幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

「ZERO to ONE 君はゼロから何を生み出せるか」ピーター・ティール著 "新しく生み出す!”

2019-08-06 08:52:08 | 本の紹介
・新しい何かを作るより、在るものをコピーする方が簡単だ。おなじみのやり方を繰り返せば、見慣れたものが増える、つまり1がnになる。だけど、僕たちが新しい何かを生み出すたびに、ゼロは1になる。

・水平的進歩 1からnへ向かうこと
 拡張的進歩 ゼロから1を生み出す

・メール決済サービスが順調に立ち上がり、サイトにログインすれば誰でも簡単に送金ができた。でもユーザーの数が足らず、成長スピードは遅く、出費は膨らんでいた。ペイパルを軌道に乗せるには、クリテカルマスとして最低100万ユーザーが必要だった。
広告は費用の割に効率が悪すぎた。大手銀行との提携話も立ち消えになっていた。そこで金を払って加入してもらうことにした。新規加入者に10ドルをキャッシュバックし、お友だち紹介にさらに10ドルを支払った。これで数十万の新規加入者を獲得し、成長は急加速した。

・ドットコム・バルブの崩壊から4つの大きな教訓を学んだ
1)少しずつ段階的に前進すること
2)無駄なく柔軟であること
3)ライバルのものを改良すること
4)販売ではなくプロダクトに集中すること
これらの教訓は、スタートアップ界の戒律となった。
むしろ正しいのは
1)小さな違いを追いかけるより大胆に賭けた方がいい
2)出来の悪い計画でも、ないよりはいい
3)競争の激しい市場では収益が消失する
4)販売はプロダクトと同じくらい大切だ

・人はなぜ<べき乗則>に気づかないのか? ウイキペディアより
 
べき乗則にしたがうグラフの例。横軸が商品のアイテム数、縦軸が販売数量を表す。このモデルは「80:20の法則」として知られ、右に向かう部分はロングテールと呼ばれる。

・スタートアップでは、中の全員がそれぞれまったく違う仕事で際立たなければならない。

・どんなビジネスも答えを出すべき7つの質問
1)エンジアニリング;段階的な改善でなく、ブレークスルーとなる技術を開発できるだろうか?
2)タイミング;このビジネスを始めるのに、今が適切なタイミングか?
3)独占;大きなシェアがととれるような小さな市場から始めているか?
4)人材;正しいチーム作りができているか?
5)販売;プロダクトを作るだけでなく、それを届ける方法があるか?
6)永続性;この先10年、20年と生き残れるポジショニングができているか?
7)隠れた真実;他社が気づいていない、独自のチャンスを見つけているか?

感想
新し価値を創造していくこと。
それはニーズからは生まれないかもしれません。
新しい便利さを提供する。
新しい市場を創造する苦しみはありますが、その市場を独占するメリット大きいようです。