中国の恒大集団元CEO夏海鈞氏が拘束されたということだ。
恒大集団といえば不動産バブルに乗っかって超大規模不動産開発を進めていたが資金繰りに失敗し経営破綻が起きていた。
以前テレビのニュースが伝えていた十数棟の高層ビルが躯体工事中に建設を中断しゴーストタウン化していた光景は衝撃的だった。
日本であれば大規模住宅開発は数期に分けて建設工事を実施、投下資本を回収しつつ時間をかけて開発を行っていくのが一般的だが中国の場合(あるいはこの恒大集団だけだったかもしれないが)そうではなかった。
中国は不動産の私有は認めていないということだがそれでも高層住宅を購入するのは大枚を投じないといけない。
例の恒大集団案件でいかほどの市民がどれだけの代金を支払ったのか想像もつかないが返還を求めて泣き叫ぶ債権者の姿が脳裏を離れない。
一体恒大集団や中国当局はこの状況をどう決着させるのかねぇ?
元CEOを逮捕するだけで問題が解決するわけではない。
社会不安をいたずらに煽ることは避けなければならないしね・・・。
それにしても中国の経済活動は並の資本主義国家より自由なんだねぇ。(笑)