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★セブ島の旅・其の15★ホテルに咲いていたゴクラクチョウカ

2013年04月24日 | ★旅行★外国
ゴクラクチョウカ属は単子葉植物ゴクラクチョウカ科の属の一つ。園芸では学名のカタカナ表記そのままストレリチアやストレチア(属)ということも多い。極楽鳥花、と漢字表記する。

特徴

南アフリカを中心に5種程度が分布する。花は鳥の頭のような形をしているものがある。また、葉が美しく観葉植物として栽培されるものがある。バード(オブ)パラダイス、とも言う。学名の「ストレリチア」は、植物愛好家であったジョージ3世の王妃の旧姓に由来している。

<ストレリチアとは>
自生地は南アフリカ南東部、インド洋沿いの暖温帯。一部、亜熱帯の乾燥地帯。
夏も涼しく、冬は霜が降りる寸前まで冷える地域だから、ストレリチアは熱帯植物ではありません。
1773年、バンクスにより、イギリスに紹介され、その花の珍しさ、美しさに国中が沸き返り、時の国王、ジョージ3世の皇后、シャーロット・ソフィア妃の実家、ストレリッツ家にちなんでストレリチアと命名されました。種名のレギネーはラテン語で王妃、または女王を意味します。

英語圏ではの通称は、バード・オブ・パラダイス・フラワーで、日本では極楽鳥花と訳されました。

極楽鳥とは、ニューギニア一帯に棲む鳥で、冠羽の色彩や、印象にこの花がよく似ているため命名されました。

この花の蜜を吸いにくるのは、美しいルリ色の鳥、サンバードという鳥で、鳥媒花の一種です。花の風変わりな形と色彩は、南アフリカ独特の風土や植生の中で、鳥たちの注意を引くための進化の結果であろうと思われます。
 ストレリチアは、南アフリカ共和国では国の花として愛されています。少しずつ知られるようになるにつれて、世界中にファンが広がっています。
<種類>
  小型種 レギネー ストレリチアを代表するほど、一般に知れれています。
ジャンセア 葉が退化して葉柄だけのように見えます。
大型種 ニコライ 5メートルから10メートルに育ちます。
花は白くて大きいです。
アルバ
コウダーダ











<育て方>
◇植木鉢
 地植え栽培では温室やビニール・ハウスが必要となるので、少量の場合は鉢植えとする方が移動が自由で便利です。
 苗のうちは4号鉢から6号鉢でよく、開花株では8号鉢から10号鉢。
 初めから大きな鉢に植えないで、1~2年おきに、じょじょに大きな鉢にゆるめてゆくのがよいようです。大きくなりすぎたら株分けして小さめな鉢にもどしてください。

◇用土
 土は何でも良いが、理想としては排水の良い赤玉土と腐葉土を半々に混ぜた用土がよいようです。

◇水やり
 ストレリチア自生地の降雨量は日本の1/3程度ですから、一度十分にやった後は、土の表面が白く乾くまで控えてください。ただし、夏の雨にはいくら当てても良いです。
 いつもじめじめ湿っているのを一番嫌います。やるときは十分に、あとは根に水を貯えていますので、水やりを忘れてしまうくらいでよいそうです。

◇肥料
 油粕、骨粉、その他の有機質肥料が無難です。化成肥料を連用するのは危険です。施肥の期間は春から夏に量は多めに、普通の植物の2倍くらいやっても良いそうです。

◇置き場所
 ある程度の寒さには耐えますが、霜に当てるのは禁物です。冬は室内の凍らない場所へ入れてください。冬は成長期ではありませんので、明るい室内程度でよいようです。
 冬でも花芽が伸びて開花が近い場合は、暖房のきいた室内へ入れて開花させてください。開花の適温は20℃から25℃です。夏は戸外に出して直射日光を当ててください。

◇開花期
 ストレリチアの花は夏は少なく、秋と春が多く咲くなど季節感が無く、周年開花します。花持ちが良いのもストレリチアの特徴で、1本の花が夏は1ヶ月、冬は3ヶ月も咲きつづけます。仏炎苞の中は、数輪の花がつまっていて、次々に開花します。3輪以上になったら古い花は取り去っていただき、開花が終わったら花茎と葉を同時に根元から切り取ってください。











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