大和ハウスが全国で200ヵほどある住宅展示施設を3割方減らしていくということだ。
設備の維持コストと現地での成約率が見合わなくなったということだろうか。
代わりにアテにするのがバーチャル展示である。
こちらであれば見込み客はわざわざ出かけなくともよい。
業者側も接客員が長時間現場に詰めている必要もない。
問題はあの臨場感が仮想空間で体感できるかどうかだろう。
アバター体験だけで一生一度の高額商品購入を決断できるのか、と思うとちょっと気になるがこちらの方はこれからのVR技術、AR技術の進化を期待している向きが販売側、購入側の両者にあろう。
まして戸建て住宅購入のコア層がデジタルネイティブに移行していくという仮説に立てば大和ハウスの事業戦略は競争他社に波及していくかもしれないねぇ、それも予想以上のスピードで。