海山散歩人

古希を過ぎても、ライフスタイルは変わりようもなく、ジタバタしながら生きている高齢極楽トンボのブログです。

「鎌倉殿の13人」所縁の地を散策してきました

2022-05-27 | 近隣散歩
NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の所縁の地を散策して来ました

鎌倉は隣り街で時々散策する街だけど、歴史を意識して散策するのは大河ドラマが興味を盛り上げてくれたお陰。

鎌倉幕府を意識して散策するのは二回目で、今回は悲劇的に滅亡した比企一族の菩提寺・妙本寺を参拝して、当時を思い描いてみたいと思った。

鎌倉駅東口から徒歩10分くらい


総門の右側の建物は、今でも幼稚園舎の一部として使用されていた。

境内は想像以上に広い


本堂には二つのルートがあるが、方丈門から入って階段を上るルートにした


帰りは坂道を帰ることに


登り切って本堂、寺務所などに出る


ここから少し上ると二天門に出る


神秘的で神々しい門を入ると広い境内に出て、予想以上の広さと神聖な雰囲気が漂っている。
今まで何回も鎌倉を歩いていて、こんなお寺があったとは少し感動ものだった。

正面に祖師堂が現れる


右奥に比企一族の墓がある


比企家は二代将軍・源頼家の乳母を務めた有力御家人(比企の尼としてよく知られている)で、三代将軍には頼家の子供・公卿を推したらしいが、頼朝と北条政子の子供・実朝が将軍職を継いだ。

鎌倉八幡宮の大銀杏に隠れて、公卿が実朝を襲い殺害した史実は有名な事件である。

ササっと検索して、一言でいうとこんな感じなのだが、歴史の登場人物は関わり方も多様で人数も多く、小生の拙い見識ではうまく表現できないが、北条政子は比企一族が気に入らなかったのだろうか。

この後に比企一族は滅亡して、北条氏が幕府の執権に就く。要は歴史的な家督相続争いが行われたということだろう。

祖祠堂前では幼稚園がダルマさんが転んだと動き回っている


歴史の悲劇を考えながら堂の廊下に座って、活発な子供達を見ていると不思議な世界に誘われるような気になる。

帰り道は坂道、紅葉の頃はどれだけ見応えがあるだろう


さらに足をのばして、北条政子が源頼朝の冥福を祈って建立したと伝わる安養院へ




近くの八雲神社


ぼたもち寺(常栄寺)


それぞれの社寺の所縁を検索すると、相当長くなるし中身が難しくなるので・・・・・すみません。

ここで小雨が落ちてきて駅に戻ることに、今回も今まで参拝したことのない観光ではマイナー(と思う)な寺社を巡ることができた。

鎌倉駅前でお疲れランチ


材木座や由比ヶ浜方面にも足を延ばしたかったが、次回の楽しみに取って置くことにした。

それにしても鎌倉の歴史的物語に改めて感動して、御朱印も頂きまくった。

以前、世界遺産への登録を目指していたが、あの時は遺産と土産屋等が共存し過ぎていると思ったけど、観光地域から離れた閑静な環境にある歴史遺産を見て歩くと、世界遺産登録への意欲・パワーが理解できました。

小生の中では、鎌倉に対する価値観が根本的に変わりました。


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