深キ眠リニ現ヲミル

放浪の凡人、中庸の雑記です。
SSなど綴る事アリ。

小旅行記@栃木

2008年07月18日 | 日記

先日栃木に行ってきました。えーと、岩舟。まぁ、分かる人は分かるということで・・・。朝、九時過ぎに家を出て、横浜から宇都宮線直通電車に乗って、北へ。普通に乗り継いでいくよりずっと早く、11時半には小山に到着。そこから30分ほど待って、両毛線の桐生行き電車に乗り込む。車両は長い編成だけれど、どこか地元の御殿場線のような雰囲気が漂っていた。十二時を過ぎて、やがて電車は動き出し、思川へと向う。目に優しき風景が流れていく。そして、ややいくと川の流れが眼前に飛び込み、思わず後方の下流に目をやると雄大な流れが裾のように広がっていった。思川から栃木へ、栃木は小都会だ。駅前はなかなか発展している。栃木を出て、大平下へと電車はモーター駆動音をグオングオン鳴らしてひた走る。ブドウ畑が目に付くようになって、田園もみえる。大平下を経てやがて岩舟へ。あの日は暑かった。


岩船山?それにしても、山を撮るスポットがなかなかなかったなぁ・・・。


田園に浮ぶ駅


ここを撮った近くには石の資料館がありました。採掘に使っていたらしい道具とか、花崗岩とか様々な石が展示してあったけども、建物自体に趣がありました。


土曜にふらりと家を出て行った割には満足できる旅でした。
ちなみに後で聞いた話なんですが、この町のフラワーセンターに30年くらいに一度しか咲かない花が咲いているのが公開されているんだって。
もっと早くしれていれば行ったのに……。次に行くときは登山でもしようかしら。
9月には秩父に行ってきます。多分。

七月四日

2008年07月04日 | 感想

賞与は、七夕までお預け。
帰り道、偶然ニャクリンと出会う。普通の友人にあるならまだしも、彼に会うとは、何かの前兆か。

【古都】川端康成
 京都の四季案内とでもいうような作品。作中には様々な京都の祭りや風景が描かれている。解説でも言われているように、千重子と苗子の双子もその美しさを描くための光のようなものかもしれない。登場人物が祭りや風景を色づかせ、私たちの目に写すようなイメージ。
 ゆっくりと電車に乗りながら、旅のお供にそんな一冊。京都に行きたくなるね。

【ろまん灯篭】太宰治
・ろまん灯篭
 リレー小説を書くという話。書く彼らそれぞれの性格が映し出された作品は、なるほど、と感じ入る妙がある。次々に映し出される兄弟の性格と思想はまるでバラバラであるのに、そのちぐはぐに思える物語もとてもしっくりくる。不思議だ。
作者の手のひらが恐ろしく広く見える。
そのほか短編各種読みましたが、いちいち書くのも面倒くさいので、これくらいに。いや、全く、太宰治は恐ろしいね。

【文学少女シリーズ】野村美月
第七巻読了。ジッドの『狭き門』がタネ。いよいよ大詰めです。地獄に至る門は広く、神にいたる門は狭い。なんのこっちゃ。ここ一週間、結末を考え続けたけど、どう着地するのか、想像できないな。私に見事想像されたら、どうかとも思うけれども。
本当に一番のなぞは遠子先輩なんですね。

【ネクラ少女は黒魔法で恋をする】熊谷雅人
タイトルと著者名はうろ覚え。いや、文学少女が重かったので、久々にラノベを読んだなぁって感じです。ところで、このイラストを描いている人を買った後で認識。ああ、なるほどね。正直、絵に惹かれました。
青春いいね。大河内は本当はかなりいいやつなんじゃないかと。

【ラタトスクの騎士】(響きあう心を信じるRPG…だっけ?)
 今週はこれに尽きます。どれだけの時間泥棒だこの野郎。
 <キャラクター(現段階まで)>
 シンフォニアの続編てのが、嬉しいねー。珍しく弱気主人公。最初の卑屈っぷりは、プレイヤーをいらいらさせること必至。
 そして、ヒロインの立場はアビスに少し似ている?性格はデレツン気味か。にしても釘宮さんは卑怯だろ。やられるよ。思わずね。

 <システム>
 モンスターが仲間になります。というか、友達よりも仲間のモンスターが多い主人公。かわいそうな主人公。連中、意外と強いです。野生だから鍛え方が違うんだろうね。モンスターは完全NPCです。当然だけど。ショートカットくらい設定したい。料理がモンスターの成長のための道具というのが苦しい。回復はアップルグミとファーストエイド。
 チャットを間違えてキャンセルした後に漂う悲壮感。
 ユニゾンアタックとターゲット変更ボタンを間違える。

 <物語>
 テイルズっぽさを感じる展開。成長する主人公をみるのは悪くないね。シン・アスカが越えられなかった壁を彼は越えられそうです。もう一回シンフォニアをやりたくなります。