Ambivalent Blog

e-Tetsuによる「アート」と「釣り」の生活誌

釣りの歴史は屈辱の歴史

2006-06-04 | ◆釣りバカ
思い起こせば、我が釣りの歴史は屈辱の歴史。
2年前の西伊豆「イカ持ってけ」事件。
1年前の城ヶ島「タイ持ってけ」事件。
釣れない我々に差し伸べられる数々の屈辱。
そして、前回は目の前でシマアジを釣り上げられ、かつ我々のタモ網を供せざるを得ないという事態が発生。未だ自分たちの魚を掬ったこともないのに。
さて、今回も歴史は繰り返すのか。
既に保守的な我々は、ホームグラウンドの城ヶ島は居島新堤である。



う~ん、風が強い。海も土色に濁っている。
既にいやな予感だ。
竿を出しても、風でしなってしまうほどだ。
ウキもどんどん流されて当たりが判らん。

ならば、いっそのことカゴ師作戦で行こう。
これなら当たりも判りやすいし、回遊魚が来ていれば儲けものだ。
カゴ師とは、夏の堤防によく出没するが、
カゴに撒き餌を詰め込んで、大型の投げ浮きをつけ、
堤防から遠くへ飛ばして釣る人のことである。
堤防で皆がひしめき合っている中、
カゴ師は突然ソーダガツオなどの大物を釣り上げ、
皆の羨望の的となったりする。
そのカゴ師になるのである。

しっかし、しばらく当たりは全くなく、
例によって筋肉痛にだけなって今日も終わるのか、
という不安が心をよぎり始める。
相変わらず風も収まる気配が無い。

とその時、浮きが消しこんでサオをグイグイ引っ張られるではないか。
あぁ、半年ぶりのこの感触。感激的な再会である。
いや、去年の8月末以来だから、10ヶ月振りだ。
ジワジワと魚を寄せてみると、
結構でかいし、
結構銀色。
しかも、面積が広い。
要は高級魚!! かも。

初めて活躍する我がタモ網。
掬い上げてみると、何とシマアジでないの。
これで、釣師の仲間入りでしょう。



その後も、アジ、サバ、イワシと青物づくし。
更にはメジナまでおまけで付いてくる。
午後は、ひたすらサバ、サバ、サバ。
かつては、喜んで持ち帰ったサバを、
なんと今日はリリースする余裕。
今日は竿がよくしなる。



しかし、8月末に大釣りしたとき
調子に乗って大島行きを計画して大敗。
以来、魚の養殖やってんのかと言うくらいに
ひたすら餌撒きに精を出してきた10ヶ月。
あまり調子に乗るのはやめときましょう。

でも、これだけ青物釣れれば、
寿司屋くらい開けんじゃないの?
いや、魚屋くらい開けんじゃないの?
いやいや、魚市場だって開けんじゃないの?

まぁ、次は3年くらい釣れないでしょう。





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7 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おめでとうございます。 (SW)
2006-06-04 14:08:42
そして、私はこのエントリに釣られましたw
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すばらしい (Kengo)
2006-06-05 10:54:47
屈辱をバネに・・・。泣かせますねぇ。T-T

返信する
すばらしい (Kengo)
2006-06-05 10:55:00
屈辱をバネに・・・。泣かせますねぇ。T-T

返信する
珍事。 (気象庁)
2006-06-06 11:27:18
めずらしいですね。

きっと雨でも降るでしょう。



そういえばもうすぐ梅雨入りですね。
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Unknown (e-Tetsu)
2006-06-07 00:28:23
何を言うか!!



でも、やっぱ珍しいか。

火山の噴火くらいはあるかもね。
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マーケットが活況な時は (やっぱり)
2006-06-07 14:20:06
腕は関係ないってことですね。
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Unknown (e-Tetsu)
2006-06-08 00:10:29
相変わらず失礼なコメントが多いな。

この日、シマアジを釣り上げたのは、この堤防でこの私だけだということを覚えておいてもらおう。
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