Ambivalent Blog

e-Tetsuによる「アート」と「釣り」の生活誌

企業がブログを使うとき

2004-07-04 | ◆ビジネス
法人向けのブログサービスや関連プロダクトが出始めている。しかし、こうしたコミュニケーション・ツールは、はやりで導入するものではないでしょう。コミュニケーション・ツールにはそれぞれの特徴があり、それが企業の戦略や文化にマッチするかの判断のもと行われないと、悲惨な結果を招くことになりかねません。

ブログであれば、個人を主体にしながら網の目のように情報連携のネットワークが社内に張り巡らされることとなりますが、逆にそれを管理することは難しく、効率性もある程度犠牲にしなくてはなりません。環境変動が激しかったり、創造力が中心的な命題である業界にはピッタリかもしれません。しかし、効率性で勝負する業界であれば、マイナスとなることもあり得ます。

法人向けブログなんて言われると、ちょっと飛びつきたくなりますが、あらゆる判断事は通常2面性があり、そのうちの一方は時代の雰囲気から無視されがちなものです。別にもう一面があるからやめろという話ではなく、仮にブログを導入するとしても、もう一方の側面を知って使うかどうかで、その効果は大きく異なるだろうと思うわけです。

しかし、先ほどはブログの特徴をあまりに簡単に書いてしまいましたが、その特性は2面どころではないですね。

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