首相の今年最後のお仕事は東証大納会での挨拶だ。
「資産所得倍増プラン元年として貯蓄から投資へのシフトを大胆に進めていく」ということだったがふと脳裏に疑問が過った。
「プラン元年」というからには資産所得倍増のゴールは来年いっぱいではないんだね。
いやそもそも資産所得倍増の元となる数値の定義と今年の実績データも分からない。
一体今年の数値がいくらで何時までにいくらにしようとするのか?
政策は「NISAの増枠」以外になんか手があるのだろうか?
とにかく日経平均株価はこの1年で1割ほど下がったのだ。
おまけに日銀は異次元金融緩和から利上げ方向に動き出した。
仮にキャピタルゲインが減少するようなことがあれば多少インカムゲインがあってもとても追いつかないのだ。
金利上昇時代の資産所得倍増・・・、首相はその辺りを丁寧に分かりやすく説明して欲しい。
「聞く力」ではなく「説得する力」でねっ。
まさかほとんどゼロに近い「貯蓄」の金利倍増ををアテにしているわけではないでしょうね。(笑)
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さて今日は大晦日、一年間のブログご愛読有難うございました。
皆さんよいお年を!