大須賀筠軒(天保12(1841)年~大正元(1912)年)が、
明治25(1892)年に書き記した『磐城誌料歳時民俗記』(歴史春秋社刊)を
ひも解くこととします。
どうぞ、お付き合いください。
さて、『磐城誌料歳時民俗記』の旧暦10月1日の項には、
次のような記述があります。
朔日或ハ六日ヨリ十日間、浄土宗十夜念佛アリ。
これを現代的な表現に改めると、
次のようになるかと思います。
旧暦10月1日、あるいは10月6日から10日間、
浄土宗の寺では、十夜念仏が行われる。
ところで、「十夜念仏」という言葉を辞書で調べると、
次のような説明がされています。
浄土宗の寺で、
旧暦10月5日の夜半から15日の朝までの10昼夜の間、
絶えず念仏を唱える行事。
現在は10月12日の夜から15日の早朝までの
3昼夜に短縮されている。
京都の真如堂のものが有名。
お十夜、十夜法要ともいう。
明治25(1892)年に書き記した『磐城誌料歳時民俗記』(歴史春秋社刊)を
ひも解くこととします。
どうぞ、お付き合いください。
さて、『磐城誌料歳時民俗記』の旧暦10月1日の項には、
次のような記述があります。
朔日或ハ六日ヨリ十日間、浄土宗十夜念佛アリ。
これを現代的な表現に改めると、
次のようになるかと思います。
旧暦10月1日、あるいは10月6日から10日間、
浄土宗の寺では、十夜念仏が行われる。
ところで、「十夜念仏」という言葉を辞書で調べると、
次のような説明がされています。
浄土宗の寺で、
旧暦10月5日の夜半から15日の朝までの10昼夜の間、
絶えず念仏を唱える行事。
現在は10月12日の夜から15日の早朝までの
3昼夜に短縮されている。
京都の真如堂のものが有名。
お十夜、十夜法要ともいう。