日本は定年60歳にたいして年金支給は今のところ65歳。
あQ様のような金余り裕福なお方はその間働かなくても済みますが、普通はどっかで働かなくてはなりません。
役人や官僚は天下りできますが、一般サラリ-マンではそうはいきません。
きびしい現実があるのです。
中国では女性55歳、男性60歳で定年を迎えます。
でも定年後は年金が支給されます。
でも遊んで暮らせる程の年金は支給されないのが現実。
90歳まで生きるとして、約30年間は年金生活、しかも医療費も物価も上がる一方。
一人っ子政策で夫婦に子供一人、その子供同士が結婚すると4人の親の面倒を見なければなりませんので、子供に頼るわけにも行きません。
このへんは日本の現状にそっくりです。
でも中国の老人は日本の老人のようにひなたぼっこしてお茶をのんで居るわけではありません。
もっとたくましい金を稼ぐ生き方をしているのです。
そう、中国のゴミ箱には金になる物があるのです。
徘徊する老人によって再資源(リサイクル)として使える(売れる)物はすべて根こそぎかっさらわれる集められるのであります。
三輪車が無いおじいさん、両手に袋を下げてゴミ箱チェックで頑張ります。
腰に負担がかかります。
年寄りにはきつい労働ですが、働かないわけにはいきません。
中国はリサイクルゴミの収集は民間個人事業となっておりますw。
公的機関が集めてしまったらこの人達の収入がなくなります。
その辺は人民政府も考えているのではないでしょうか?(るわけはない)
ス-パ-の周りに落ちてるチラシを集めてるおばあちゃん。
ペットボトルも見逃しません。
良い運動になるので一石二鳥であります。
このおばあちゃんもゴミ箱の奥の方までチェック中。
おそらく大躍進時代や文革を生き抜いてきた年代です。
若い頃は格差のない共産主義の繁栄を信じて献身したと思います。
福祉の行き届いた、理想の共産主義国家になると信じて身を粉にして働いていた世代です。
しかし、まさかの成金主義国家になっちまったぜ結末を迎えゴミ箱あさりる事になろうとは若い頃は思いもよらなかったでしょう。
あれ? 年寄りじゃない。
コラコラ!おめえら若いんだからちゃん働けよ!年寄りの仕事奪うんじゃねえよ!(笑)
と思われる方は
↓こちらをプチッとな。