園コミ

育児が趣味の公認会計士・税理士のブログです。
保育園の情報など子育て家庭に役立つことをご紹介しています。

子ども・子育て新システム~給付概要~

2011-05-31 | 子ども・子育て新システム

みなさん、こんばんは。

さて、今日は、子ども・子育て新システムの給付概要についてです。

今回の新システムで注目されるのは、こども園(仮称)を対象としたこども園給付(仮称)と、地域型保育給付(仮称)です。

なお、ここでいうこども園とは、今回創設される学校教育・保育及び家庭における養育支援を一体的に提供する総合施設(仮称)に限らず、従来の幼稚園、保育所、それ以外の客観的な基準を満たした施設として指定されたものを含みます。

これまでは上記の総合施設をこども園(仮称)と呼ぶ予定でしたが、幼保一体化施設への移行が強制されないことになったためか、こども園というのはかなり広い定義で使われることになるようです。

また、地域型保育給付(仮称)の対象は、小規模保育、家庭的保育、居宅訪問型保育、事業所内保育とされています。

これらの給付のキーワードは、「利用者の選択に基づく給付の保障」と「多様な事業者の参入によるサービス基盤の整備」です。

まず、「利用者の選択」というのは、今後は、利用者と事業者が直接契約をするようになるということです。

その上で、市町村が保育の必要性を認定したり、適切なサービスの確実な利用を支援するといった形で関与することで、給付の保障がなされるとされています。

次に、「多様な事業者の参入」ですが、指定制を導入することで、客観的な基準に基づいて参入の可否が判断されたり、施設整備費の在り方を見直す等、イコールフッティングが図られるとされています。

ただ、先日もご紹介したとおり、総合施設(仮称)について株式会社等が参入するのは、例外的な取り扱いとされる方向です。

この点、会議資料では、多様な事業者の参入による弊害に対して、撤退規制・情報開示等のルール化、質の向上策の検討などによって対応することが示されているわけですが、現実的には容易ではないという意見が強かったということなんでしょうか。

  

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子ども・子育て新システム~改革案のポイント~

2011-05-30 | 子ども・子育て新システム

みなさん、こんばんは。

さて、今日は、子ども・子育て新システムによる改革案のポイントをご紹介します。

改革案の目指すところは、「すべての子どもへの良質な成育環境を保障し、社会全体で子ども・子育てを支援」するということに集約されます。

支援を具体化するものとしては、子ども手当や地域子育て支援、そして、幼保一体化(こども園(仮称)の創設)による質の高い幼児教育・保育の一体的提供が挙げられます。

そして、これらの支援を制度として支える仕組みとして、新たな一元的システムの構築が検討されています。

この一元的システムのポイントとして、以下の4点が挙げられます。

○基礎自治体(市町村)が実施主体

地域のニーズをきめ細かく把握できる市町村が計画を策定し、給付・サービスを実施し、国・都道府県は市町村を重層的に支えるという位置付けになっています。

○子ども・子育て会議(仮称)の設置

有識者、地方公共団体、労使代表、子育て当事者、関係団体、NPO等の子育て支援当事者等が、子育て支援の政策プロセス等に参画・関与することができる仕組みが検討されています。

○社会全体(国・地方・事業主・個人)による費用負担

消費税の増税を含めた恒久的な財源の確保が検討されています。

○政府の推進体制・財源を一元化

制度こどにバラバラになってしまっている政府の推進体制や財源の一元化が図られる予定です。

このような改革案がどの程度具体的に実現されるのか、政府の熱意に期待したいですね。

  

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子ども・子育て新システム~現状の課題~

2011-05-29 | 子ども・子育て新システム

みなさん、こんにちは。

さて、今日からは、いよいよ大詰めという段階になってきた、子ども・子育て新システムに関して、5月のワーキンググループ会議の資料から、現在の政府案を紹介していきたいと思います。

まずは、現状の課題のとりまとめです。

第一に、急速な少子化の進行が挙げられます。

この点、独身男女の約9割が結婚意思を持っており、希望子ども数も2人以上という調査結果からしても、結婚・出産・子育ての希望がかなっていない現状が浮き彫りになっています。

第二に、子ども・子育て支援が質・量ともに不足し、子育ての孤立感や負担感が増加しているということがあげられます。

一概に比較できるものではないと思いますが、家族関係社会支出の対GDP比率で、日本の低さが目立っているようです(日本:1.13%、フランス:3.00%、イギリス:3.27%、スウェーデン:3.35%)

第三に、深刻な待機児童問題、放課後児童クラブの不足によるいわゆる「小1の壁」があげられます。

これらは、特に女性の就労を困難にする要因になっていると考えられ、それはM字カーブ(30歳代で低い女性の労働力率)に表れています。

最後に、子育て支援の制度・財源の縦割り、地域の実情に応じたサービス基盤整備の不十分さがあげられます。

子育て支援を充実させる前提として、こういった制度的な不効率をなくすことは欠かせない要素だと考えられます。

今回の子ども・子育て新システムは、以上のような問題意識のもとに、それらを包括的に解決することを目的に検討されているものだといえます。

  

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熊谷市長との対談

2011-05-28 | わが家の子育て

みなさん、こんにちは。

さて、突然ですが、先週末に、千葉市の熊谷市長と対談させてもらいました。

「千葉市だいすき!さわやか家族」の企画によるもので、熊谷市長はイメージ通りの好青年といった感じでしたが、思っていた以上のオーラと、いい声に驚かされました。

対談の内容は、千葉市の魅力について大いに語り合うとともに、これからの千葉市に望むことなども言わせてもらい、市長は熱心に耳を傾けてくださいました。

市長との対談の後は、BayFMDJの雨宮朋絵さんにインタビューをしてもらうという形で、改めて千葉市の好きなところや、市長との対談の感想などをお話させてもらいました。

雨宮さんは、王様のブランチや、はなまるマーケットのリポーターなどでご活躍されているので、ご存知の方も多いと思いますが、実物は、顔が小ぃーさくって、とっても気さくな人でした。

このインタビューの様子は、6/5()の「ベイ・モーニング・グローリー」で流してもらえる予定です。

ベイ・モーニング・グローリーは、千葉市の広報番組で、毎週日曜日の8:008:54に、BayFMで放送されています。

また、熊谷市長との対談の様子も、同じく6/5から、千葉市のHPYoutubeにアップされる予定です。

どちらも是非ご視聴くださいね。

  

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千葉市のリーフレット~千葉市の遊び場~

2011-05-27 | わが家の子育て

みなさん、こんばんは。

さて、今日は千葉市のリーフレット第三弾です。

■千葉市は、遊びの資源が豊富。

豊かな自然もいっぱいです。

今回は、千葉市の遊び場、豊富な自然のPRです。

まずは、昨日の保育所入所定員数と同じく、近隣の大都市(さいたま市・川崎市・横浜市)との比較ですが、千葉市は都市公園面積(人口当たり)が、第1位です。

事実、僕のうちの近所にもたくさんの公園があります。

子どもを連れていくようになる前は、公園は近くに一つあればいいのかなーと思っていましたが、実際は公園によって遊具も違うし、遊んでいる子どもたちの年齢も違うし、自分の子どもの年齢とか体調や関心に応じて、選択肢がたくさんあるのは大事なことだと感じています。

それから、もう少し大きな公園でいうと、風太くんで有名な千葉市動物公園や幕張海浜公園などは、とても魅力的です。

まず、動物公園は、市街から近いところにあるのに、かなりの規模があり、動物とふれあえるスペースもあるので、子どもにとてもいい体験をさせることができます。

次に、幕張海浜公園はびっくりするほど広い芝生広場で、思い切りのびのび遊べるほか、アスレチック的な遊具にチャレンジすることもできます。

最後に、忘れてはいけないのは、千葉市は千葉ロッテマリーンズ、そして、ジェフユナイテッド千葉の本拠地でもあるという点です。

気軽にこれら本物のプロスポーツを見に行くことができるというのは、素晴らしいことじゃないでしょうか。

 

 

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