キリンHDがミャンマー現地企業(国軍系)との合弁事業継続を断念、ミャンマー市場からの撤退を表明した。
その昔グローバル経営なるテーマを学んだことを思い出した。
グローバル経営の要諦の1つに「カントリー・リスクの見極め」というのがあった。
今回のケースは軍政への移管が背景にあるのでまさにそのものなのだが10年前の同国の民政移管後誰が今日の状況を予想できたのだろうか、と思ってしまう。
ビジネスというのはなかなか思い通りにはいかないものだ。
それよりも驚いたのはこのミャンマー合弁事業がキリンHDの連結事業利益の10%を稼ぎ出していたことだ。
東南アジアの小国でのビジネスに我が国を代表する飲料メーカーがこれだけ依存していたのである。
このマイナスを取り戻すのは容易なことではないだろう。
なんと今も「カントリー・リスク」の持つ意味は厳然と生きているのだねぇ・・・。
どこもここも経済ナショナリズムが跋扈し始めている兆候もある。
「その昔」以上にカントリー・リスクを考慮しなければいけない時代になったのかもしれない。
その昔グローバル経営なるテーマを学んだことを思い出した。
グローバル経営の要諦の1つに「カントリー・リスクの見極め」というのがあった。
今回のケースは軍政への移管が背景にあるのでまさにそのものなのだが10年前の同国の民政移管後誰が今日の状況を予想できたのだろうか、と思ってしまう。
ビジネスというのはなかなか思い通りにはいかないものだ。
それよりも驚いたのはこのミャンマー合弁事業がキリンHDの連結事業利益の10%を稼ぎ出していたことだ。
東南アジアの小国でのビジネスに我が国を代表する飲料メーカーがこれだけ依存していたのである。
このマイナスを取り戻すのは容易なことではないだろう。
なんと今も「カントリー・リスク」の持つ意味は厳然と生きているのだねぇ・・・。
どこもここも経済ナショナリズムが跋扈し始めている兆候もある。
「その昔」以上にカントリー・リスクを考慮しなければいけない時代になったのかもしれない。