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BBC伊藤詩織氏告発番組が外国人女性に衝撃。「女性議員までが被害者を叩くのは異様」「日本人の助けは期待できない」の声も ”日本人としてもっと考えたい!”

2018-07-08 14:20:38 | 社会
https://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/bbc伊藤詩織氏告発番組が外国人女性に衝撃。「女性議員までが被害者を叩くのは異様」「日本人の助けは期待できない」の声も/ar-AAzIHTt?ocid=spartandhp#page=2 MSNニュース2018/07/08
 イギリスのBBCで放送されたドキュメンタリー『日本の秘められた恥』が波紋を呼んでいる。ご存じの方も多いだろうが、この番組は強姦被害を訴えた伊藤詩織氏をテーマにしたもので、イギリスを中心とした海外メディアからは続々とレビューや番組内容を紹介する記事が発表されている。
◆110年間変わらなかった強姦罪
 元TBSワシントン支局長で『総理』(幻冬舎)などの著書で知られるジャーナリスト・山口敬之氏から準強姦の被害を被ったと訴えた伊藤詩織氏。二度の不起訴処分を経て現在は民事係争中だが、「#MeToo」ムーブメントと結びつけられ、その動向は海外からも注目されている。
 そんななかBBCで公開されたドキュメンタリーについて、海外メディアはどのように報じているのか?『テレグラフ』の記事には、次のような記述が見られた。
“『法的手段に訴えるなら、そうすればいい』と彼(山口敬之氏)は答えた。『勝ち目はないですよ』。おそらく、彼の自信は安倍晋三首相との親密な関係に拠るものだろう。だが、日本の強姦被害者は全体的に不利な立場にある。警察官のうち女性は8%しかおらず、法律では110年間にわたって、被害者が身体的抵抗を示す必要があった”
 法律的側面から日本の強姦被害を分析する記事はほかにも多く、『ガーディアン』にも同様の内容が。
“日本の強姦罪は1907年から改正されておらず、強姦罪の最低刑期は窃盗罪よりも短かった。日本をグローバルスタンダードにしている統計は、文化的、構造的に女性に対する性的暴行が深刻な問題として扱われていないことを示唆している”
 ’17年まで110年間、強姦罪に抜本的な改革がなかったというのは驚きだ。はたしてどれだけの日本人がその事実を知っているだろう?
“『日本の秘められた恥』はとても観るのが辛いドキュメンタリーである。痛ましく、苛立たしく、悲惨だ。最後には視聴者に、切迫した激動の感覚を与え、そして楽観的に考えれば、大きな文化的シフトの始まりを予感させる”

© HARBOR BUSINESS Online 提供 『ガーディアン』など多くのメディアが『日本の秘められた恥』のレビュー記事を発表している
 また、被害者の傷口に塩を塗るような仕組みにも言及している。「セカンドレイプ」という言葉は日本でもかなり認知されてきたが、強姦被害者を助けるどころか、より追いつめるような捜査やケアには問題があると言わざるを得ないと指摘している。
“(番組内で)伊藤氏は警察に行ったときに、何が起きたかを詳細に伝える。加害者に見立てた等身大の人形を使い、マットレスの上で事件時の状況を再現するよう言われ、男性警察官からはなぜ女性警察官に話したいのか説明するよう求められた。都内唯一の性暴力被害者の支援センターには、電話での相談を受けつけてもらえず、2時間かけて直接面談しに来るよう言われたという”
 男性警察官を相手に被害状況を詳細に再現するというのは、相当な心理・肉体的なダメージがあるだろう。
 一部には「日本を貶める番組だ」という意見もあるようだが、伊藤氏の事件を抜きにしても、性的暴行に対して社会がしっかり向き合っているとは言えない。被害を訴えても、それに対してバッシングが起きることも問題のひとつだ。
「男を誘うような服装をするのが悪い」
「勘違いさせるような言動をしていた」
「どうせ、あとから気が変わった」
「賠償金目当ての美人局」
 悲しいかな、いずれも被害者が声を上げたときにネット上などで、よく見られる反応だ。こういった投稿は多かれ少なかれ、どこの国でも見受けられる。だが、公の場で大真面目に主張されることはまずありえない。ましてや政治家がそんなことを語るというのは、先進国では考えられない事態だ。
 しかし、今回放送された番組では、そんな発言がなんと衆議院議員の口から飛び出しているのだ。
『デイリーメール』を筆頭に、多くのメディアは “ある人物”の発言に注目している。
“自民党所属の衆院議員で男女同権主義者を自称する杉田水脈氏は、伊藤氏の主張が嘘で、訴えられた男性側のほうが被害を被っていると語った。伊藤氏が訴えを公にすると、彼女のもとには脅迫がよせられ、ネット上では誹謗中傷を受けた”
 これに対して、杉田氏は自身のブログ上で、番組の内容は「切り取り」であると主張している。たしかに、通常であればこんなことを衆院議員、しかも自分も同じ被害者になりかねない女性が言うことはまずありえない。
“伊藤詩織氏のこの事件が、それらの理不尽な、被害者に全く落ち度がない強姦事件と同列に並べられていることに女性として怒りを感じます。「海外に日本の現状が誤って広がることをなんとか止めたい」インタビュアーの質問に応えながら、そればかり考えていましたが、そこはゴッソリ抜かして編集されたようで、とても残念に思います”(原文ママ)
 本来、セクハラ事件全般についての番組だったはずが、蓋を開けてみれば伊藤氏ばかりがフォーカスされており、自分の発言も意図した形では使われなかった……。ということを伝えたいようだが、このブログを読むとそもそも問題となっている「伊藤氏に落ち度があった」という考えは一貫している。
 杉田氏はツイッター上にも番組で発したコメントを自ら“補強”するような内容を投稿している。
“私は性犯罪は許せない!無理やり薬を飲まされたり、車に連れ込まれて強姦されるような事件はあってはならないし、犯人の刑罰はもっと重くするべきと考えています。
が、伊藤詩織氏の事件が、それらの理不尽な、被害者に全く落ち度がない強姦事件と同列に並べられていることに女性として怒りを感じます”
“もし私が、「仕事が欲しいという目的で妻子ある男性と2人で食事にいき、大酒を飲んで意識をなくし、介抱してくれた男性のベッドに半裸で潜り込むような事をする女性」の母親だったなら、叱り飛ばします。「そんな女性に育てた覚えはない。恥ずかしい。情けない。もっと自分を大事にしなさい。」と。”
 杉田氏は「もっと伊藤氏の“落ち度”を叩きたかったのに、当たり障りない部分しか使ってもらえなかった!」と怒っているのだろうか? こういったツイートを見る限り、番組内での発言が杉田氏の意図に反しているとは到底思えないのだが……。
◆「日本人からの助けは期待していない」
 レビュー記事を読んで『日本の秘められた恥』の内容を知った外国人たちは大きな衝撃を受けている。感想を求めたところ、「辛すぎて話したくない」という意見もあったほどだ。
「『男性の前で飲みすぎるのが悪い』なんてことを言う人は、明らかにフェミニストじゃない。こういうことを言う女性がいるのは絶望的で、とても悲しくなりますね。私自身、日本で(性的に)酷い目にあった知り合いを知っていますし、私も嫌な思いをしたことがあります。そういった被害を日本人の人に言わないのは、まさにこういう(杉田氏のような)意見が多いからです。日本人から共感や助けを得られることには期待していません。問題の根底には家父長制があると思います。(伊藤氏のように)声を上げる人が出てきたのは、いいことですね。たとえ酷いことを言われても、声を上げないことには何も変わりませんから」(ノルウェー人・女性・33歳)
 残念ながら、セクハラなどへの意識が低いというのは、日本を訪れたことがある外国人にはお馴染みなっているようだ。ほかにも女性からはこんな意見も。
「なんてことなの!? 『男性と飲むのが間違い』って完全に狂ってる。いまだにこれだけ男女差があるって考えると、とても悲しいし、感情的になってしまいます。女性が自ら立ち上がったのに、レイプなんてたいしたことじゃないと思われているなんて。もちろん、私たち(女性)が弱すぎることもありますが。男性についての悪いことは言えません。私の周りでは、一度もレイプやセクハラを受けたことがないなんて女性は聞いたことがない。とても悲しいことです。男性の被害者もいますが、圧倒的に女性が多いですよね。本当に悲しいです」(デンマーク人・34歳)
 性的被害者の多くが女性だというのは日本に限った話ではない。しかし、その事実に向き合う姿勢には違いがある。「男ばかり責められて」という考え方は少なく、むしろ同じ男性として恥ずかしいという声があがった。
「誰か性的に嫌がらせをされていたり、泥酔して困っていたら助けるべきだよ。酷い話だ。『#MeToo』が日本でアメリカほど機能していないのは、セクハラや暴行は被害者に問題があると思っている人が多いからじゃないかな? 被害を受けること、特に声を上げるのは恥ずかしいことだと思われてるように見える。統計を見ても嘘の被害報告はものすごく少ないから、アメリカでは被害者が本当のことを言っていると信じてもらえる。日本ではどうなっているのかわからないけど、こういったニュースを見たり、本を読むと女性が悪いって風潮が強いみたいだね。今回の番組でも衆院議員が『飲みすぎたのが悪い』って言ってるけど、イカレてるよ。日本もいつか変わると思うけど、かなり時間がかかると思う」(アメリカ人・38歳)
 また、この男性は伊藤氏について次のように語ってくれた。
「どうせ、彼女の話はボロクソ言われるんだろ? しかも彼女はジャーナリストなのに、わざわざ嘘をつくはずないじゃないか。何もかも失って、得られるものはほんの少しの正義だけなんだから。こういったことを(日本の)みんなの前で主張するのは、狂っているかスゴく勇敢かだよ。僕には彼女が狂っているようには見えない。もっとこういう声を上げる人が増えるといいね。問題を無視するのは、加害者を助けるのと同じことだから」
 はたして女性までもが被害者を責めるような状況は、いったいいつ変わるのか? 一人でも被害者を減らすためにも、より活発な議論が行われることに期待したい。
<取材・文・訳/林泰人>

感想
自分のことはなかなか自分ではわからないと言います。

詩織さんのケースでも、海外の批判を真摯に受け止め考えていくことが必要なのだと思います。
詩織さんのケースは2つの大きな問題があるように思います。
1)レイプしているのに起訴されない。
2)レイプしたと疑われている山口敬之氏が安倍首相のお友だちなので、逮捕直前に上からの指示でStopがかかった。

法治国家なのかと思ってしまいます。

権力者のための法治国家なのではと思ってしまいます。
中国初の統一王朝 秦は法治国家でしたが、民を管理するための権力者のための法治でした。
まさに、それと同じことが行われているのではないか?との疑問と不安です。
これが当たり前になると、それがいつ自分の身に降り注いでくるかわかりません。
そうなる前に、「おかしい」と声を上げる必要があるのではないでしょうか。

安倍首相と法相が オウム死刑執行前夜の“乾杯”に批判噴出 ”豪雨で被害がでているのに!”

2018-07-08 02:56:48 | 社会
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/232909 日刊ゲンダイ2018年7月7日
 正気なのか――。オウム真理教の教祖・麻原彰晃死刑囚ら7人の死刑が執行される前日の5日夜、安倍首相が、執行を命令した上川陽子法相らと共に赤ら顔で乾杯していたことが発覚した。ネット上で批判が噴出している。

 安倍首相は同日夜、東京・赤坂の議員宿舎で開かれた自民党議員との懇親会に出席。上川法相や岸田文雄政調会長ら40人超と親睦を深めた。

 この時の様子を、同席した片山さつき参院議員が写真付きでツイッターに投稿。〈総理とのお写真撮ったり忙しく楽しい!〉と呟いている。

 写真では、上川法相の隣で破顔一笑の安倍首相。とても、死刑執行前夜とは思えない。

 さすがに、片山議員のツイッターには、〈どういう神経でどんちゃん騒ぎができるのか〉〈普通は気が沈んで口が重くなる〉〈ゾッとする〉と批判の声が寄せられている。

 安倍首相と上川法相は一体、どんな気分だったのか。翌日、7人を処刑するのに酒を片手に笑顔、笑顔とは……この2人、人としておかしい。

感想
EUから、日本の死刑執行に非難をしています。
日本で死刑を行っているのは意味があるのだと思いますが、人が人の命を絶つことは厳粛なものだと思います。
死刑執行が分かっている前日に、乾杯しているのはやはりどうなのでしょう?

それと豪雨で被害が拡大している最中に、陣頭指揮を執るべき立場が万全の状況でいるべきだと思うのですが?
支持率が上がってきたので、森友学園、加計学園問題はクリアーしたと安心されているのかもしれません。
国民が森友学園、加計学園問題はかまわないと言っているのでしょうか?

追加(7/9);
JR西日本の福知山脱線事故の当日夜、JR西日本の社員が懇親会を開催していたと強く非難されました。
安倍首相が乾杯(5日)をしている時点で、既に豪雨で被害が出ていました。
その時点で陣頭指揮を執るのが必要なのです。
状況把握能力が弱いのではと思ってしまいます。
昨日7日、日曜日にようやく指示(PR用?)をしたとありましたが・・・。
乾杯しているより、その時に指示をして欲しかったです。

政府が関係閣僚会議 西日本の大雨で
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO32736090X00C18A7CC0000/日経新聞2018/7/7

 菅義偉官房長官は7日午前の記者会見で、西日本から東日本の広い範囲で続く大雨の対応を巡り、首相官邸の危機管理センターに設置していた官邸連絡室を、対策室に格上げしたと発表した。
 菅氏によると、警察、消防、自衛隊が約4万8千人態勢で不明者の捜索活動などにあたっている。
 安倍晋三首相はこれに先立つ関係閣僚会議で「これまでに経験したことのない記録的な雨量となっている。事態は極めて深刻な状況だ」との認識を示し、被害情報の把握や人命救助に全力であたるよう指示した。