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町工場 職人の声

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離島海域防衛 9

2010年12月09日 | 国家防衛
離島海域防衛という軍事的政治的な課題を取り扱い有効な対応方法を得る考えの基本と
なる言葉が存在する。戦略。作戦。戦術。の三つの言葉が多用される。しかし明確で統
一的な定義は存在しないのです。ただ言葉を交わすだけでは有効な対応方法は得られない。
参考にしてもらう為に私の定義を出す。

(1)戦略とは。 願望に優先順序を与えて統一的に表現する事。

(2)作戦とは。 願望達成手段に優先順序を与えて統一的に表現する事。

(3)戦術とは。 使用可能手段を一体化し願望達成手段とする事。

◎歴史上の戦史における勝利と敗北を分けた物として上記の定義を用いています。
判りにくいでしょうからミッドウェー海戦を例に上げていくつもりです。

離島海域防衛8

2010年12月03日 | 国家防衛
A10という地上軍を支援する攻撃機の動画。40年ぐらい前に開発配備された航空機です。
ベトナム戦争で活躍。現在も改修され続けて使用中です。尖閣付近の演習に参加するか
は判りませんが小型船舶よりは海上警戒が出来るのではと考えています。低空での限定的

な性能の攻撃機ですが工夫次第で離島領域防衛に使えると思うのです。現代の他機体と
金額を比べるととても安いのです。


http://www.youtube.com/watch?v=dtG6k2SwKhQ

http://www.youtube.com/watch?v=YuGIBcDRdFM&feature=related

http://www.youtube.com/watch?v=RLEvZpzcN6A

http://www.youtube.com/watch?v=OXg6J9upaCg&feature=related

http://www.youtube.com/watch?v=YwC0irAbYdk&feature=related

http://www.youtube.com/watch?v=P8Qvy-atBd0&feature=fvw

離島海域防衛 7

2010年12月02日 | 国家防衛
沖縄など南西方面の防衛強化については軍事上の必要性だけでなく公共投資の面からの
考察が重要という事になります。多数の防衛基地を建設すれば維持する仕事が多数現地
業者に発注される事になる。持続的に地元経済が維持される。この効果を利用し産業や

仕事をふやして南西方面の経済全体を活性化していく。発展する経済を用いてフィリピン
や台湾との関係を強化し地域防衛の合意を作る。合同軍とまで行かなくとも相互の信頼と
共同行動の選択肢を広げていく。この場合に必要となるのが広範囲を防衛する目的を持つ
戦略です。日本が果たす役割とは航空防衛であり広い意味で制空権です。

離島海域防衛 6

2010年11月29日 | 国家防衛
離島海域防衛の重要性は最近伝えられた北朝鮮による離島への攻撃を考えても思いは強く
成ります。6門の砲しか戦闘力の無い島に100発を超える砲弾やロケット弾による攻撃が行
われた。1000人以上の民間人居住地に向けての攻撃です。戦争並みの戦闘とは民間人を殺

す事と考える国や集団が我国の周辺には複数存在しています。我国の南西方面に存在する
離島の多くには国民同胞が大勢住んでいます。その同胞の不安解消には我国の総力を上げ
ても取り組むのが政府の使命と感じます。自国領土に防衛基地構築をするのにどの国に対

しても交渉の必要は無いのです。沖縄県に広大な軍事基地が長年に渡り存在しているのは
誰もが知るところですが見返りの公共投資して何が適切なのでしょうか?鉄道?高速道路?
ダム?地下鉄?空港?港?そんな物は沖縄県では十分か不必要です。沖縄県の諸島に防衛

基地構築を実行する事が現地経済を持続的に活性化させると共に防衛力増強となり我国の
強い防衛の意志を示す事につながり周辺国の理不尽な介入を抑止できる。

離島海域防衛 5

2010年10月07日 | 国家防衛
日本に向けられている巡航ミサイルとはどのような物かを知る必要が有ります。ネット
やテレビや雑誌では低空を地形にそって飛び続け正確に目標に到達して爆発する一トン
ぐらいまでの爆薬を持つミサイルを巡航ミサイルとしているようです。自動操縦で低空

を飛行する爆弾つき飛行機とも言えるでしょう。開発史の上では確かにそうなのでしょう。
しかし現在中共国で配備されつつあるミサイルはステルス性能を少し加えた物です。小型
でステルス性能がいくらかでも在ればレーダーによる探知は難しくなります。探知できる

性能を持つ戦闘機は大変な高価格と成る。現状では機関砲で撃墜が可能でしょうが近い将
来にはそこまでの近距離に接近する事は出来なくなると思う。それは巡航ミサイル自身が
防御戦闘能力を持つ事になるからです。防御手段として考えられる第一は小型空対空ミサ

イル1~3発を装備する事。これにより機関砲を封じれば戦闘機は空対空ミサイルを使用す
るしか方法は無い。中共国は最初に巡航ミサイルを発射する事で迎撃側の戦闘機が持つ空
対空ミサイルを大きく減少させる戦術を取る可能性が高いわけです。日本側としては戦闘

機ミサイルの減少を防ぐ対策が必要となります。

離島海域防衛 4

2010年10月05日 | 国家防衛
沖縄住民として不安を感じている人たちは多いと思いますが不安を超えて恐怖を感じて
いる人たちが居るのが中華民国(台湾)でしょう。漢民族の容赦無い仕打ちを自覚して
いる。台湾に数百年という長い年月にわたり暮らしてきた人たちには判るのでしょうね。

中共国が支配者になれば弾圧により全てを奪われてしまう事を。しかも中華民国(台湾)
を国として認めて国交を持つ国は世界中でも少数なのです。本音として支配を否定したく
ても軍事侵攻の危険を考慮すれば簡単には否定できない。近隣国との友好により対処しよ

うとしてもフィリピンしか近くに無いのです。そのフィリピンはといえば実効支配してい
た島を中共国に軍事占領されてしまいました。自国の領土を取られたフィリピンに中華民
国(台湾)を支援する余裕は無いでしょう。さらに将来フィリピンに重圧を加え日本を台

湾と切り離し中華民国(台湾)を孤立無援という状況に追い込んで占領し支配するという
筋書きが見えるのです。台湾住民による尖閣への侵入行為が増えていくと考えられます。
これにより日本と台湾の関係に亀裂を作ろうとするでしょう。アメリカは軍事的には台湾

を支援していますが政治的にはいつでも切り捨てる事が出来るのです。日本の都合として
はどうでしょうか?台湾とフィリピンが中共国の支配に屈すれば広大な海域が中共国の物
となります。海洋国家日本としては大問題です。台湾とフィリピンに対して我国との友好

と支援が望ましいのです。日本の外交政策として台湾を孤立させてはならない。中共国の
数千基に及ぶミサイルに至近距離で対峙している台湾を何らかの形で支援する事が緊急に
必要なのです。今回行われる尖閣奪還演習はこの地域に対して日本とアメリカが軍事力行

使を決断できるという事を示す物ともなるでしょう。巡航ミサイル防御を考える時期が来
たのです。


離島海域防衛 3

2010年10月04日 | 国家防衛
中共国が2007年から2008年の約一年で配備した巡航ミサイルのDH-10型とはどのような物
かと言えば最大射程1500~2000キロであり半数命中率半径10~15メートルと推測される。
弾頭は通常および核弾頭。これを一年で約200基を配備したと推測されています。

単純に計算しても現在の数は1000基を超える。他形式の巡航ミサイルも在りますから数千
基のミサイルが沖縄と台湾に向けて配備されているのが現状況です。これらのミサイルは
日ごとに数を増大しているだけでなく専用の爆撃機の開発も完了していると思われます。

爆撃機から発射すれば最大射程は5000~6000キロを超えるので距離的には日本本土攻撃が
可能となります。尖閣や沖縄はこの巡航ミサイルの射程内という不安の中に在るのです。
だから個別の島を守るのではなく離島海域の全体を守るという広域防衛が必要となります。

巡航ミサイルに対する防御戦法の研究が特に大切なのです。

離島海域防衛 2

2010年10月03日 | 国家防衛
中共国として支配領域拡大の希望とは次のようであろうと考えます。初期段階では台湾
の北と南の海洋を支配し重圧により台湾の実権を手に入れる事だと思います。海洋域支
配の為に巡航ミサイルおよそ1000基を配備完了しているのが現在の状況と思う。

(1) 南シナ海の制空権制海権を支配
(2) 東シナ海の制空権制海権を支配
(3) 東、南シナ海に領土権を確立
(4) 中華民国(台湾)の実権を掌握
(5) 中華民国(台湾)軍を用いて沖縄諸島を攻撃
(6) 大陸空軍で米軍を牽制しつつ沖縄本島を占領
(7) 沖縄独立宣言
(8) 中華民国(台湾)が沖縄を併合
(9) 中華民国(台湾)軍を用いて小笠原攻撃占領
(10) 中華民国(台湾)軍と北朝鮮軍を用いて対馬占領
(11) 韓国の実権を掌握
(12) 3カ国を用いて日本本土を攻撃
(13) ロシアに北海道を渡す事で分割支配の開始
(14) 北京政府が日本を含めて4カ国を併合

離島防衛 1

2010年10月02日 | 国家防衛
尖閣諸島に対する他国民の違法侵入と違法行為が話題に上がり国際政治問題のように成
っています。この状況を見て思うのは我国の領土領海の防衛体制であり特に思うのは国
境を接する離島域における防衛体制です。狭い国土の我国ですから陸上防衛よりも周辺

海域の守りを強固に固める事で敵接近を阻止する。多数の離島を中核として海域防衛を
戦略として採用する。空と海と陸に戦闘力を配備展開し戦法を研究し戦術を高める。も
しも自衛隊が戦闘をした場合、単に勝利すれば良いと言う物では無い。勝利しても離島

住民である我国の国民に多数の犠牲者が出たのでは勝利の意味が半減する。また無制限
に防衛費が増えていく事も避けなければならない。予算が際限なく増える場合には当事
者の考えが足らなくなり重要性の判断をせずに戦法戦術の研究をなまける事に成る。低

予算で最大の防衛効果をだす戦略と戦法戦術が必要。南西海域防衛。つまり尖閣諸島周
辺を含む海域であり仮想敵国は中共国と中国(中華民国)です。特に必要なのは中共国
に対する防衛体制です。現代戦においては相手の攻撃能力を推測する事が何よりも優先

すべきです。それに対して防衛体制を築く。

竹島問題 4

2010年08月25日 | 国家防衛
韓国断交で北朝鮮と国交というのは感情的に好きとか気に入っているとか正義が在ると
かでは無いのです。もちろん日本の信頼相手でも無い。国の外交とは文字通りの生存を
賭けた全力全開の静かな戦闘です。マキャベリの本にあるのはこういう認識なのです。

ドイツの同盟相手のソビエト連邦に大多数の国内及び国外世論を無視して宣戦布告をせ
ずに外交により戦争を勝利に導いたイギリスやフランスの対応に外交の本質を見る事が
出来るのです。自国の主敵国でさえ場合により同盟まで結び自国の生存と発展を図る。

それが国の外交です。竹島の件で韓国とどのような交渉や支援も効果は無い。それなら
ば別の方策を取る事が出来るという意味であり北朝鮮を利用して取り返す。それに忘れ
てならないのは韓国は国レベルで過去に日本を攻撃し日本人多数を殺している事。韓国

に日本は何一つ義理も恩義も無い。北朝鮮を悪の権化の様に言う人は多いが日本への損
害と日本人の犠牲に関しては韓国よりはるかに少ない。マスコミの宣伝により感情を制
御されている。人形の様に操られているのが現状なのです。韓国と北朝鮮の両方とも日

本の敵対国が現状です。日本人なら操り人形を続けてはいけない。感情抜きで目的を達成
していく日本人。そうで在りたい。