ポーランドからの報告

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ヨハネ・パウロ2世ゆかりの地を歩く ② ヴァドヴィツェ

2006年09月13日 | ヨハネ・パウロ2世

ヨハネ・パウロ2世の生まれ故郷、ヴァドヴィツェ(Wadowice)は、クラクフ西54kmの小さな街です。

ヴァドヴィツェの歴史は古く、はるか14世紀にさかのぼります。1430年にカジミエジュ1世により市町権(prawa miejskie)を与えられると、1489年までヴァドヴィツェ公国の首都として栄え、16世紀には手工業や商業が発達しました。街の見所は、大聖堂とヨハネ・パウロ二世の生家。ヨハネ・パウロ二世の生家は大聖堂のすぐ裏にあり、内部は博物館になっています。

 
 

世界中からカトリック信者が巡礼に訪れる街だけあって、その芳名帳の大きいこと!クラクフからの交通の便がよいことに加え、道中にもうひとつのカトリック巡礼地でユネスコ世界遺産のカルヴァリア・ゼブジドフスカ(Kalwaria Zebrzydowska)も経由できるため、ヴァドヴィツェとカルヴァリアの両方をクラクフから日帰りで訪問するコースが定番となっています。


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