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★沖縄料理★島らっきょう

2012年05月04日 | ★食べ歩き★
島らっきょう
沖縄の人にとって「島らっきょう」はなくてはならない野菜の一つ。島らっきょうとは、沖縄で栽培されているラッキョウのことを『島らっきょう』と呼んでいます。

一般的な食べ方は、塩でもんで「浅漬け」、丸ごと衣をつけて「らっきょう天ぷら」、他の野菜や肉と一緒に炒めて「島らっきょうちゃんぷるー」など、様々な副菜としておいしく頂けます。
強い香りとぴりっとくる辛み、シャキシャキとした食感が特徴です!
この香り成分アリシンには風邪や心疾患の予防、 殺菌作用、血液をサラサラにする効果があるといわれています。

しかし、らっきょうと言っても『らっきょうの甘酢漬け』のように食べるのではありません。
沖縄では、島らっきょうを生のまま、塩でもみ浅漬けにし、かつお節を振り掛けて食べられており、
本土のラッキョウよりやや小振りで独特の辛みがあります。
香りは島らっきょう独特の香りですが、一度食べるとクセになり、たまりません。
その他、土にも特徴があります。石灰岩が風化して赤くなった島尻マージという土壌で栽培されており、島尻マージは排水も良く、島らっきょうの栽培に最適です。

島らっきょうの特徴は、本土のラッキョウより小振りで、匂いもとても強烈です。
沖縄では、島らっきょうのチャンプルーや島らっきょうの浅漬け、島らっきょうのキムチ漬け、島らっきょうの天ぷら等、色々な食べ方がありますが、素材の風味を活かすため若いうちに収穫し、生のまま軽く塩を振って浅漬けにして食べるのが定番です。

沖縄の居酒屋では、ピリッとくる食感がビールや泡盛に格別に合う定番のおつまみ♪で大人気です。













沖縄産島らっきょうの種類は大きく分けて3品種あります。

1.伊江島産島らっきょう

島らっきょうの中でも一番初めに収穫期を向かえます。
他の2品種に比べて太くて長く、香りが強いのが特徴です。
ちょっぴり値段が高いブランド島らっきょう
2.八重瀬町産(下門さん)島らっきょう

沖縄本島南部の八重瀬町で島らっきょうを育てている農家さん(下門さん)の島らっきょうです。減農薬・有機栽培に取り組み、畑の雑草は全て手作業で取り除いて島らっきょうを大切に育てているこだわりの島らっきょうです。
下門さん島らっきょうは伊江島産と比べると若干細く短いのが特徴です。

3.原種の島らっきょう

とっても球根が小さい島らっきょうです。今では生産農家さんがほとんどいらっしゃらず、市場には出回りません(涙)残念ながら琉球本舗でも取り扱いが出来ない種類になります。

【島らっきょうの浅漬け】

らっきょうを軽く水洗いし、らっきょうの青い茎と根を切って、 塩(適宜)を振り、軽く塩もみをする。 冷蔵庫で1晩~2晩寝かせます。
寝かした島らっきょうをボールにうつし薄皮を取りながら 綺麗に水洗いをします。
おかかを振り掛け、お好みで醤油やポン酢をかけても美味しくいただけます。

【島らっきょうの天ぷら】

材料(4人分)/島らっきょう300g・衣(卵2個・水1カップ・小麦粉100g)油適量
らっきょうは青い茎と根を切り、表面の薄皮をむいて洗う。
水と卵2個をよく混ぜ合わる。
に小麦粉を加え、衣をつくる。
らっきょうに?の衣をつける。
170℃の油で揚げる。
塩をつけて食べると美味しくいただけます。



1.まずはじめに、島らっきょうの葉の部分を切り落とします。
2.島らっきょうの土を軽く洗い流し、根っこの部分を切り落とします。
3.根っこを切り落としながら、細い島らっきょうはそのままで、太い島らっきょうには、真ん中に切れ込みを入れます。(浅漬けにするので、塩が漬かりやすくなります)
4.島らっきょうに粗塩(適量お好みの塩加減で)を振り、軽く揉みます。島らっきょうをビニールや、タッパーに入れ冷蔵庫で浅漬けの場合、1日~2日ほど寝かせます。炒め物等に使う場合は、2~3時間が目安。
5.寝かした島らっきょうを水で洗い流しながら、薄皮を剥きます。擦るように水洗いをすると簡単に薄皮が剥けます。 ここまでが、下ごしらえです。 あとはお好みでおかか掛けて、醤油、ポン酢などをかけて食べます。


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