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コウノトリとトキ

2005年10月16日 | 自然回帰・コウノトリ

 15日の読売新聞に、コウノトリとトキの両方の記事が同時に載っていました。いずれも日本の野生種としては一度絶滅した鳥たちですが、国外からの移入や人工孵化に取り組む皆さんの努力が実を結び、少しずつその数を増やして来ました。
 そして9月24日、兵庫県豊岡市の県立コウノトリの郷公園で、野生復帰を目指し5羽のコウノトリが放鳥されました。絶滅種の再生は国内初で、人里での放鳥は世界でも前例がないそうです。
 一方、トキは2008年の放鳥を目指し環境作りをしています。その記事の中で私が興味を持ったのは、「ビオトープ」と「無農薬水田」の事です。いずれも生物が繁殖し、トキの餌場として期待されています。そして新宿の私達の地域にも、小さな小さな「ビオトープ」と「水田」が有ります。そこでは、オタマジャクシが生れ、トンボが訪れ、ヤゴが孵化しています。小さいけれど、生き物たちの棲む環境を観察し、大切にする事で、自然や環境を大切にする心を大きく育てたいものです。


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