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2016年 2月6日 台湾南部で地震、被災拡大の恐れ~経過と支援の動き。

2016年02月09日 | 自然・地震

 6.4の地震発生から日を追うごとに被害の拡大が報告されています。特に、台南市で倒壊した16階建てビルでは、地震発生3日目までに36人の死亡が確認されました。更に死者が100人を超える可能性があると報じられています。
 災害で生存率が急激に下がるとされる「発生から72時間」が、9日早朝に迫り、現場では捜索・救出活動が続けられました。 
 日本政府が現地視察のために派遣した、警察庁や東京消防庁職員によると、倒壊ビルの周りには、台湾各地域からの救助隊が700人ほどおり、救助人員は足りているとの報告がありました。また、資機材も豊富に備えられており、日本への救助要請は無いとのことです。
 台湾南部の地震を受け、港区にある台湾の対日窓口機関・台北駐日経済文化代表処には、被災者を支援したいとの申し出が相次いでいます。
 東日本大震災の被災者支援で、台湾からの寄付金は200億円を超えました。代表処には多くの支援の電話やメールが寄せられ、義援金を申し出る人もいます。代表処・広報部は「日本と台湾の絆の深さに感謝しています」としています。
 日本赤十字社は、8日夕、「台湾赤十字組織」への救援金受付を始めました。
 日本政府は8日、今回の地震災害や復旧・復興のため、台湾側に100万㌦(約1億1700万円)規模の支援を実施すると発表しました。
 
 地震発生から1週間経った13日現在、死者は113人になりました。倒壊した16階建てビル内には、なお5人が取り残されていると見られています。
 また、倒壊したビルの基礎部分に近いコンクリートの柱の中からは、サラダ油や塗料の缶が発見されるなど、「手抜き工事」の可能性を指摘する地元メディアもあります。       (資料:読売新聞)



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