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町工場 職人の声

職人と現場人間の想いを誰かに伝えたい!

原子炉 27

2011年05月12日 | 原子力
原発停止に代えて水力火力の
拡大を言う人達がいますが論
点がずれていると思うのです。

発電の問題とは設備選択の事
では無くて燃料源だと思います。
火力発電所の発電能力を数字で

計算する人達はおおいのですが
問題は燃料の供給なんですよね。
アラブの原油を軍事力で掘り出す

という体制は終わりに近づいている。
今後50年の燃料をどこに求める?
世界との争奪に勝利する方法は何か?

我国の経済力が落ちていく状況を考慮
すれば争奪に負ける事が多くなると思う。
燃料不足が経済をさらに悪化させていく。

風力で発電すれば膨大な経費がかかる。
問題なのは送電損失です。設備の維持
管理も膨大なので電気代は跳ね上がる。

最重要なのは燃料源の決定です。
50年間に渡り確保できるのは何か?




原子炉 26

2011年05月12日 | 原子力
福島原発の事故対策副作業として拡散防止が必要です。
原発の地上付近の高放射能物質の拡散阻止には何が必要か?
まず出来るのは微粒子に対する風の防止です。

海岸近くでは強い風が吹いています。これが微粒子を拡散
させて汚染を広めている。地上の風力を減少させる事が必要。
これには海岸に防風施設を設ける事です。

思うのは建設用土嚢を積み上げて高さ30メートルの壁を作る。
これで原発をこの字型に囲う事。もちろん長期的には持ちません。
しかし建設は短期間で可能であり補修も容易です。うまく作れば

津波にもある程度は有効です。東電の会議で津波対策に土嚢を積む
という案が検討された際に福島の現場対策責任者が強く反対した為に
却下されたそうですが愚かな決定と私は思う。

反対した責任者は建設用土嚢の大きさや意味を知らないのか?
土砂崩れ防止にも使える大きさであり強度も在る。津波にも有効と思う。
30メートルの壁は周囲への直接放射を防ぐ事にも効果が在る。

壁の後ろに事故対策の拠点を建設し長期対策行動の益とする。
防護壁建設は事故長期対策に不可欠と思う。

原子炉 25

2011年05月12日 | 原子力
福島原発の事故で放射能物質放出が続いています。
周辺の広範囲に降下して地上に蓄積が進む。
もちろん原発の放射線強度も上がる。

作業員が即死しない現時点で最大の対策行動を
実行しなければ事故の拡大が続く。現在必要なのは
犠牲者を少なくする事では無い。犠牲者を出しても

事故を収束するという意思と行動です。原発近くに
汚染水タンクを建設しているそうですが不適切です。
これから数ヶ月以上も放射線強度は上がるし事態が

悪化すればタンクに接近する事が出来なくなる。
少なくとも10キロ以上離れた場所に建設するべき。
必要な容量を考慮すれば緊急に必要となる一時タンク

として屋根つきの仮設プールを作り一刻も早く汚染水
を送水し原発対処を可能とする事。この間に恒久的タンク
の建設を同時進行する。10キロ以上離れていれば一般の

建設工事として行う事も可能です。なにも原発近くの高放射線
領域で人員を多数消耗してタンク建設をする事は無い。
そういう人員こそ事故対策の主力に用いるべきだ。と思う。

原子炉 24

2011年04月21日 | 原子力
炉心溶融と爆発で大量の放射能物質が
外部に放出されてしまったとの事です。
しかも汚染水は今も海へ流れている。

原子炉の一基では圧力上昇が起こっている。
まだ収束してはいない。
炉心溶融したという事は原子炉下部に

ある制御棒や測定器群の大半の破壊あるいは
動作不能を意味する。ここで燃料の集合が起
これば制御無しの連鎖核反応が起こる。

この反応は繰り返す可能性さえ在ると思う。
ホウ素注入はされているが冷却水注入が続けば
失われていく。もちろん新規のホウ素注入が行

われるだろうが炉心内のホウ素濃度を上げるのは
困難だろう。現在行われているのは注入した冷却
水で炉心内に溶け出た放射能物質を原子炉外へと

洗い流す作業だと思う。多少は臨界の危険が減る。
使用済み燃料プールの問題も在る。

相当数が高熱や衝撃で破損していると考えられる。
この挙動でも臨界を越える連鎖核反応の可能性が在る。

原子炉 23

2011年04月16日 | 原子力
狭い日本、地下都市建設は時間の問題?

大規模な都市建設は石油エネルギー
で行われて来ました。原発を運転
出来ない国々は石油の調達に走る。

たとえ戦争してでも。生きる為に。
地下都市建設に我国は石油を使う
べきでは無い。それは原子力技術

を国内に持つ我国の責任であり任務。
だから最初の地下施設は原子力発電所。
この電力で全ての地下施設を建設。

未来都市は地下原発が開く。

原子炉 22

2011年04月14日 | 原子力
最強放射線環境で困難な作業をしている
現場要員の意思と能力には敬服しています。
仕事の立場と言う物の辛さも感じる。

ふるさとを守りたいとの近隣住民の作業従事
も報道されています。想いは分る気がするの
ですがプルトニュウムが降り注いでいく土地

の復活は絶望と判断します。少なくとも事故
が収束した後に在るのは以前とはまったく違
う土地であり故郷でしょう。

現状のどんな努力でも故郷復活は無理。
想いを別にして考えれば金以外に得る物は無い。
仲間との共同作業という満足感は在りますが。

似ているのが神風特攻隊や大和特攻や玉砕です。
敗戦確実という状況で兵士達は故郷や家族を守
る為として絶望戦闘に参加し死んでいきました。

得た物は残した遺族への遺族年金。
一方で上手く立ち回り戦後に罪を問われる事も
無く多額の軍人恩給で豊かに暮らし財を成した

者達は多い。海軍上層部は特にずる賢いと思う。
大和にしてもアメリカ軍に手柄を立てさせる為の
出撃命令と考えるのが自然です。軍事的意味など

無いのですから。こういう命令を乱発してアメリカ
軍の手柄を増やして自分達の身柄の安全を図った。
特攻隊の年金はわずかですが上級軍人の恩給は多額。

乱暴に言えば特攻隊は上級軍人の命と恩給の為に存在
した。と言っても大きな間違いでは無い。

話を原発に戻すと故郷や原発を守ろうとしている人達
による努力の大部分が東電幹部や官僚や学者や政治家
の富と名声を守り維持する事に成るのです。

今回の事故責任は住民や原発要員には在りません。
なので故郷や原発を守る義務など無いのです。
仕事として参加するなら金を得る為だと明確に認識

しないと思惑が外れる事に成るでしょう。
故郷への愛着や仕事上の献身を利用されるだけでは
無いのかと思うのですよねえ・・・











原子炉 21

2011年04月10日 | 原子力
東京市街地に降る雨のほとんどは
下水に流れ込み海に出ています。
上水道の流量不足を言われた時代

よりは利用が進みましたが量は十分。
地下トンネル式の貯水施設は都内の
地下に実現されています。大規模に

整備すれば東京都市用水の80%以上
はまかなえると思います。冷却水量
に不足は在りません。降水以外にも

既存の地下施設から膨大な水量が
棄てられています。地下鉄や地下街。
地下を含めると東京の水は豊富です。

富士山で大爆発が起きた場合には
高熱の火山灰が関東全域に最低でも
数十センチ積もると言われています。

仮に1メートル積もると交通機関は
止まり送電線も停止が考えられます。
もちろん道路は使用不能。

火山灰は雪に似ています。少量なら
地面の温度に短時間でなりますが
大量なら火山灰本来の温度が続く。

飛来する間に温度が下がるとし
ても大爆発なら300度以上に
なると予想しています。

原子炉冷却は降水利用を基本と
し海水冷却と空気冷却の設備を
三つ備える形式です。

地下原発のコスト計算は発電
コストだけではなくて地震、
津波、火山爆発、戦争対策の

全てで計算する事になります。

原子炉 20

2011年04月10日 | 原子力
都心原発の有用性。

都心原発建設開始の影響ですが
この決定を現在在る原発の維持
説得に生かす。原発機器メーカー

に明確な方向性と成る事で技術
維持が可能となる。政府高級官
僚と金持ちや政治家が事故発生

となれば最大の影響を受けるの
で最大限の事故防止策を採用。
長距離送電の損失と危険が消える。

良く聞く通り将来の自然環境が
激変する可能性は高いです。今
までの5千年は例外的好環境です。

存在環境維持に今の所は電力です。
都心原発が想定する危険は地震、
津波、火山噴火、軍事攻撃、犯罪

と考えます。なので80メートル
以上の大深度地下原子力発電所。
地下空間の公共利用という事で

土地買収費を最低に抑える。掘り
出した土砂を用いて湾岸堤防の強
化を進める。冷却用水に関しては

東京市街地に降る雨の量で十分です。
安全上から海水冷却の設備も備える。
また内陸国の様に空気冷却設備も。

流水と海水と空気による冷却です。
地下設備の建設から進めれば地上
施設やビルはなめらかに変化する。

火山噴火はっきり言えば富士山大
爆発が起きた場合の逃げ場所は地
下しか在りません。地上は30分

程で300~600度でしょう。
原子炉と地下避難所の同時建設が
東京には必要です。

火山爆発を出したのは地震の主原
因が地球内部からの熱移動であり
熱をエネルギーとして地震と火山

活動が起きるという学説を考慮し
ての事です。つまりエネルギーが
地震と火山に現れるという説です。

日本の北が地震なら南は火山。
中間では両方となりますね。

原子炉 19

2011年04月09日 | 原子力
ほうれん草などが出荷禁止されましたが
理由は放射能物質などではなくて政治上
の理由だと考えています。ハウス栽培の

野菜の出荷制限に意味は無い。毒餃子で
生まれた不信感を野菜の放射能で消す為
という事。だいたい広範囲の土壌測定を

行わずに適切な食材判断は出来ないから。
測定と結果公表が行政の最初にするべき事。
これを行わないのは事故を政治で利用する

考えが在るからと考える。野菜による危険
性は個人の事情により異なるのが基本。
50歳を超えたらたいていは無視できる。

問題は野菜ではなくて胎児や幼児の避難。
少年少女の避難。青年に対する放射線防御
の知識教育。何よりも放射能物質流出防止。

水や野菜は後回しでよい事なんです。
呼吸しているんですから空気の方が重大。

マスクをする事。土に触れない事。植物に
触らない事。建物外壁に触れない事。特に
車の屋根に触らない。外では出きるだけ活

動しない事。建物内部を良く掃除する事。

原子炉 18

2011年04月08日 | 原子力
原子炉はどうにか落ち着きそうですね。
しかし外に出ている高放射能物質は大問題です。
しかも悪いことに大量の水溶液の状態。

海水で薄めれば済むという問題では無い。
5キロぐらい離れた所にため池を作る以外に
無いと思える。数万トンを保管するにはタンカー

では無理が在る。タンカーと言う船は油搭載で
設計されている。海水と油が混ざりにくいと言う
特徴も使われて作られている船。

こういう船に水を貯めても時間が経てば漏れてくる。
陸上のため池なら増設が可能であり陸上のパイプで
送水できる。また同時に複数を建設可能。

放射能水を海に垂れ流す等は言語道断の所業。
どさくさにまぎれて原子炉汚染水を流すつもり
なのは明白な事。まったく東電のやる事は酷い。

日本の評判を落とす罪はとても大きい。