幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

阿川佐和子さん「サワコの朝 蜷川実花さん」 ”努力の人、努力が才能を開花させる”

2019-08-11 17:12:58 | 本の紹介
写真家、映画監督。
普段から派手な服装。
1972年生まれ。色鮮やかな作品
映画「さくらん」監督デビュー
蜷川幸雄が父。

ステキだと思ったものを撮っている。
撮ったままが基本。派手なものを撮っている。
「きれい」と思ったら撮っている。
「ステキ」だと思って撮っている。
ポートレイト並べるとその人を興味を持って撮っているかがわかってしまうかも。
道後温泉で、町中が実花ワールド。
観光客が増えた。

1曲目 戸川純「蛹化の女」
父が好きでよく聞いていた。映画にも使っていた。
60分のテープをずっと聞いていた。
何百回聞いたけど、今聞いても「ぐっと」来る。
普通と違う環境で育った。ガラバゴスで育った感じ。
2~3歳から父の劇を見ていた。
ものを作るのは戦うことで、死ぬほど取り組まないといけないと学んだ。
母は女優でキルト作家。1~5歳は父が世話していた。
「いつでもどこでも男を捨てられる女であれ」と父から言われた。
しっかり自分に根付いていた。
私が仕事をし始めてからお互いの仕事には言わなかった。
「蜷川さんのお嬢さん」と言われ続けた。
初めて入賞してそのときに「作家」と呼ばれたのが独り立ちした気分で嬉しかった。
とてもカラフルだったが、最初は白黒だった。
高校生から大学生の間は白黒。
若い女性が写真を撮るとの文化はまだなかった。
入選していたがグランプリ取れなくて、カラーにしてみたら、最初からその色味だった。

母宏子さんはキルト作家で、同じ色彩感覚だった。びっくりした。
上が12歳で男の子。子ども2人。
渋いのが好き。クワガタとカブトムシなど茶色に囲まれている。

AERAの表紙の3年前から担当。毎週
羽生選手の号は爆発的に売れた。
こちらの要望を伝えるとすぐにわかってくれた。
とってもかっこ良かった。
その人と違うイメージ化、その人の特徴をより出そうとするか。
撮影が早くて、実際撮っている時間は3~5分。

羽生選手だと、ファンの皆の声が聞こえるようなプレッシャー「蜷川行け!」との声が聞こえる。
映画監督の仕事が増えている。
父には依存してなかった。肉親的にもっと生きていて欲しいはあるけど。
他の人のような仕事に関するアドバイスはもらってはなかった。
父が「おまえにはなにもしなかった」と言われたが、本当に何もしてもらわなかった。
母は「立派になって嬉しい」と言って、友だち的な感覚でいる。
人と違っていても大丈夫!
写真撮っても、それは写真じゃないと批判される。
違っていていいじゃんと思う。
そのためにはすごく努力をする。
基本的に遊んでる日はない。
仕事しているか、子育てしているか、勉強している。
自分を支えてくれるのは努力だと思っている。
2曲目は、シガー・ログが歌って曲「Vaka」
父が舞台でよく使った曲。
父からは何かをしてもらっていないが、勝手に影響を受けた。
疲れた時によく聞いている。
映画「人間失格 太宰治と3人の女」
太宰治は同じ言葉をそれぞれの女に言っている。
コメディーみたいな悲劇的な人生。
それを感じながら作っていた。

感想
AERAの表紙を毎週、3年間撮影し続けていることはとても大変なことだと思います。
その人物をいかに表現するか。

作品をスタジオに持って来られていましたが、とてもカラフルで鮮やかです。
素晴らしい色彩感覚を感じました。

仕事しているか、子育てしているか、勉強しているかとのこと。
常に勉強されているんだなとあらためて、自分の生活を反省してしまいました。