ポーランドからの報告

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ウッヂ III

2006年10月15日 | 観光ガイド

ピョートルコフスカ通りを歩いていて頻繁に目にするもの、もうひとつ。

リクシャ(Ryksza)の名前で親しまれている、人力車です。銅像と並ぶウッヂのもう一つの名物で、ピョートルコフスカ通りを端から端まで走って、料金は2.5zl=約100円。とてもお手軽で便利なため、観光客だけでなく、地元の人にも愛用されています。

   

「リクシャ」の名前の起源は、もちろん日本語の人力車に由来します。日本では人力車など、実際に見たことも乗ったこともなかったのですが、こうして遠く離れた異国の地で目にすると、なにか感慨深いものがあります。

というわけで、今回ウッヂを訪れた記念に、私も早速このリクシャに乗ってみました。乗ってみると、思った以上のスピードで、トラム(市電)に乗っているのかと思うくらいの速さでした。かといって、ぐらぐらとゆれることもなく、とても快適でした。これだけがんばってもらって2.5zlでは悪いなと思い、4zl渡しておきました。

少し前までは、このリクシャといえばウッヂ名物でしたが、最近はクラクフの旧市街でも見かけます。人力車と人手さえあれば簡単に始められる商売なので、今後ほかの街でも増えてくると思います。


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