦しみであるとはいえ、それは君自身の苦しみ、君自身で癒さなければならぬ苦しみだ」「この地球の上のそこここに君と同じ疑いと悩みとをもって苦しんでいる人々の上に最上の道が開けとかしと祈るものだ」という祈りは語り手じしんひいては作者自身の懊悩があるからこそ沸き上がる言葉であろう。
 これを読み終わった後、少し心強くなる自分に気づくだろう。

・フランセスの顔
 フランセスが無邪気な純粋無垢な少女から、恥じらいを持った処女になっていくと言う話で、作者の留学時代のことを題材にしているらしい。解説にもかかれているような、作者の霊と肉の相克の中で霊の勝利した作品。物語自体には大きな起伏があるわけではないけれども、その中には純粋で穢れを知らぬ繊細な心を持つフランセスが、女に成長する過程が洗練された筆致で描かれている。

・クララの出家
 いつも思うけど、出家と家出って字が逆なだけで、これほど意味合いが違うのもないね。いや、行動として家をでることはそうだけども、精神的な部分では違いますよね。もしこれがクララの家出だったら、最後には家に帰ってエンドってところでしょうか。

・石にひしがれた雑草
 有島の作品は個人的には結構読みづらいのだけれども、不思議に引き込まれる魔力があると思う。浴室の紙片を拾ったあとのメラメラと燃える疑念の火など、ドロドロした要素がかなり濃厚に表現されている。そして、良い夫を演じることで妻に復讐するぞという意志とそれほどに追い詰めながらも妻を信じていたい許したいという心の矛盾がまぜこぜになって書かれている。だからこそ喉がからからに渇いても本を手放せずに最後まで読んでしまう。

【愛と死】武者小路実篤 
甘い。甘い。甘いー。そうとう甘いけれど、ミントのようにスーッとして、心を一瞬風が吹きすぎるような切なさと寂しさがある。今回は白樺特集か。

【バッカーノ!】成田良悟
こういうバカ騒ぎな話は好きだね。たまには読みたい作品だね。切なさとか甘さとか、重さとかそういうのが多かったせいか、スカッとするのも必要だね。スティーブン・セガールの映画をたまに見たくなる感覚に似てる?



七月四日

2008年07月04日 | 感想

賞与は、七夕までお預け。
帰り道、偶然ニャクリンと出会う。普通の友人にあるならまだしも、彼に会うとは、何かの前兆か。

【古都】川端康成
 京都の四季案内とでもいうような作品。作中には様々な京都の祭りや風景が描かれている。解説でも言われているように、千重子と苗子の双子もその美しさを描くための光のようなものかもしれない。登場人物が祭りや風景を色づかせ、私たちの目に写すようなイメージ。
 ゆっくりと電車に乗りながら、旅のお供にそんな一冊。京都に行きたくなるね。

【ろまん灯篭】太宰治
・ろまん灯篭
 リレー小説を書くという話。書く彼らそれぞれの性格が映し出された作品は、なるほど、と感じ入る妙がある。次々に映し出される兄弟の性格と思想はまるでバラバラであるのに、そのちぐはぐに思える物語もとてもしっくりくる。不思議だ。
作者の手のひらが恐ろしく広く見える。
そのほか短編各種読みましたが、いちいち書くのも面倒くさいので、これくらいに。いや、全く、太宰治は恐ろしいね。

【文学少女シリーズ】野村美月
第七巻読了。ジッドの『狭き門』がタネ。いよいよ大詰めです。地獄に至る門は広く、神にいたる門は狭い。なんのこっちゃ。ここ一週間、結末を考え続けたけど、どう着地するのか、想像できないな。私に見事想像されたら、どうかとも思うけれども。
本当に一番のなぞは遠子先輩なんですね。

【ネクラ少女は黒魔法で恋をする】熊谷雅人
タイトルと著者名はうろ覚え。いや、文学少女が重かったので、久々にラノベを読んだなぁって感じです。ところで、このイラストを描いている人を買った後で認識。ああ、なるほどね。正直、絵に惹かれました。
青春いいね。大河内は本当はかなりいいやつなんじゃないかと。

【ラタトスクの騎士】(響きあう心を信じるRPG…だっけ?)
 今週はこれに尽きます。どれだけの時間泥棒だこの野郎。
 <キャラクター(現段階まで)>
 シンフォニアの続編てのが、嬉しいねー。珍しく弱気主人公。最初の卑屈っぷりは、プレイヤーをいらいらさせること必至。
 そして、ヒロインの立場はアビスに少し似ている?性格はデレツン気味か。にしても釘宮さんは卑怯だろ。やられるよ。思わずね。

 <システム>
 モンスターが仲間になります。というか、友達よりも仲間のモンスターが多い主人公。かわいそうな主人公。連中、意外と強いです。野生だから鍛え方が違うんだろうね。モンスターは完全NPCです。当然だけど。ショートカットくらい設定したい。料理がモンスターの成長のための道具というのが苦しい。回復はアップルグミとファーストエイド。
 チャットを間違えてキャンセルした後に漂う悲壮感。
 ユニゾンアタックとターゲット変更ボタンを間違える。

 <物語>
 テイルズっぽさを感じる展開。成長する主人公をみるのは悪くないね。シン・アスカが越えられなかった壁を彼は越えられそうです。もう一回シンフォニアをやりたくなります。