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幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

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斎藤知事「支持」34% 第三者委報告「評価」6割 神戸新聞社調査 ”兵庫県民は知性がなく痴性の人がこんなに多くいるとは?”

2025-04-23 08:54:45 | 社会
https://news.yahoo.co.jp/articles/e8047d27238e08fcfcbcce6e8a23dfb5b302825f">4/23(水) 7:00配信 神戸新聞NEXT
 神戸新聞社とJX通信社は19、20日、兵庫県内の有権者を対象に、斎藤元彦知事の支持動向などを電話とインターネットで調査した。「支持する」と答えた人は「どちらかといえば」を含めて34・5%で、「どちらかといえば」を含めて「支持しない」と答えた人の55・9%を約20ポイント下回った。また告発文書問題で、県の対応を公益通報者保護法違反と認定した第三者調査委員会の調査報告書に対し、斎藤知事がどう対応すべきかを問うと、回答者の4割が「辞職すべき」と答えた。 

■「辞職すべき」4割 
 調査はコンピューターで無作為に発生させた番号に電話をかけるRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)法と登録モニターを対象にしたインターネット調査を併用。1032人(電話705人、ネット327人)から有効回答を得た。回答者は60代以上が約6割を占め、居住地域では、播磨(29・4%)▽阪神(27・7%)▽神戸(26・5%)-が多かった。
  斎藤知事を支持するかどうかを問うと、「強く支持する」が15・0%、「どちらかといえば支持する」が19・5%に対し、「どちらかといえば支持しない」が12・1%、「全く支持しない」が43・8%だった。年代別にみると、「支持」は40代(43・2%)で最多、「不支持」は80代(64・6%)で最多となった。
  告発文書問題では3月、弁護士6人でつくる第三者委が斎藤知事の県職員に対する10項目のパワハラを認定し、県の対応を公益通報者保護法に照らして「違法」と判断した調査報告書を公表。知事はパワハラを謝罪する一方、公益通報者保護法違反は否定し、「県の対応は適切だった」とする主張を続けている。
  第三者委の報告書は「非常に評価する」が28・9%、「ある程度評価する」が31・6%で、「あまり評価しない」は12・7%、「全く評価しない」は13・5%だった。斎藤知事がどう対応すべきかを五つの選択肢で尋ねたところ、最多は「辞職すべき」で42・3%。「現状の対応で十分」が23・2%、「自身に減給などの何らかの処分を科すべき」が19・9%と続いた。
  一方、県の対応は公益通報者保護法違反の可能性が高いとした県議会調査特別委員会(百条委員会)の報告書については「非常に評価する」「ある程度評価する」が計61・9%。県議会が斎藤知事にどう対応すべきかとの問いには、「不信任を決議するべき」24・3%▽「問責あるいは辞職勧告を決議するべき」23・1%▽「議会が自主解散するべき」17・6%▽「現状の対応で十分」17・2%-だった。(特集取材班)

感想
 いまだに指示する人が34%もいることが恐ろしくさえなってきます。
兵庫県出身者として、情けないと言うか、兵庫県にはこんなに正しく判断できない人がいるのかと思うととても残念です。
 「百条委員会」は無力ですね。
公益通報者保護法違反、遺族が訴えてくれると良いのですが。

「教室マルトリートメント」川上康則著 ”よい教師は子どもと共に笑い、ダメな教師は子どもを笑う(Alexander Sutherland Neill)

2025-04-23 08:07:08 | 本の紹介
・「教室マルトリートメント」は、私の造語です。

・「教室マルトリートメント」(不適切な関わり)という概念そのものは、海外では、チャイルド・マルトリートメントという表現で広く知られています。

・本書は、違法行為の一歩手前のレベルの「行きすぎた指導」から、これまでは当たり前に行われていた指導だけれどもあらためて考えるとこと者心を傷つける要素をもつ指導までを幅広く「マルトリートメント」として整理します。


・子どもたちの前で笑顔と穏やかな気持ちを絶やさない教師を増やすこと、これが本書の目的です。

・四つの領域(児童虐待防止法)
①身体的虐待
②性的虐待
③ネグレクト
④心理的虐待

・教室での指導
①強い叱責、懲罰、締め付けなどの指導がされている
②教室ができていない子を報告し合うような監視社会化している
③多くの子どもたちが黙って高圧的な教師に従っている
④教師の一方的な語りが多く、子どもたちが発言できない空気感が教室を支配している
⑤先生の顔色を見ながら子どもが動いている(考えて動けない)

・高校生になって、一人だけ「お前、学校の先生になれよ」と言ってくれた先生がいました。その先生はこう言ってくれました。
「学校っていうのは、デキるやつばっかりが先生になっちゃダメなんだ。お前みたいに、自分への歯がゆさや、大人に対してのもどかしさで苦しい思いをしている子どもがいっぱいいる。そういう子どもの気持ちが分かるやつこそ、先生になったらいいと思う」

・「罰や脅し」の副作用
①行動することそのものを止めるようになる
②一時的に効果があるかもしれないが、持続しない
③罰的なかかわりは、エスカレートしがちになる
④ネガティブな情緒反応を引き起こす
⑤力関係次第で、他人に同じようなことをしてしまう
⑥結局のところ、何も教えたことになっていない

・恐怖、失敗、悲しい出来事は、記憶に残りやすい

・不穏・興奮場面への対応の基本方針
落ち着いた状態   不穏(イラ立ち)   興奮(破壊や坊領)
=基本、見守り   =火に油をそそがない =興奮を継続させない
時間を絞った活動参加・なだめる     ・怖がらせない
          ・話題を変える   ・煽らない(不必要な声かけしない)
          ・受け流す    ・ためらわず淡々と体を抑えて止める
       ・危機でない限り気持ちを尊重する ・身体の緊張をほぐす

①正面から近づくと蹴られてしまうことがあるので、こも者斜め後ろから入ります。
②子どもの両脇から手を入れ、仙骨を抑えながらゆっくり座ります。
③子どものひざを伸ばし、長座にします。

・学校内で威圧的・高圧的な指導が連鎖していく理由
①職員室内であ角強い教師が影響力をもつこと
②教師自身の自己防衛的態度

・こじらせ教師 セルフチェック
①視野が狭く、自分のものさしや主観だけで物事を判断する
②内面に不安があってもそれを認めず、むしろ強くな態度などで隠そうとする
③「子どもたちに〇〇させる」という表現をよく使う
④「私の意見は間違っていない」「なぜ周囲は理解しないのか」と思うことがしばしばある
⑤物事を素直に受け止められず、他社のマイナス点をつい指摘してしまう
⑥皮肉屋嫌味を含んだ発言をしてしまう
⑦無自覚のうちに大きな声や足音で周囲を威嚇している
⑧周囲から気を遣われているのを感じる

・校内の関係者がチーム一丸となって子どもたちの成長を支えていて、そのような職員室は、自然と以下のような雰囲気で包まれたものになります。
①達成すべき目標の共有
②職員間での協力関係
③それぞれの役割の明確化
④お互いの立場の尊重
⑤前向きな内容のコミュニケーション

・メンタルヘルスを理解する{DCCモデル}
自己裁量度-高  低ストレス    仕事に対して積極的な態度
     -低  仕事に対して受動的な態度  高ストレス
       - 低 -  仕事の要求度  - 高 -

・七つのプラスのかかわり
①目を合わせる
②笑いかける
③語りかける
④触れ合う
⑤子どものあらゆる行動を当たり前と見なさず、「ありがとう」と感謝を伝える
⑥「やる/やらない」にかかわらず、前向きな気持ちを後押しする
⑦成果よりも努力や過程を認める

教育技術の有効性=教育技術×子どもたちの特性×教師のタイプ

・成長ステージを経て身に付けていきたい 教育技術五選
①待つ
②受け流す
③目をつぶる
④力に頼らない
⑤言葉を選ぶ

・身近な「当面の教師と反面教師」から学ぶ

・学級経営に必要な4つの指導スキル
              集団への働きかけ
    インストラクション(指導)  ファシリテーション(促進)
教師主導のかかわり               子どもの行動の支援
    インターベンション(介入)  コーチング(引き出し導く) 
              個別的なかかわり

・「ストレス三原則」
①要求度が高いかどうか
②自由度があるかないか
③支援度

・教師五訓
①あせるな
②いばるな
③うつむくな
④笑み、わすれるな
⑤おこたるな

感想
 チャイルド・マルトリートメントの言葉を初めて知りました。
確かに虐待やネグレクトまで行かなくても、子どもの心に影響を与えていることはあるなあと思いました。
 特にまだ子どもは耐性領域が狭いので影響を受けやすいですね。
 会社でもどんな団体でも人が集まると実際にはマルトリートメントが多いように思いました。
それに対する耐性領域を広くして行くことが自衛手段になるようです。

 今回も知らないこと、知らない言葉が多く出て来ました。