創業者の性加害事件で大揺れのジャニーズ事務所が先般社外の有識者が取りまとめた報告書を受けて記者会見を行っていた。
先日引責辞任を公表していた前社長が自ら出席し疑惑の性加害に事実を認め謝罪していたことは評価できるが前社長が依然代表取締役に留まり100%資本を所有し続けることに対し疑問を感じた。
後任の社長に就任する同社所属のタレントの言動にも何やら所属事務所に対する遠慮があって今後の改革にいささか不安を抱いてしまった。
今後同社は被害者の救済、補償に向き合わなければならないが多少なりとも創業者に恩義を感じているとすれば判断は歪められのではないだろうか。
そういえばあのビッグモーター社も創業者一族が社長、副社長を辞任したが資本の所有形態は変わらず、後継ボードも全て内部からの登用である。
両社とも今後社会がキチンと監視していかないといけないねぇ。