みなさん、こんにちは。
さて今日は「子ども・子育て新システムの基本制度案要綱」第5回です。
Ⅲ 給付設計
1 すべての子ども・子育て家庭支援(基礎給付)
○ すべての子ども・子育て家庭を対象にした基礎的な給付として、子ども手当や一時預かり、地域子育て支援等のための給付を行う。
(個人給付)
(1) 子ども手当(個人への現金給付)
○ 中学生以下の子どもを対象に、子ども手当の給付を行う。
(2) 子育て支援サービス(個人への現物給付)
○ 乳幼児の良質な成育環境の確保と保護者の負担軽減の観点から、すべての乳幼児と保護者を対象とした個人への現物給付(一時預かり等)を行う。
(3) 現金給付・現物給付の一体的な提供
○ 市町村の決定する枠組みの下、個人の選択に基づき、子ども手当と個人への現物給付を組み合わせることを可能とする仕組みを検討する。
○ 個人給付の一部については、市町村の選択により、以下のような仕組みで給付を行う方法を検討する。
① 個人給付の一部を、就学後の学校給食費等として学校に支払うことを可能とする仕組み
② 給付の趣旨が活かされた利用を促すため、個人給付の一部を、子育てサービス、教育サービス等に利用可能な利用券等の方式により給付を行うことを可能とする仕組み
(4) 妊婦健診
○ 妊婦健診について、基礎給付として新システムから給付することを検討する。
(その他の子育て支援事業)
(5) その他の地域の子育て支援事業
○ 乳児家庭全戸訪問事業、養育支援訪問事業、地域子育て支援拠点事業、児童館など、地域の子育て支援のための事業を給付する。
(6) 市町村独自の給付
○ 市町村の裁量により、基礎給付の上乗せや、上記の基礎給付以外の子育て支援サービスを新システムの事業として独自に給付することができる仕組みとする。
個人給付の方からは、民主党がマニフェストに掲げている子ども手当と、現状半額支給になっているところからの上積み部分の考え方がみてとれると思います。
全額支給の財源が見出せないことのごまかしという感は否めませんが、現物給付される予定の一時預りなどは、うまく活用すれば子育ての負担をふっと和らげてくれる気がします。
情報提供を十分にするなどして、利用しやすい環境を用意してもらいたいと思います。
また、僕が重要だと思っているのは、「その他の地域の子育て支援事業」です。
うちの優奈も児童ホームを利用させてもらってますが、広いし、おもちゃがたくさんあるし、子どもたちがたくさんいるし、とてもいい刺激になっていると思います。
妻にとっても近所のママ友ができるきっかけになって、おしゃべりしたりするのが楽しみの一つになっているようです。
地域のつながりって、何だか面倒だな~っていうイメージもあるとは思いますが、子育てを楽しむためにけっこう大事な要素なんじゃないかなと思います。
『保育園の経営を支える』会計事務所です。是非こちらもご覧ください。
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