みなさん、こんにちは。
さて、8/5の日経新聞によると、民主、自民、公明3党が、子ども手当の見直しで正式に合意したようです。
民主党政権の看板政策として打ち出された子ども手当でしたが、政局が絡んで大幅な譲歩を余儀なくされ、来年度からは事実上、子ども手当を廃止する代わりに児童手当を拡充して復活させるということで、決着がつきました。
具体的には、来年3月までは子ども手当が支給され、支給額は、9月までは中学生までの子どもに一律1万円、10月からは3歳未満と第3子以降(3～12歳)に1万5千円、3歳～中学生に月1万円となります。
そして、来年4月からは、新たな児童手当が支給され、支給金額は上記の子ども手当の10月からの支給分と同額になります。
ただし、来年6月からは、年収960万円以上の世帯に対しては、所得制限が導入されます。
このため、高所得者に対する負担軽減策として、月9千円を新たな手当として配ることなどが考えられているようですが、制度も事務手続きも煩雑となってしまうため、今後さらなる検討が必要となるようです。
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