幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

洋菓子会社員の自殺、労災認定 チョコにつや出ず叱られ ”労災認定されたのに否定する会社こそが元凶では?”

2018-07-06 09:47:27 | 社会
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180705-00000079-asahi-soci 朝日新聞社7/5(木)
 洋菓子メーカー「ゴンチャロフ製菓」(本社・神戸市灘区)の社員だった前田颯人(はやと)さん(当時20)=兵庫県芦屋市=が2016年6月に自殺したのは、長時間労働や上司とのトラブルが原因だったとして、西宮労働基準監督署が労災認定していたことがわかった。母親の和美さん(44)と代理人弁護士が5日に会見し、明らかにした。

 会見によると、認定は6月22日付。前田さんは高校卒業後の14年4月に正社員として入社し、神戸市東灘区の工場でゼリーやチョコレートの製造にあたった。

 代理人が労基署から受けた説明では、15年9~12月に月81~103時間の時間外労働が認められた。また15年11月、製造したチョコレートにつやが出ず、大量の廃棄品が出た際に強く叱られるなど「上司とのトラブル」が複数回あったという。

 前田さんに受診歴はなかったが、こうした業務上の負荷が重なり、自殺の約半年前にはうつ病を発症していたと認定された。

 母・和美さんは17年9月に労災申請。申請によると、前田さんは特定の上司から継続的にパワーハラスメントを受けていたとされる。製造ラインの廃棄品が牧場に出荷されることから「また牛のえさ、作りに来とんか」と怒鳴られたり、退社の意思を伝えると「お前の出身高校からは採用しない」と言われたりした、と訴えていた。

 和美さんは会見で「パワハラも長時間労働も認められた。じわじわと弱らせられ、自死に至った。あなたが悪いんじゃないと息子に伝えたい」と話した。

 ゴンチャロフ製菓は「自死されたことは非常に残念。労基署がどういった事実を認定したか承知していないが、当社としては過重労働やパワハラの認識はなかった」とコメントした。(後藤遼太)

感想
労働基準局が認定したのに、「過重労働やパワハラの認識はなかった」とのこと。
泥棒して罪が確定したのに、「泥棒している認識はなかった」と言っているようなものです。
不服なら裁判を起せばよいのです。
そこまでの考えはなさそうです。
会社として、調査した結果も「過重労働やパワハラはなかった」との結論なのでしょう。

「認識していなかったこと自体が問題だった」と反省し、二度と起こさないようにしたいとコメントするのが真摯な態度だと思います。

ゴンチャロフ、甘いお菓子なのに、企業体質は苦いままであり、責任者自身に問題がありそうです。
ゴンチャロフのイメージが変わってしまいそうです。

電通も当初は「パワハラはなかった」との姿勢でしたが、世論から厳しい反発、公共団体から仕事の発注停止などがあり、態度を変えられました。

ゴンチャロフをよくするためには、国民の声や行動が必要なのでしょう。


「やばい老人になろう やんちゃでちょうどいい」さだまさし著 ”「やばい老人」の3条件!”

2018-07-06 00:44:44 | 本の紹介
・還暦の60歳では、「他人からの悪口なんてどうでもいい」という境地に達することができた。まさに、開き直りの境地だ。だからこそ、残りの人生を「おつり」と思えば、楽に生きていけるのではないかと考えたのだ。
 65歳になったいまは、どうあるべきか? これから先は「やばい老人」と呼ばれるような「じじぃ」になることを、どう楽しんでいくかに尽きる。

・「やばい老人」の条件は三つある
1)知識が豊富
2)どんな痛みも共有してくれる
3)何かひとつスゴイものを持っている

・年寄りの役目は若者の背中を押してやること

・「風に立つライオン」に、こんな歌詞を書いた。
 やはり僕たちの国は
 残念だけれど何か
 大切な処で道を間違えたようですね
日本の将来を危惧して書いたひと言なのだが。

・本書にご登場いただいた僕が今でも敬愛する「やばい方々」
 ・宮脇康平
 ・今里広記
 ・山本健吉
 ・山本直純
 ・森敦
 ・安岡章太郎
 ・井伏鱒二
 ・遠藤周作
 ・永六輔
 ・中村八大
 ・小沢昭一

感想
さだまさしさんは、”やばい老人”と上手く接して、多くのものを得て来られたんだろうなと思いました。
そして今は、その”やばい老人”として行動をされていくのでしょう。

他人からの悪口を気にしない。
この生き方をまずは実践したいと思いました。