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★MOA美術館★

2012年05月02日 | ★美術館★
MOA美術館 (エムオーエー) は、静岡県熱海市にある私立美術館である。


日本・東洋の古美術が中心の美術館であり、財団法人エム・オー・エー美術・文化財団が運営している。

世界救世教の教祖・岡田茂吉(おかだもきち、1882年 - 1955年)の蒐集した日本・東洋の古美術品が、この美術館のコレクションの中心になっている。






開館の経緯
岡田は1952年(昭和27年)、箱根美術館を開設した。同美術館は現在も、日本陶磁器専門の美術館として箱根強羅にある。

岡田の没後の1957年(昭和32年)に、姉妹館として熱海美術館(のち「救世熱海美術館」と改称)が開館した。この熱海美術館は収蔵品の質・量に比して展示施設が貧弱であったため、新美術館の開館が望まれていた。岡田の生誕100周年にあたる1982年(昭和57年)を機に、現在のMOA美術館が開館した。「MOA」とはMokichi Okada Associationの頭文字である。

岡田を教祖とする世界救世教では、自然との共生とともに、芸術の美を享受することを重要な信仰上の柱としている。岡田の美術品収集は、太平洋戦争終戦後から没年の1955年までの短期間に集中的に行われた。MOA美術館の代表的収蔵品として知られる、野々村仁清『色絵藤花図茶壺』は、1955年、岡田がその死の直前に旧・長尾美術館から購入したものである。当時死の床にあった岡田は、茶壺入手の報せを聞いて満足そうであったという。

美術館は岡田茂吉が教団の聖地として箱根神仙郷と同時期に造園を始めた熱海瑞雲郷の敷地内に建設されており、救世神殿や救世会館などの諸施設が併設されている。敷地内にはその他、約360本の紅白梅を始め、桜、ツツジ(約40種類3,600本)、アジサイ、萩などが植えられ、季節の花を楽しむことが出来るようになっている。
エスカレーター - エントランスから丘の上にある美術館本館までは、長大な地中エスカレーターを乗り継いで上る。エスカレーターの壁面や天井は照明が刻々と変化し、色が変わるようになっている。エスカレーターの途中に「円形広場」があり、催し物などに使用されている。

ムア広場 - 本館前の、相模灘を望む広場。ヘンリー・ムーア(当館では「ムア」と表記)のブロンズ彫刻『王と王妃』が設置されていることからこの名がある。














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