幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

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上司との関係に悩む どう対処するか

2020-07-09 09:24:44 | 人惑/社会的催眠
4つの視点からみることはどうでしょうか?

1)人を動かそうとするのではなく、自分ができることをする。
まさに、自分が変わると、自分の周りが変わって行くという話でした。
自分(部下)が上司へ接し方を変えたことにより、上司の自分への態度が変わって来たとの話です。

2)相手により、自分の生活態度を変える人か、相手に関係なく発言・行動する人であるか。
嫌な相手には挨拶をしないということで、上司に挨拶をしなくなっていました。
多分、上司からも挨拶が無かったのでしょう。
ここで、自分はどんな人間かということです。嫌な人には挨拶しない人間かどうか。
相手に関係なく、挨拶をする人間でいたいかどうか。
カウンセリングを受け、挨拶してみることにしたとのことです。

3)自分が困っているということは、本来上司も困っている。事象を多面的に見られるか。
部下が悩んでいます。立場を考えると、上司からみても部下にトラブルが起きると、
組織の問題にもなり、上司も困るのです。
開き直って考えると、自分がそのままでも上司が困って対応する可能性もあります。
対応する上司はよい上司ですので、今回のことも起きなかったかもしれませんが。
自分から、変わって行くことを選択することが、上司だけでなく自分のこれからにとってもよい。

4)上司と部下(自分)の二人の関係だけでなく、それを見ている周りの目もある。
上司と自分の関係だけでなく、それを身近に見ている周りの目もあります。
周りの目が、二人をどう見ているか。①どっちもどっち。②上司が悪い。③部下が悪い。
つい上司だけの関係で見てしまいますが、周りの目も意識するとよいかもしれません。
四知(天知ル地知る我知ル人知ル)という言葉があります。
天地の視野も入れて考えるとやるべき行動が出てくるかもしれません。

相談しても、上手く行かないケースもあります。
それは本人の問題だけでなくカウンセラーの力量不足の場合もあるでしょう。

あるカウンセリング企業の講師の方の説明を受けたことがありますが、
こんな人には相談したくないなと思いました。
ヴィクトール・フランクル(体験記「夜と霧」)を、「彼はアウシュヴィッツではなく別の収容所だったから、それほど厳しくなかった」と発言され、驚きとがっかり。
フランクルはアウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所のビルケナウ強制所に移動されそこで死の選択をされました。
また他の収容所でもガス室があり、多くの仲間が殺されています。死と隣り合わせでした。
確かに、多少の差は所長によりあったようですが、600万人が殺されたのです。

ひどかったので、嫌味な質問をしました。
講師の方が「落ち込んだ時、ポジティブな言葉を選ぶとかして、前向きな気持ちに持っていくようにする。・・・」と言われたので、「無理に気持ちを高めなくても、落ち込んだ時は、その気持ち大切にして、その落ち込んでいる状態を大切にすることも必要ではないですか?」と質問しました。
帰ってきた言葉が「えらく悟られていますね」でした。

カウンセラーの力量以上に大きいのは、自分が気づくことです。
またアドバイスを受け入れる柔軟さがないといくらカウンセラーが優秀でも難しいと思います。
人に話す、カウンセラーに相談する、全て自らの気づきがないとよくならないように思います。

あるエッセイで、自分が小さな子どもの時家族と米国に行き、言葉が通じなくて閉じこもってしまった時、鳥の鳴き声を聞いて、鳥は日本語だと思って、それから気持ちが楽なったと。
周りの事象は変わっていなくても、自分の気持ちが変わる(気づき)と、周りの世界が違って見えて来るのだと思います。
米国では動物の鳴き声も擬音にすると違うのですが。
犬は確かワンワンではなく、バウバウ。豚はブーブーではなく、オインクと。

自分の心をカンセリングする知識と技術を身につけられたらと思います。
そのためには、生きるとは、人生とはを考え続けることが、結論はでませんが、重要だと思います。

小林正観著「この世の悩みがゼロになる」に”執着心を棄てる”の記述の中に面白い話がありました。

(チンパンジーやオラウンターを生け捕りにする方法)
土を固めて小山を造り、そこに手がはいる小さな穴を造る。穴の先に好物のバナナを入れておく。
それを見つけたチンパンジーは中に手を入れてそれを掴む。
しかし、掴んだら引っ張り出せないような大きなの穴。
手を離せばすぐに手を出せるのに、チンパンジーはキーキーとわめいている。
そこを捕獲する。

執着がなくなった人を「ほどけた人」と言い、ほとけの語源だそうです。
つかんでいる手を離す。いろんな悩みは手を離さないから悩みがあるのかもしれないと思いました。
私たちはチンパンジーと途中まで同じ進化を経たので、50歩100歩なんだなと。笑

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