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【DoCoMo】10月からトランシーバー通話開始

2005年08月19日 04時10分41秒 | DoCoMo
 NTTドコモは十五日、一定料金で通話が無制限になる携帯電話の音声定額サービスを十月から始めることを明らかにした。携帯電話に事前登録した人同士が、トランシーバーと同様の機能を使って交互に通話できるようにする。音声定額サービスは、PHS最大手のウィルコムと携帯電話三位のボーダフォンが実施しているが、国内最大手の導入で、料金値下げ競争が一段と過熱するのは必至だ。
 ドコモが開始する音声定額サービス「プッシュ・トゥ・トーク」(PTT)は、携帯電話に専用番号が与えられ、この番号を使って相手を呼び出す仕組み。トランシーバーのようにボタンを押しながら話し、終わったらボタンを離して応答を待つ。
 通常の携帯電話のように同時会話はできないが、三人以上でも同時交信できるため、家族間の連絡や、企業の社員向け一斉連絡など利便性は高い。
 欧米では、複数の通信事業者が同様のサービスを展開している。ドコモは実績のある米クアルコム製チップを搭載した携帯電話を十月に発売、国内サービスを始める予定だ。トランシーバーは、電波の届く範囲が限られるが、PTTは携帯の利用範囲であれば国内全域で通話ができ、通常の携帯電話としても使える。音声定額サービスをめぐっては、ウィルコムが五月に月額二千九百円を支払えばPHS端末同士がかけ放題になるサービスを始めたのに続き、ボーダフォンも家族間の無料通話サービスを七月に開始。このため、ドコモも月額料金は千-三千円程度と、競争力のある料金設定にする見通しだ。
 ドコモは定額料金で事実上、通話無制限にすることによって、電話がかかりにくくなる状況が発生することを懸念していたが、交互に会話するトランシーバー方式なら通話時間が抑制できるとみて新サービスの導入を決めた。
(産経新聞) - 8月16日2時47分更新

携帯「音声定額」、ドコモも導入 通話無制限 トランシーバー方式

 これは10月から発売になる専用端末だけでしか利用できないので、従来端末を利用するユーザーにはメリットがない。

 ウィルコムやボーダフォンの音声通話定額への対抗策なのだろうが、新しいトランシーバー通話のために専用端末を購入して、さらに月額のオプション料金をはらってまで使うユーザーがどれくらいいるか?未知数な部分が多い。

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